SAPジャパンのCOVID-19の対応について
作成者:SAP編集部 投稿日:2020年4月6日
更新日:2020年5月22日
SAPのお客様の皆様、パートナーの皆様には、日ごろより大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
2020年は、新型コロナウイルスの全世界への感染拡大により、前例のない事態となっています。
お客様の皆様も多大な影響を受けられ、多くの困難に直面されていることと推察いたします。
SAPでは、お客様をはじめ、パートナー様、そして社員の安心と安全を何より優先しております。
感染拡大を防ぐためにも、SAPでは、当面の間、全世界の社員の出張を原則として禁止、全てのイベントをオンラインで開催し、社員の大半は自宅からリモートワークで勤務しています。
過去数年間、SAPは危機管理対応に多くの投資を行い、危機の際の事業継続計画を策定しました。
SAPのシステムを皆様の基幹業務をはじめ様々な業務にご利用くださっている中、弊社のクラウドソリューションや導入サービスを支障なく提供できるようSAP本社主導で危機管理対応力を強化し、皆様にご活用いただいているシステムを継続してお使いいただけるような状況を担保できるように全力で努めております。
さらに、SAPでは、このような状況下で、お客様、パートナー様、そして公共機関および社会に向けて、様々な支援を実施しています。
お客様に向けて
- クアルトリクス リモートワークパルス
世界各国でのコロナウイルス感染拡大の状況下で、多数の企業の社員が自宅からのリモートワークに移行しているかと推察します。通常とは違うリモートワーク勤務について社員がどのように感じているのか、どのように業務に対応しているのか、そして、どのようなサポートを必要としているのかについて迅速にサーベイを実施し、その結果を分析し、今後のアクションについて提案するソリューションです。このソリューションを無償で提供しています。すでに数千もの企業に本ソリューションを活用いただいています。詳細は、こちらからぜひご参照ください。
※詳しい利用方法は「リモートワークパルス ご利用ガイド(日本語版)」をご覧ください。 - SAP Ariba Discovery
企業の調達・購買に際して、SAP Ariba Discoveryは、購買企業に対してどのような資材を購買したいのかというニーズを提示し、サプライヤー側が供給可能かどうかを回答するためのプラットフォームです。このプラットフォームを90日間、無償で開放しています。コロナウイルス感染拡大の状況で、企業が必要な資材を支障なく購買できるように支援するソリューションになります。詳細は、こちらからぜひご参照ください。さらに、COVID-19状況下でSAP Ariba Discoveryを活用した事例がありますのでぜひこちらをご一読ください。
パートナー様に向けて
- SAPでは、パートナー各社様をサポートする取り組みを行っています。詳細はこちらからご参照ください。
- 今後のプロジェクトに向けて、テレワーク環境でもご活用いただけるチームやご自身のスキルアッププログラム・コンテンツをご紹介しています。
- COVID-19 状況下でのオンラインでのSAPプロジェクトの進め方についてのTipsもご紹介していますので、こちらからぜひご一読ください。
- 4. COVID-19の状況において、お客様との営業活動をデジタルで実施していく必要性を感じていらっしゃるパートナー様に向けて、SAPが使っているデジタルマーケティングの活用事例をご紹介し、現在のお客様との関係強化や新規の受注活動に向けてパートナー様にご活用いただける内容をご紹介します。こちらからぜひご確認ください。
公共機関および社会に向けて
SAPでは、COVID-19の感染拡大への対策を講じている世界各国政府に対する取り組みや、医療・介護・福祉施設の最前線で勤務されている方々への支援を行っています。
- SAP、クアルトリクスとEYが協力して、各国政府がCOVID-19感染の疑われる患者の事前スクリーニングおよびガイド、医療従事者のサポート、国民に対する情報やリソースの流れの管理を行うためのソリューション提供の取り組みを始めました。詳細は、こちらからご参照ください。
- SAP本社では、ドイツの連邦政府と州政府が取りまとめた、新型コロナウイルス対策緊急交付金プログラムへの申請対応を支援するため、ドイツハンブルク州と同州の開発銀行であるハンブルク州投資・開発銀行(IFB Hamburg)向けにデジタル申請プロセスを至急構築する専門家部隊を配備しました。詳細はこちらからご参照ください。
- SAP本社は、南ドイツ地域保健当局がCOVID-19症例確認後の接触者追跡の自動化と高速化のために、SAPが開発したクラウドベースのWebアプリケーションを採用し、2020年4月10日に稼動を開始したことを発表しました。詳細はこちらからご参照ください。
- SAPでは、COVID-19状況下で、医療・介護・福祉施設の最前線で勤務されている方々に向けて除菌水(次亜塩素酸水)・マスク等の備品の購入・配布の支援を行っています。詳細はこちらをご一読ください。
- 米国クアルトリクスは、アイオワ州、およびネブラスカ州が同社のCOVID-19のアセスメント、検査、症例管理ソリューションを活用することを発表しました。このオンラインアセスメントによって、リスクに基づいて住民をスクリーニングし、検査の必要がある人の優先順位を付け、優先順位の高い人々を検査のためのウェブサイトへと導き、州全体へのウイルス拡大防止のための管理が可能となります。詳細はこちらからご覧ください。
- 日本政府が新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一環として国民1人当たり10万円を給付する特別定額給付金について、SAPジャパンは、「SAP® Cloud Platform」を用いて、住民自らが申請受付状況や給付金振込日をWebサイトから確認できるようにする「特別定額給付金問い合わせWebサービス」を開発し、5月20日より、地方公共団体向けに無償でサービス提供を開始します。詳細はこちらからご確認ください。
さらに、COVID-19対応における行政バックオフィス業務のデジタルトランスフォーメーションについてのブログも掲載していますのでぜひご一読ください。
このような時だからこそ、「デジタル変革」がより一層求められると感じています。パートナー様と共にお客様のデジタル変革をサポートし、お客様のビジネスの成功の実現を支援していまいります。そして、SAPのソリューションをフルにご活用いただくためにSAP社員一同一丸となって、お客様、パートナー様のサポートをしてまいります。さらには社会のための支援もしてまいります。
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