ワークスタイル変革時代、スキル養成方法をどう変えるべきか?従業員のパフォーマンスを最大化するソリューション SAP Workforce Performance Builder (SAP WPB) シリーズ(1)


急速にデジタル化が進む現代、従業員の業務効率を向上させ、より良いワークスタイルを実現するために、「従業員のスキル養成」は経営者の重要課題です。

SAPエデュケーション では、これまで長年にわたりSAPユーザ様のSAPシステム「定着化」をご支援してきました。その実績から、今回は、SAPシステムを利用する、いわゆるオフィスワーカーだけでなく、たとえば、店舗の販売員やホテルのスタッフなどを含む、企業のあらゆる従業員のパフォーマンスの最大化を支援するソリューションをご紹介いたします。

世代間のギャップ

まずは、従業員のパフォーマンスを最大化するために、育成者が考慮すべき、世代間のギャップについて考えてみましょう。

言うまでもなく、企業には50代~60代シニア世代から、ミレニアル世代またはデジタルネイティブとも呼ばれる比較的若い世代まで、様々な世代の従業員が一つの組織の中で働いています。この幅広い世代間では、価値観だけでなく、嗜好、コミュニケーション手段や学習方法など、あらゆるものが異なっています。

例えば、すこし前までは、学習のテキストと言えば、紙媒体が当たり前だったものが、現代では、それらはデータ化され、動画コンテンツまで存在します。かつて英語の学習には必須だった、分厚くて重たい辞書を苦労して持ち歩いたのは過去の事、今は、軽量の電子辞書どころか、これも不要で、素早く気軽に検索できるスマートフォンが辞書代わりになる時代です。WPB1_1

70:20:10 学習モデル

次に学習モデルの変化について考えてみます。変革の時代では、この学習モデルも当然のことながら変化します。WPB1_2

皆様は、学習と能力開発のモデル「70:20:10の法則」というのを聞いたことがありますか?この70:20:10 モデルの原典は、 Michael M. LombardoとRobert W. Eichingerによって書かれた”The Career Architect Development Planner”になりますが、人材開発において70%は経験から来るもの、20%はメンタリングや人から来るもの、10%が研修や教育から来るものという比率を表しています。

もう少し詳しく説明すると、70%は経験を積むということによって習得するもの。業務の中で従業員がトライ&エラーを繰り返すことで習得するものです。成功を経験することで習得することができる一方で、成功しないと習得することができないため、学習者によって習得するタイミングやスピードが異なるという弱点があります。学習提供者が十分に考慮しないといけない落とし穴です。20%は先輩や同僚からの知識です。最近では、FacebookやSNSからの情報などもこれに該当します。そして、残りの10%がいわゆる集合研修を代表とするオフィシャルな研修です。

学習モデルの変化

これからの学習モデルは、この70:20:10を踏襲した上で変化する必要があります。

WPB1_3上のスライドは、左側が従来からの、また右側がこれから変わるべき学習スタイルを表しています。

これまで一般的に、新しい仕事を開始するためには、必ず事前に集合研修による学習が行われていました。2-3週間程度の缶詰式の研修を経て、いよいよ現場での仕事がスタートしましたが、これからは、世代間のギャップや70:20:10の学習モデルを考慮した、新しい学習スタイルが求められます。と言っても、集合研修が全てなわけではありません。

これからも10%の集合研修は必要です。ただしこれまでのような長期にわたるものではなく、2,3日程度の短い研修です。数日間の研修後は、すぐに現場で仕事をしながら、隙間の時間を活用し、必要な時に必要なだけ学習できるe-learningなどを取り入れた、ブレンドラーニングという柔軟な新しい学習方法が必要になってきます。実際に、現在会社従業員は、業務以外に覚えることが非常に多岐にわたるため(例えば、勤務管理システム、経費の精算など新システムが導入される度に必要な学習から、コンプライアンス順守のための学習など、)すべてを集合研修で実施するのには、もはや限界があります。

SAP Workforce Performance Builder (SAP WPB)

SAP Workforce Performance Builder (以下、SAP WPB)は、時代の変化、世代間のギャップなどを十分に考慮した上で、従業員のパフォーマンスを最大化するためのソリューションです。

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SAP WPBは、3つの特徴として、

・クイックオーサリング

・コンテンツ一元管理と公開

・クイックアクセス

があげられます。

研修内容も種類が非常に多い中で、誰もが簡単にコンテンツを作成することができる、ということは非常に重要です。SAP WPBでは、業務プロセスやシステムの操作手順書などをクイックに作成可能ですが、クイックオーサリングでは、簡単に作成できるだけでなく、その品質も、誰が作成してもほぼ同じものであることを保証します。

また作成したコンテンツは、アクセスしやすいように、業務ごとにフォルダ構造を階層化して一元管理されるため、さまざまなデバイスからアクセスが可能です。

そして、もっとも重要なのは、これらのコンテンツに素早くアクセス可能であることです。SAP WPBでは、このクイックアクセスがしっかりと考慮されています。

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例えば、デスクトップアシスタント&ナビゲーター機能では、ソフトウェア操作中に、操作しているアプリケーションと画面をもとに、適切なヘルプをプッシュで知らせてくれたり、操作しているアプリケーション画面上に操作ナビゲーションを表示し正しい操作をナビゲートしてくれます。またSAP WPBでは、コンテンツをQRコード化することができるため、例えば、マニュアルを検索することなく、必要なコンテンツに直接、素早くアクセスすることを可能にします。

このように、SAP WPBは、従業員のパフォーマンスサポートに徹底的にフォーカスし、設計された製品です。

WPB1_6ワークスタイル変革時代、スキル養成方法についてお悩みのお客様は、SAP WPBで解決してみませんか?SAP WPBに関するご質問は、SAP エデュケーションジャパンまでお気軽にご相談ください。

次回のブログでは、SAP WPBの機能について、もう少し詳細にご紹介します。お楽しみに!

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