SAP S/4HANAになってSAP Enterprise Asset Managementのユーザーインタフェースはどう変化したか。


こんにちはSAPジャパンの大池です。SAP Enterprise Asset Management(以下SAP EAM)は設備を管理するソリューションです。そのため実際に利用するお客様はプラントなどの現場業務に従事する方々が中心です。その方々が昔からよく「SAP EAMの画面が使いにくい」、「画面展開が多くて迷子になる」、「考え方や機能はいいんだけど使いこなすのが難しい」等のお叱りの声をよく聞きました。SAPはJSUG設備保全部会などを通してそういった声に満点は取れないまでもいろいろと対応改善してきました。
また最近よく問い合わせを受けるのがSAP S/4HANAになりSAP EAMの画面がどう変化したかです。今日はEAMのUIがSAP S/4HANAになりどう変化したかをご紹介します。

まずメニュー画面です。こちらはSAP S/4HANAの他モジュール同様にSAP Fioliと呼ばれるタイル形式のUIに変更されています。これまでのSAP EAMは機能を中心とした画面からユーザを中心としたシンプルで見やすく直感的に理解できるアイコンで構成された操作画面になっています。

EAM領域の新旧のメニューイメージ

EAM領域の新旧のメニューイメージ

 

分析に関してもSAP Fioriのメニュー画面からKPI等の各種分析アプリケーション画面に展開できます。利用者は複数のシステムを立ち上げることなく様々な設備関連の分析を行うことができます。

Fioriから分析アプリケーションを起動

Fioriから分析アプリケーションを起動

 

設備台帳のUIも大きく変化しています。従来のSAP GUIのように何度も画面展開することなく詳細画面に辿り着くことができます。また設備画面上では設備階層のデータ、各種分析データ、指図/通知などトランザクションデータなど、その設備に関する全ての情報に単一画面でアクセスできるようになっています

Fioriの設備台帳画面

Fioriの設備台帳画面

検索条件を指定し各種一覧を表示する画面です。こちらも検索画面と一覧画面が単一画面上で表示されています。加えて一覧から後続のアクションが必要な場合、この画面上から実行することができます。下記の例では既存の保全通知から後続の保全通知を登録しています。

Fioriの検索/一覧表示画面

Fioriの検索/一覧表示画面

今回は簡単に画面の変化例をご紹介しましたが、このように現場のお客様に満足頂き生産性を向上頂けるようにSAP EAMも確実に進化改善を続けています。