モバイルアプリ特集③:客先での商談を効率化! 営業力をアップするモバイルアプリ活用術


SAPがアプリケーションストア経由で提供するビジネス向けモバイルアプリ特集第3回は、外出機会の多い営業担当者向けアプリを2本、在庫や予約情報をリアルタイムに確認する「SAP Material Availability」と、取引先のお客様情報をいつでもどこでもチェックできる「SAP Customer Briefing」を紹介します。

前回まではこちら
モバイルアプリ特集②:保全、アフターサービス業務の品質アップと効率化を実現するモバイルアプリ活用術
モバイルアプリ特集①:SAP ERPとの連携で会計業務を効率化するSAPのモバイルアプリケーション

モバイル端末からSAP ERPの在庫と納期情報を確認してその場で発注予約

お客様との商談がスムーズに進むと、その場で契約のチャンスがやってきます。しかし、在庫や納期の回答を素早く出せなければ、せっかくのチャンスをフイにしかねません。こうしたケースに有効なモバイルアプリが、SAP Material Availabilityです。商談中リアルタイムにSAP ERPにアクセスしてお客様が要望する商品を検索し、在庫情報や納期情報を即座に確認することができます。晴れて注文となったら、その場で注文予約を確定。時間をかけずにサクサクと商談が進み、確実な納品を約束することで、お客様の満足度向上につながるというわけです。

例えば、皆さんが電気製品を扱うメーカーの営業担当者で、小売りチェーン店の担当者と商談を進めるシーンを考えてみましょう。常に人気商品の在庫を確保し、販売機会を逃さない努力をしている小売りチェーン店にとって、在庫の確実な確保と納品スピードは最優先事項です。

従来の環境では、営業担当者がその場で受注センターやオフィスの営業事務担当者に電話をかけたり、モバイルPCからメールを送ったりするなどして連絡を取り、SAP ERP内の情報を確認してもらう必要がありました。急を要する商談の場合や、事務担当が外出しているケースでは、営業担当者自らが直接工場や倉庫などに連絡し、在庫の確保に走り回っていたことも少なくありません。

ところが、こうした時間のロスがチャンスを逸したり、お客様にストレスを与えたりすることにつながることも事実です。SAP Material Availabilityを活用すれば、iPhoneからその場で在庫や納期が確認できます。使い方も簡単です。まずアプリを起動したら、商品名または商品コードの一部を入力して検索するし、商談相手と商品の数量を指定すると、SAP ERPの情報をリアルタイムに検索して対象商品の在庫状況と、納品までの日数、取引先に応じた価格設定情報などをiPhoneの画面上に表示します。その情報をもとに商談相手へ提案し、発注ということになれば、その場でアプリの在庫の予約ボタンをタップして完了です。

モバイルアプリによる操作は予約まで。あとはオフィスに戻ってから、改めて予約情報を確認しながら見積書を作成したり、本受注の処理をしたりするだけです。大切なお客様を逃すことなく、お客様満足度も向上させるSAP Material Availabilityは、販売機会を逃したくない企業の売上確保に確実に貢献します。

得意先訪問前にお客様情報をiPadでチェックしてスムーズに商談

営業担当者が、お客様と適切なリレーションシップを築くためには、相手のビジネスやキーパーソンの最新情報、過去の商談履歴などを把握し、ニーズに合った提案活動を行う必要があります。

とはいえ、複数の案件を日常的に抱えている営業担当者にとって、すべてのお客様の情報を完璧に頭に入れておくことは不可能といってもいいでしょう。最近はモバイルPCにさまざまなファイルを保存して持ち歩くケースも増えていますが、機動力やセキュリティを考慮すると決して万全とはいえません。

こうしたケースで威力を発揮するモバイルアプリが、顧客管理に特化したiPad専用の「SAP Customer Briefing」です。iPadから顧客管理ソリューションのSAP CRMにリアルタイムにアクセスし、過去から今までの商談状況、キーパーソンの人物情報、売上情報の推移、最新のWebニュースなどが瞬時に確認でき、お客様との会話の話題にもなります。

例えば、前任者から引き継いだ案件の場合、お客様の詳しい情報を完璧に把握できていない状態で訪問しても、十分な商談や提案ができない恐れがあります。ところが、iPadにSAP Customer Briefingをインストールして持ち歩けば、お客様訪問前の移動中のタクシーや、出先のカフェなどからいつでも最新の情報が確認でき、商談がスムーズに進む可能性が格段に高まります。

アプリを起動して、見たい顧客名をタップするとダイヤル式のメニュー画面を表示します。そこには「会社概要」「ニュース」「業績」「案件」「リレーションシップ」「キーパーソン」の情報が並んでいます。ダイヤルメニューをスクロールし、見たい情報を正面に表示すると、画面の右側に関連情報が現れます。

例えば、「案件」を選ぶと、過去1年間の受注案件、見込案件、失注案件をトータル金額と共に表示。案件詳細で、競合他社や活動の情報、営業チームなどが確認できます。「リレーションシップ」を選ぶと、警告案件、過去の提案資料の文書ファイル、相手の主なチームメンバーとの通信履歴、文書交換などが確認できるので、前任者からの引継ぎが十分でなかったとしても商談がスムーズに進むはずです。「キーパーソン」を選べば、登録済みの主要担当者を表示し、さらに対象となる人物をタップすると、詳細プロフィール、映像、写真などが確認できるので初対面の相手でも安心です。


案件


リレーションシップ


キーパーソン


業績

商談をスムーズに進めたい時には、業績情報やニュース、会社概要が役に立つでしょう。特に、業績情報ではお客様の製品別、サービス別、分野別の収益を、月次、四半期、年次別にグラフで表示するので、提案のタイミングを見誤ることもありません。こうした情報はiPad本体に蓄積されることもなく、セキュリティ対策は万全です。情報戦略が欠かせない今、顧客とのリレーションシップを高めるSAP Customer Briefingは効果的なアプリといえます。

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