ソフトウェアベンダーのみなさまへ! 貴社製品の“見える化”機能はSAP Lumira におまかせください!


今回は、ソフトウェアベンダーの皆さまからよくお聞きする「データの“見える化”機能に関する製品開発のジレンマ」に対して、“SAP Lumiraを貴社アプリケーションに組み込む”ことで解決方法をご紹介します。

この20年でどれほど私たちの働く環境が変わったことでしょうか?

かつて海外進出といえば、大手企業の独壇場でした。しかし現在は、企業規模にかかわらず、中堅企業や中小企業も積極的に海外に販路を広げています。いわゆるグローバル化の渦中にあります。グローバルな競争環境で勝ち抜くためのカギの一つは、いうまでもなく「生産性の向上」です。これは既存の作業の時間あたり/コストあたり最大限の処理を行うということだけでなく、データを元にいかに迅速かつ的確に意思決定できるか、も含まれています。

私たちソフトウェアベンダー(ご存知のとおりSAPもSAP ERPやSAP S/4HANAを始めとするビジネスアプリ製品の開発をおこなっております。)も、お客様のこうした「生産性の向上」に貢献するのが大きな課題ではないでしょうか?そのために、効率よく業務を遂行するための、効果的な機能の拡張・開発を行なっていく必要があります。

“見える化”機能に関する製品開発のジレンマ

みなさんの日々の製品開発の中で次のような問題は起こっていないでしょうか?それは製品を拡張することで製品としての完成度を高め、顧客の生産性向上に努めているにも関わらず、顧客のニーズが多すぎるためにいつまでたっても完成しないという問題です。こうした問題を引き起こしているのが、アプリケーションが収集したデータを “見える化”する領域です。このデータの “見える化”領域については、作業の自動化と並んで、ビジネスアプリケーションの導入効果を定量的に計るうえで非常に重要な機能です。一方お客様にとっても、業種業態やビジネス戦略、オペレーションの仕方に応じて、思い思いの切り口でデータを分析し、日々の意思決定に役立てたいという要望が非常に多い領域です。しかし、ソフトウェアベンダーにとって、こうしたお客様のさまざまなご要望に対応することは、膨大な開発工数を必要とし、結果として莫大なコストが必要となってしまいます。

つまり、データの“見える化”領域は、ソフトウェアベンダーにとっても、お客様にとっても重要な機能であるにもかかわらず、実装をすべて製品開発で対応するには、お客様のニーズが非常に多く存在する以上、時間的にも企業体力的にもかなり大変な作業となり、最終的にはすべてのお客様の満足いく結果は得られない、というジレンマを抱えることになります。

SAP Lumiraを貴社アプリケーションの“見える化”機能として利用する選択

これまで見てきた通り“見える化”機能は非常に重要ではあるものの、無限とも言えるすべてのお客様の要求にベンダーが自社開発だけで応えるには、正直難しいといわざるを得ません。

では別の選択肢はないでしょうか?その選択肢とてオススメしたいのがSAP Lumira に“見える化”機能を任せてしまうということです。これはお客様が見たいデータの切り口ごとに、ソフトウェアベンダーがレポート機能をすべて開発するというアプローチではなく、お客様自身で好きなようにデータを分析してもらう仕組みを提供するというアプローチです。

SAP Lumira はSAPが開発したアジャイルBIツールです。“アジャイル“(=”俊敏な“)と言われる言葉の通り、さまざまなデータソースからデータを取得し、加工、分析およびビジュアル化(=グラフなどの図表を用いてデータを見やすくすること。たとえば、簡易ダッシュボードとして、現在の状況を直感的に把握することができるようなります。)することのできるデスクトップツールおよびサーバー機能から構成されています。

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このSAP Lumiraの持つ次のような特徴は、お客様が貴社のアプリケーションのデータをご自身で分析する仕組みとして導入する際には非常に大きな利点となりえます。以下に3つ代表的な利点を挙げます。

その1:さまざまなデータソースにノンプログラミングで接続可能

主要なDBMSをはじめとして、Excel やクリップボードにいたるまでのさまざまなデータソースに接続するためのコネクターを備えており、設定のみで容易にデータソースにアクセスすることが可能です。

その2:スクリプトすら不要でデータ加工、分析、ビジュアライズまで実現

接続したデータソースから“見える化”するまでの一連の作業(データ加工、分析、ビジュアル化に至るまでの作業)はスクリプトすら必要としません。GUIベースの作業だけで完結できるので、プログラム経験のない方でも、自由にデータ分析やビジュアル化といった一連の作業を行うことが可能です。

その3:個人利用から大規模の利用まで柔軟な利用形態

SAP Lumiraは個人での利用から数名規模のデータ共有、はたまた大規模組織の中での強力なデータガバナンス管理まで対応可能です。SAP Lumira Desktopは個人で利用するツールですが、SAP Lumira Server for Teamを用いて数名のチーム内で作成した分析レポートを共有することができます。さらにより強力なセキュリティなどが必要な大規模利用の場合は、SAP Lumira Server for BI Platform によって本格的なBIプラットフォームであるSAP BusinessObjects BI Platform と連携して強力なデータガバナンスを実現することも可能です。

