SAPとGEA社がIoT技術を活用して メーカー各社の業務効率向上を支援


2015年3月17日、SAPはGEA社と連携して、生産設備のコンディションのモニタリングと予防保全に取り組むIndustrie 4.0のプロジェクトについて発表しました。SAPは同社とともにこの数カ月間、生産設備およびエンジニアリング分野で蓄積してきた知識を、インメモリープラットフォームSAP HANAに反映してきました。

「GEA社は継続的なイノベーションを通じて、これまで確立してきた市場優位性をさらに強化し、発展させていくことを目指しています」と、同社のCEO、ユルグ・オレアス(Jürg Oleas)氏は語ります。「当社は、市場全体にテクノロジーの方向性を示す先駆者として、最先端の製品を提供します。今回の業務提携と最新のSAPソリューションによって、当社のお客様の業務プロセスにかつてない効率化を実現します」

GEA社は食品加工を始め、さまざまな加工製造業向けに生産設備やコンサルティングサービスを提供する世界有数の総合プラントサプライヤーです。SAPの予測保全ソリューションであるSAP Predictive Maintenance and Serviceを活用することで、同社のデカンタ型遠心分離機のパフォーマンスを最適化しようとしています。同社は製品の構造的な複雑性を解消し、業務効率性を向上することで顧客企業のコストを削減し、既存/新規市場の両方でさらなる成長に貢献することを目指しています。

SAP Predictive Maintenance and Serviceを使用することによって、GEA社のサービス技術者は、同社の顧客企業に設置された生産設備の状態をリモート監視し、普段とは異なる傾向や動作をリアルタイムで把握できるようになります。設備から得られるさまざまなデータは、SAP HANA Cloud Platformで提供されるIoTソリューション、SAP Predictive Maintenance and Serviceと、IFM Electronic社が提供するLine Recorder Agent Embedded(LRAE)アダプター1.0(SAPクラウドソリューションとの相互運用性が認定されたソリューション)によって収集されます。収集されたデータは、GEA社に導入されているSAP Business Suiteのビジネスデータが付加された上で活用されます。

GEA社は、SAP Predictive Maintenance and Serviceを活用してモジュール形式のサービスレベルアグリーメント(SLA)、可用性の保証、保険制度など、今までにない革新的なサービスを顧客に提供していく予定です。そしてSAPが提供する予測分析ソリューションが融合されることによって、同ソリューションの完成度はさらに高まっていき、長期にわたってGEA社の製品に柔軟性と革新性をもたらすことが期待されています。

SAP SEのCTOであるバーンド・ロイケ(Bernd Leukert)は「Industrie 4.0の登場によって、今後ますますセンサーデータを活用した新しいビジネスがメーカー各社から生まれてくるでしょう」と述べ、さらに次のように語っています。「製造工程にイノベーションを取り込む方法を模索し始めた企業は、確実に競争優位性を獲得できます。SAPとGEA社の業務提携の目的は、変化し続ける業界の要件にスムーズに対応し、顧客の期待を的確に満たす製品への需要をさらに高めていくことです。SAPはGEA社との協業を継続し、全世界のユーザー、機械、製品、サービスがつながることによって、お客様のリアルタイムな意思決定、顧客満足度の向上、顧客ロイヤルティの向上を実現していきます」

出典:SAP and GEA Collaborate to Help Companies Improve Operational Excellence with the Internet of Things 投稿者 Press Release

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