世界の最新デジタルトランスフォーメーション成功事例から見えてくること

作成者:佐藤 恭平 投稿日:2018年6月22日

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今や「デジタルトランスフォーメーション」という言葉を検索すると、30万件に届こうかというほどの記事にヒットします。

弊社内でも、この言葉を聞かない日はありません。しかし、弊社では単にSAP S/4HANAやSAP Leonardoといった弊社最新ソリューションをお使いいただくことのみを切り取って、デジタルトランスフォーメーションと呼んではいません。

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今、私たちのお客様が、弊社とのタッグによりデジタル技術を用いてそれぞれ掲げた経営目標を実現しています。

IR4.0やIoTといった用語が世に現れた頃には、ケーザー・コンプレッサー、ジョン・ディア、ハーレーなどがお馴染みになりましたが、昨年・今年にかけて新たに多くの成功事例が公開されました。それらには以下の特徴が見られます。

  • 誰が:大企業のみならず中規模・小規模企業、さらにはNGO・NPO
  • 何を:製造業のみならずサービス業
  • グローバルの視野で:先進国のみならず新興国
  • 誰に:最終受益者にもフォーカス
  • どうやって:企業収益とともにより強く社会的意義やサステナビリティーを重視

もはや先進事例は、デジタルによるデータの民主化というコトバに表れるように、グローバルにどの業界からも見出すことができます。

それぞれのお客様が、より効率的なビジネスオペレーション実現のために、競争を勝ち抜くだけでなく競争そのものを革新するために、さらには企業価値を行動に変え人々の生活を向上させるために、デジタル技術をフル活用しています。

ただ、残念ながら日本企業の経営におけるデジタルトランスフォーメーションへの意識はまだまだ国際比較をした際に希薄であることは、IDCなどの調査などでも明らかになっていることも事実です。

このブログでは、既存の業界枠を超えさまざまなデジタル技術活用事例を俯瞰していただくことを意識しました。個々の成功事例は弊社においてThought Leadershipを担うインダストリーバリューエンジニアメンバーからお伝えすることで、デジタルトランスフォーメーションの今を発信し、日本企業におけるデジタルトランスフォーメーションの加速化のきっかけになることを目指します。

今回ご紹介する事例からの示唆をいくつかのカテゴリーに分けてみました。今や業界の垣根こそが阻害要因であり、先入観のない目で見ていただければ幸いです。

読者の皆様からのフィードバックを心からお待ちしています。

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