成長企業がSAPのクラウドを選ぶ理由【株式会社NTTデータ様】

作成者:斎藤 広一 投稿日:2016年8月29日

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成長企業がSAPのクラウドでハッピーになられたご様子を短めのビデオとともにご紹介する『成長企業がSAPのクラウドを選ぶ理由』シリーズ、第ニ弾は株式会社NTTデータ様です。今回お話を伺ったのは、ユーザー部門として購買管理システムに携わってらっしゃる購買部の臼井様です。

 

NTTグループ主要子会社として情報サービス、データ通信やシステム構築事業をグローバルで展開されてらっしゃる株式会社NTTデータ様は、従来、自社開発された購買管理システムをお持ちでしたが、システム化されていたのは「見積もり取得後」のプロセスでした。外部(主にサプライヤー)との見積情報のやり取りは手作業で行っていたため、データの入力やチェックなどシステムとの連携部分にかかる多大な人的コストが負担となっていました。そこで、見積もり取得から契約締結までを一気通貫で電子化するするという目標を掲げ、その基盤として選択されたのがSAP Aribaでした。SAP Aribaは、市場のリーダーであるとともにグローバルなサプライヤーネットワークを持つ点を高く評価いただきました。【課題、選定の決め手編:1分40秒】

 

本稿執筆(本ビデオ撮影)時でNTTデータグループ内の約2万人のユーザーがSAP Aribaを活用されています。物品購入や業務委託など同社が取り扱うほとんどの間接材、直接財の調達・購買取引でSAP Aribaが利用されており、購買部門のコスト削減に大きく貢献しています。さらに、発注までのリードタイムの短縮や各種データメンテナンスの簡略化、その他購買業務における効率化や標準化が進みました。また、会計システム(SAP ERPを使用)との連携も実現されている点も、今回のシステムの特長です。【導入効果編:1分50秒】

 

ビジネスの特性上、業務委託契約が購買契約の多くを占めるNTTデータ様では、最大限の効果が出るようSAP Aribaをカスタマイズし、段階的な導入を進めました。また、プライベートクラウド上に構築済みだった基幹システムとSAP Aribaの連携はPunch In機能を使って実装上の課題をクリアしました。今後は、基幹システムの刷新やSAP Aribaのさらなる活用範囲拡大を検討されてらっしゃるそうです。【導入のツボと今後の展望編:1分27秒】

 

フルバージョンのビデオは以下からご覧いただけます【4分58秒】

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