“プラットフォーム”へと進化するSAP HANAと技術者の今を捉える


Business people talking in office社内システムの開発者・技術者(以降、技術者と表現)を取り巻く環境が大きく変化しつつあります。クラウド、ビッグデータ、アナリティクス、IoT―。急速な技術の進化とともに、経営層や現場からの要求も高度化しているのではないでしょうか。社内の技術者に求められるスキルは、これまでのような既存の基幹システムやインフラの安定・効率運用という視点に加えて、ビジネス目標の達成を支援するあらゆる知見、ノウハウがより強く求められるようになってきています。

この記事では、社内システムの開発や運用はこれからどう変わっていくのか、その変化に適応するために考えておきたいポイントについて、SAPの視点から整理したみたいと思います。

複雑化したITランドスケープの限界

企業におけるITシステムは、過去数十年にわたり、個別最適されたテクノロジーを組み合わせることで業務上の課題を解決してきました。しかし、この個別最適は一定の成果をもたらす一方で、「複雑性」という新たな障壁をもたらしました。たとえば、データの取得および保管から分析、予測への活用という流れを考えると、従来の複雑なデータベースとシステム環境では、データベースの処理速度の限界などから、分析作業に先立って目的別のキューブやデータマートを作成することで対処せざるを得ませんでした。

しかしこのようなアプローチでは、経営層や現場から期待されるより高度な要求に応えることができません。彼らの要求は「特定用途に限定された分析軸かつ、社内外の膨大なデータを反映した、今すぐ使えるインサイト(洞察)」なのです。

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複雑性を排除するSAP HANAの設計思想

こうした複雑性を極限までシンプル化するソリューションとして、SAPはインメモリープラットフォームSAP HANAを提供しています。SAP HANAは、基幹システムを含めたあらゆるITシステムを1つのプラットフォームに移行・集約し、従来のあらゆるシステムの垣根を排除します。そして、データ分析の高度化はもちろん、システム改修も容易にします。このSAP HANAの設計思想こそが、SAPが追い求めるITランドスケープのシンプル化です。

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インメモリーテクノロジーについて、他社と比較されることが多いSAP HANAですが、前述したように従来のテクノロジーに付加する形で構築された他社の製品とは基本的な設計思想が異なります。市場投入から約4年が経過し、その位置付けはすでに「インメモリーデータベース」から「インメモリープラットフォーム」へと進化しています。

SAP HANAプラットフォームは、超高速なデータ処理を可能にするインメモリーデータベース機能に加え、OLTP(トランザクション処理基盤)とOLAP(情報分析基盤)の統合、データ仮想化技術であるスマートデータアクセス機能による他の情報ソース・情報システムとの連携強化、ビッグデータ分析に対応するカスタム開発アプリケーション、サードパーティのソフトウェアなど、あらゆる企業システムに対応できるプラットフォームとなっています。

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これからの技術者の立ち位置とSAP HANA

冒頭でも触れた通り、技術者に求められるスキルは確実に変化しています。社内システムの安定・効率運用を担保するべく、個別最適されたテクノロジーについての局所的なスキルの追求はこれからも求められますが、併せて経営層や現場からの要求に応えうるITランドスケープを実現するための、開発・運用スキルの習得も必須となってくるでしょう。さらに、一からのスクラッチ開発だけでなく、SAP HANAに代表される統合プラットフォームを使って何が実現できるか、というビジネス視点に立った取り組みや提案も重要となってくると思われます。

SAPでは、下記の日程でSAP HANAプラットフォームに特化する形で最新情報や開発・運用方法、さらに導入事例などをご紹介する国内初のテクノロジーイベントを開催します。セッションでは、SAP HANAの最新機能やロードマップ、SAP HANAプラットフォームにおける開発や運用手法についても解説する予定です。ご興味ありましたらぜひ以下からセッションへの参加をご検討ください。

~ 開発先駆者が拓くITの新時代・SAP HANAの祭典 ~

≪開催概要≫
【日時】2015年5月20日(水) 10:00~19:00 (受付開始 9:30)
【会場】ベルサール神田
【主催】SAPジャパンジャパン株式会社
【参加費】無料・事前登録制
【定員】300名
【詳細・お申し込み】  http://www.sap.com/japan/techjam/

≪プログラム≫
開発者、技術者向けイベントとしてその内容を吟味しており、従来からのSAP技術者のみならず、SAP HANA上でオープンな技術を活用して新たな価値創造を目指す方々にもお応えできるよう、また、SAP S/4HANAの技術情報も盛り込むなど、魅力あるコンテンツ満載となっています。

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