デジタルを考えてみよう②:デジタル社会におけるビジネス活動


SAP桃木です。こんにちわ。
「デジタル」についての複数回ブログ、今回は2回目です。デジタル社会における企業のビジネス活動について考えてみたいと思います。

デジタルを考えてみよう①:デジタル社会とデジタル化の価値
デジタルを考えてみよう②:デジタル社会におけるビジネス活動 <今回のブログ記事はコレ>
デジタルを考えてみよう③:デジタルビジネスフレームワーク
デジタルを考えてみよう④:デジタルビジネスにおけるSAP


②デジタル社会におけるビジネス活動

企業の内部よりも、社会のほうがデジタル化が進行している。

そのような環境の中で、最初にデジタル化の波の影響を受ける分野は4つあります。

Ⅰ. お客様との接点
Ⅱ. 調達先・仕入先との接点
Ⅲ. 従業員との接点
Ⅳ. 資産やモノとの接点

企業活動を非常に大雑把に見てみると、調達先・仕入先から材料を得て、モノや人を通じて付加価値を付け、お客様に価値(モノやサービス)を提供する、と捉えられます。その逆の流れで対価が支払われる。この4つの要素はこの流れの大きなところを捉えた切り方です。以下の図で、それぞれの接点における変化の傾向を示します。

4分野の図 ここからは、それぞれの接点におけるデジタル活用の価値を深掘りしていきたいと思います。

Ⅰ. お客様との接点

BtoBやBtoCなどビジネスの形態によってお客様との接点の姿は多様ですね。

BtoCは多くの方がお客様として経験を持っているので想像しやすいと思います。店舗の他にスマホアプリがあり、QRコードでデジタルと店舗を連携させるなどの取り組みが多くの企業が行っています。

BtoBの世界においても、お客様と直接お会いするだけでなく、リッチなWebサイトを構築したり、個別のお客様に適したパーソナライズメールを自動で送ったり、ビデオ会議や画面共有ソフトを使ってお客様に説明をしたりとデジタル活用が進んでいます。

展示会でデジタルサイネージを活用したり、来場者にバーコードを付けてもらい、来場者の動線を把握するなどのデジタル活用も体験されているのではないでしょうか。

オムニチャネル(ネットでもスマホアプリでも店舗でも)という言葉も昨年流行りましたね。

みなさま企業においても、お客様接点でさらなるデジタル活用の可能性があるのではないでしょうか?

Ⅱ. 調達先・仕入先との接点

急速に電子商取引市場の広がりを見せています。BtoC領域ではAmazonで買い物をする方も多いですよね。中国のAlibabaは11月11日の1日だけで1兆円以上の商取引が行われました。

BtoBの電子商取引市場も広がっており、年間100兆円以上が電子商取引市場で取引を行っています。この市場にはすでに100万社を超える企業が参加しており、汎用品(カタログ化できるような形の決まったモノ)だけでなく、個別カスタマイズ品の調達も行われています。

日本の企業の多くは、特定の調達先・仕入先と個別のEDI(電子データ交換)の仕組みを作るケースが多いです。

もし100万社が参加する電子商取引市場から調達すると、どれだけ速く安く調達できるようになるのでしょうか?

みなさま企業においても、調達先・仕入先接点でさらなるデジタル活用の可能性があるのではないでしょうか?

Ⅲ. 従業員との接点

とある政治団体はソーシャルメディアを通じて10万人を動員しました。

ある企業はSkypeなどIP電話ツールのビデオ会議機能やプレゼンス管理機能、画面共有機能を利用して在宅勤務が普通にできる環境にしています。

ある企業は全社員の目標をガラス張りにして、他の人が今年どのような目標を立て活動をしているのかを把握できるようにしています。

ある企業では社内SNS(ソーシャルネットワークサービス)を活性化し、社員が社内ブログを自由に書き、互いに「いいね!」や「バッジ」「表彰」を送りあい、多様な専門家を生み出し・見い出し、コラボレーションを促進しています。

ある企業では、一つのタスクを細分化し、細分化されたタスクを海外の安い人件費を活用してコスト効率を高めています。

従業員との接点においても、デジタル活用が進んできています。

みなさま企業においても、従業員との接点でさらなるデジタル活用の可能性があるのではないでしょうか?

Ⅳ. 資産やモノとの接点

自社の資産や、お客様先にお納めしたモノが、IoT(モノのインターネット化)の技術により、デジタル化されていきます。

お客様先にお納めした機器の状態、自社の資産の状態が手に取るように分かる。データが蓄積されてくるに伴い、状態の予測を行うことができる。さらに、それらのモノに対して指示を送り制御を行うことができる。

スマートフォンやそのアプリがバージョンアップして機能が追加されるように、ソフトウェアで性能や機能を向上することもできるかもしれません。

社会のデジタル化が進む中で、企業においても社会との接点からデジタル化が進んで行きます。


今回はデジタルビジネスについて考えてみました。次回は、デジタルビジネスを考える切り口としてデジタルビジネスフレームワークについて考えてみたいと思います。

デジタルを考えてみよう①:デジタル社会とデジタル化の価値
デジタルを考えてみよう②:デジタル社会におけるビジネス活動 <今回のブログ記事はコレ>
デジタルを考えてみよう③:デジタルビジネスフレームワーク
デジタルを考えてみよう④:デジタルビジネスにおけるSAP