(これらの特徴をはじめとしたSAP Lumiraの機能についてはこちらのブログ記事をご覧ください。)

このようにSAP Lumira を貴社アプリケーションに組み込んで、貴社のお客様自身でデータを分析して簡易ダッシュボードを作成する機能を提供するというアプローチによって貴社の抱える「“見える化”機能に関する製品開発のジレンマ」を解決する事ができます。

SAP Lumira をご利用いただく際のソフトウェアベンダーのメリット

SAP Lumiraを貴社アプリケーションに組み込む方法は、下図で示している通り、非常に柔軟性があります。貴社アプリケーションの必須機能として提供することも可能ですし、オプション機能として提供することも可能です。たとえば、貴社アプリケーションに既存のレポート機能がある場合では、オプションとして提供する方が良いかもしれません。この場合、既存レポートは原則的に定型的なレポートとしてすべてのお客様の必要なデータを見ることに活用いただき、SAP Lumiraはお客様自身が、自由にデータを分析して、簡易ダッシュボードをご自身で作成するためのツールとして提供することになります。

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このような形でSAP Lumira を活用いただいた際に、貴社にとってはいったいどんなメリットがあるのでしょうか?もう少し詳細に見ていきましょう。

メリット1:開発および機能拡張開発期間の短縮およびコストの削減

SAP Lumira を貴社アプリケーション製品に組み込むために特別な開発や改修は原則必要ありません。SAP Lumira Desktopはさまざまなデータソースのためのコネクターを用意しており、ノンプログラミングで接続が可能です。

また利用するユーザー規模と必要なデータガバナンスの要件に応じてSAP Lumira Server 製品群と組み合わせることで、個人用から、中小企業、大企業にいたるまでのさまざまなニーズを満たすことが可能です。こうした関連機能を活用することで、貴社アプリケーションの改修をいただく必要なく対応することが可能です。

こちらが重要なポイントですが、SAP Lumira を導入することでこれまで自社開発していたお客様の要求に基づくレポート機能の開発や拡張を行う工数を大幅に削減することが可能です。

メリット2:顧客のニーズを満たすことができ顧客満足度の向上

お客様固有の簡易ダッシュボードを作成するのは、お客様自身になります。SAP Lumira は、ITの経験のない方であっても容易にデータを分析しビジュアル化する機能をご提供するので、容易にお客様が必要とするデータを見つけることができます。(または貴社の提供した標準の簡易ダッシュボードを変更して、お客様固有の新しい簡易ダッシュボードを作成することも可能です。)これによって根本的な課題である「お客様の千差万別のご要望」にキチンとお答えすることができます。これにより貴社の顧客満足度を高めることにつながっていきます。

ここまで見てきた通りSAP Lumiraのご活用は、貴社のアプリケーション開発のための開発期間の削減、コスト削減および顧客満足度の向上貢献させていただけると考えております。

さらにSAP OEM チャネルをご活用いただくとさらなるメリットが!

SAP OEM チャネルからSAP Lumira を調達していただく場合には、より柔軟な販売モデルでのご提供が可能です。つまり貴社のビジネスモデルに即した特別な販売モデルでのご提供になりますので、さまざまな面で他のチャネルからご購入いただく場合より貴社のビジネスモデルに最適化されたご提供が可能になります。
(SAP OEM についての詳細は、こちらのブログ記事をご覧ください。)

事例: SAP Business One + SAP Lumira

SAP Lumira はすでにSAPアプリケーションのデータ分析および“見える化”機能として使用されています。このアプリケーションとはSAP Business One という中堅から中小企業向けのERPパッケージです。こちらは全世界で150カ国以上の国や地域において、47,000社以上のお客様にご利用いただいている製品になります。この製品の利用想定の企業規模は数名からというところからも分かる通り、ITの専門家がいない環境で用いられることを想定しています。

こうした利用環境の中で、お客様が自由にSAP Business Oneのデータを分析および“見える化”するためのツールとしてオプションとして提供をされています。データの取得から加工、分析およびビジュアル化までをSAP Lumiraだけで、特別なITの知識がなくても実現できるようになっています。まさにターゲットとなるお客様に最適なパッケージングとなっています。

まずはお試しください!

いかがでしたでしょうか?SAP Lumiraにご興味を持っていただけましたでしょうか?もし持っていただけたのでしたら、ぜひSAP Lumiraを実際に使っていただくことをお勧めいたします。SAP では無償で利用できるSAP Lumira Desktop Personal Edition をご提供しています。こちらはデータソースが限定されたものになりますが、SAP Lumira を利用する際の一連の手順を体験することが可能です。こちらのPersonal Editionの最新バージョンはSAP Storeで「0円にてご購入(=無料で利用)」することができるようになっていますので、ぜひお試しください。

https://www.sapstore.com/solutions/99008/SAP-Lumira

またSAP Lumira の使い方については、こちらのブログ記事よりダウンロードいただくことが可能です。合わせてご活用ください。

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