Slack と Concur を組み合わせて出張・経費精算をもっと便利に

作成者:柿野 拓 投稿日:2017年3月22日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スマホの普及でネット利用人口は爆発的に増えましたが、ネットサービス提供側から見ると、異なるネットリテラシーの人たちへの対応が必要となります。

そんな中、「対話」というシンプルなやりとりで最近脚光を浴びているテクノロジーが、 ボット(Bot)です。iPhoneユーザーであれば、Siriがおなじみですね?わかりやすく表現すると、ユーザーが発するトリガーをきっかけに、自動化されたタスクを実行されていくアプリケーションのことです。

例えば「明日の東京の天気は?」とユーザーが問いかけると、ボットが天気予報のウェブサービスから情報を拾い、「明日の天気は晴れ、最高気温18℃、最低気温10℃です」と返答します。

コンカーの研究開発部門である Concur Labs は、この対話型インタフェースを出張や経費管理の世界でどのように役立てることができるか、研究と実用化を進めてきました。ユーザーに必要な体験を探るため、Concur Bot for Slack のベータ版を今回発表しました。

グループメッセージングやファイル共有などの企業向けサービス Slack は、リリースから3年で1日当たりアクティブ・ユーザー500万人、うち有料ユーザー150万人となり、旧来型のオンラインコミュニケーションを大きく変貌させており、国内でも急速に導入が進んでいます。

今回発表された Concur Bot for Slack では、ユーザーが Slack で、出張の計画や経費管理についてリクエストや質問をメッセージで送ると回答が返ってきます。知りたい情報を直感的なメッセージ送信で即座に知ることができたり、日々使う Slack 上の投稿だけでシステムへのデータ入力が完了できるユーザー体験は、一度体験すれば必要不可欠なものとして定着するはずです。

Concur Bot for Slack がやってくれること

※注意: 英語環境で動作確認をしており、Concur Technologiesからの発表をそのまま伝えたものです(2017年3月1日現在)。

Slack 上で Concur Bot for Slack を連携すると、以下のように日々の経費精算や出張計画がカンタンになります。

  • 領収書をイメージを登録: 領収書のイメージを @concur に送ると、あなたのConcurアカウントにその領収書イメージをアップロード

  • 経費レポートを一覧を入手: @concur に「report summary」(レポート概要) と投稿すると、ボットがあなたの経費レポートの一覧を Slack 上に返し、確認できます。
  • カンタン経費登録: シンプルな経費であれば、例えば「expense $15 for Uber」(Uberで経費15ドル)と投稿すると、ボットが自動的に経費明細をあなたの Concur アカウントに登録します。
  • 出張旅程の参照: 「itinerary」(旅程)または「trip details」(出張詳細)と入力すると、現在予定されている自分の出張計画が Concur から読み込まれ、Slack 上であなたに返されます。

まるで、あなたの経費精算や出張手配を手伝ってくれるアシスタントさんのようですね!

現在はプライベートベータ版でプロトタイプのボットです。Concur Labs では今後もお客様の体験を継続的に改善するため、フィードバックを収集、分析していきたいと考えています。

参照> Collaborative design sprint leads to new bot for Slack [Beta] (英語)

付加価値を全く生まない経費精算や出張手配などの超間接業務はしない、または徹底的に楽にすべきだと思います。これらのITツールを活用することで日本企業の「働き方改革」にも寄与することは間違いありません。

業務上の細かいムダをなくし、社員みんなが気持ちよく働ける社会にしていけるといいですよね!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

連記事

  • 請求書の電子化とは?請求書のために会社にいかなくても良くなるってホント!?

    働き方改革やテレワーク推進のため、証憑類の電子化に注目が集まっています。なかでも、請求書は紙での承認フローやファイリングによる7年の保存義務など煩雑でアナログな作業が必要であり悩みの種。何とかしたい!とお思いの皆様も多いのではないでしょうか?今回の記事では、請求書の電子化の概要とメリット、及び業務のbefore/afterをご紹介します。

    続きを見る

  • 日本企業の不正のリアル。その傾向と対策とは?

    あの有名企業に巨額の不正会計が発覚と聞いても、あまり驚かない時代になりました。それほど企業の不正・不祥事は巷にあふれています。
    「不正と聞くと、莫大な額の横領といったイメージがあるかもしれませんが、会社役員といった職階にある人ではなく、ごく普通の社員が関与している場合も多々あります」と語るのは、株式会社エスプラスの代表取締役を務める辻さちえ氏です。
    辻氏は、内部統制を進める企業のコンサルティングを担当する傍ら、不正会計をテーマにした企業向けのセミナーも多数開催しています。不正防止のプロとして、見聞きした企業の現状。そして、不正を防ぐために企業はどうすればいいのか。その対策をうかがいました。

    続きを見る

  • 大前研一氏がコンカー本社に訪問「先進企業はクラウド出張経費ソリューションを続々採用している」

    経営コンサルタントの大前研一氏が主宰する向研会の76名の皆様が「Pacific Northwest に学ぶ地方再生」と題し、バンクーバーとシアトルの政府、主要企業を訪問するツアーを開催しました。シアトルではワシントン州政府、シアトル市、スターバックス、マイクロソフトなどとともに Concur Technologies(コンカー)に訪問しました。

    続きを見る

SAPからのご案内

SAPジャパンブログ通信

ブログ記事の最新情報をメール配信しています。

以下のフォームより情報を入力し登録すると、メール配信が開始されます。

登録はこちら