SAPは“モバイル”で何を実現し、何を目指しているか


はじめまして。SAPジャパンの井口と申します。
ビジネスにおけるモバイル活用が拡大の一途をたどり、そのスピードは加速するばかりです。このブログでは、こうしたモバイル化の潮流に対応すべく、SAPが提供する最新のモバイル ソリューションについて、ご紹介させていただきたいと思います。
今回は第1回目ということで、SAPは“モバイル”で何を実現しているのか、何を目指しているのかをご説明したいと思います。

モバイルに関連した2つの発表

既にご存知の方も多いと思いますが、最近SAPが発表した2つの取り組みがあります。
SAP、Sycloを買収、エンタープライズのモバイル化においてリーダーシップをさらに拡大(4/19)
SAP、モバイルアプリケーションの開発者にオープンな環境と選択肢を提供(4/18)

1つ目のリリースにあるSycloは、モバイルアプリケーションベンダーの世界的大手として、電気、ガス、水道、石油ガス、ライフサイエンス、製造業などの業界において圧倒的な実績を誇ります。Syclo買収により、SAPが推進するモバイル戦略はさらに加速します。
2つ目の内容は、SAPはAdobe、Appcelerator、Senchaとの協業によって、ユーザーにSAPのモバイルプラットフォーム上で効率的かつ高いコスト効果でアプリケーションを開発するための、オープンな開発フレームワークを提供することについて合意したというものです。

企業のモバイル化をトータル的に支援するSAPモバイルソリューション

これら直近のリリースが示す通り、この数年、モバイル分野に大きく注力するSAPでは、単なるツールだけではなく、企業のモバイル化をトータルに支援するソリューションとエコシステムを提供しようとしています。
SAPが考えるモバイルソリューションを図に示すと、以下にようになります。

2つの発表にもあった各種協業や買収を含めたモバイルプラットフォームの提供によって、何百万人ものモバイルアプリケーションの開発者がネイティブやハイブリッドWebコンテナ、モバイルウェブなどを含む多様なクライアントアーキテクチャをベースに、SAPのモバイル・アプリケーション・プラットフォームでモバイルアプリケーションの開発を行うことができるようになります。
これらのモバイルアプリケーションはSAP自身も開発を行いますが、それに加えてパートナーとの協業によるパートナーアプリの提供により、B2E(Business to Employee)、B2C、 B2Bのほか、さまざまな業種・業務に向けた、安心して使える1,000以上のアプリケーションを「エンタープライズアプリケーションストア」で提供することが可能になります。
これによって、コンシューマ向けのモバイルアプリと同じような手軽さで、オンプレミス、クラウドなど、多様な形態でモバイルアプリケーションを導入・運用できる環境が実現します。SAPはこのようなトータルなモバイルソリューションを提供することで、エンタープライズモバイルアプリケーションを支えるエコシステムの実現を目指しているのです。

次回は、モバイルソリューションに関するより詳細な内容について、ご紹介していこうと考えています。またご覧いただければ幸いです。

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