成長企業がSAPのクラウドを選ぶ理由【株式会社ユアソフト様】
作成者:斎藤 広一 投稿日:2016年11月25日
成長企業がSAPのクラウドでハッピーになられたご様子を短めのビデオとともにご紹介する『成長企業がSAPのクラウドを選ぶ理由』シリーズ、その第三弾は、株式会社ユアソフト様です。お話を伺ったのは、同社営業部門の責任者であると同時に今回のSAP Hybris Cloud for Salesの導入責任者である小林様です。
ユアソフト様は、三井金属鉱業株式会社様のIT子会社として国内外の三井金属グループ各社のIT化を推進される一方で、古くからSAP ERPの導入・販売パートナーとしてSAPと深い協業関係にありました。三井金属グループにおけるSAP ERP導入、運用のノウハウをテンプレート化し、グループ外の200社以上ものお客様へビジネスを展開されて来られました。そんなユアソフト様ですが、営業支援系のツールとして使っていた一般的なSFA(Sales Force Automation)が案件ごとの管理しかできず、また、バックエンドの基幹システム(SAP ERP)とも連携が取れないなど、機能的な限界に直面していました。そこで、より包括的で柔軟なシステム導入を求め、「それさえ見ればすべてわかる」CRM(Customer Relationship Management)システムの構築を目指し、導入検討プロジェクトがスタートしました。【導入前の課題編: 2分17秒】
新シスムの検討にあたってユアソフト様は3社のクラウド型CRMを検討されました。検討のポイントは、CRM単体としての機能比較だけでなくバックエンドのSAP ERPとの連携も重視し、最終的にSAP Hybris Cloud for Salesが選定されました。特にERP連携の部分では他社クラウド製品がデータ変換をともなう仕様である一方で、SAP Hybris Cloud for SalesではSAP HANA Cloud Platform, integration serviceを活用することによりプログラミングをすることなくリアルタイムのデータ連携がとれることが、選定の決め手になりました。
実際の導入では、当初の目論み通り3ヶ月ですべての導入が(ERP連携含む)完了しました。また、目指していた「CRMを見れば全てがわかる」システムも実現され、営業活動、顧客エンゲージメントの効率と質が格段に向上しました。ユアソフト様の新クラウドCRMシステムの実現機能と範囲、その効果については、ぜひビデオをご覧ください。【選定理由と導入効果編: 4分06秒】
ユアソフト様の導入されたSAP Hybris Cloud for Salesシステムでは、起動時に表示されるダッシュボードを通じて自身の案件、顧客に関する情報のみならずチームのタスクやアポイントメント、その他各種の数字情報を網羅的に確認することができます。また、優れたレポート機能によって数値把握と分析が格段にしやすくなり、従来は感覚値でしかつかめなかったものが数値として明確に客観的に把握できるようになった(=気づかされた)という点も、重要な導入効果のひとつです。
今回の導入とその効果を受けて、三井金属グループ内の営業推進の統一基盤として今後も利用範囲を拡大していくとともに、SAP ERPビジネス同様、SAP Hybris Cloud for Salesのリーディングパートナーとして他社への提案、導入活動を進めていくご予定とのこです。【活用シーンと今後の展望編: 3分18秒】
フルバージョンのビデオは以下からご覧いただけます【9分32秒】