キッコーマンのグローバル人材育成にみる老舗メーカーのDNA(後編)


こんにちは、SAPジャパンの鎌田です。5月24日に東京・霞ヶ関のイイノホール&カンファレンスセンターで開催された「SAP グローバル人材フォーラム2013 第4回 グローバルリーダー育成の取り組み~人事部のあり方と可能性」のセッション内容をレポートする本連載。今回は第1回目の「キッコーマンのグローバル人材育成にみる老舗メーカーのDNA(前編)」でご紹介した理念や計画をもとに、同社が実践している具体的施策についてご紹介します。

前編はこちら:キッコーマンのグローバル人材育成にみる老舗メーカーのDNA(前編)

外国人採用を積極的に推進し、キッコーマンのDNAを共有

274933_h_srgb_s_gl現在、キッコーマングループのグローバル人材育成を構成する具体的施策は、主に「採用」「育成」「適材配置」の3つ取り組みによって構成されています。まず採用では、「外国人採用の強化」と、「海外大学における日本人留学生採用の強化」の2つのポイントがあると松崎氏は説明します。

「外国人は、毎年3名程度を継続的に採用しています。日本への留学生採用と海外の大学からの採用と大きく2つがありますが、日本への留学生からは、2012年度、2013年度はそれぞれ事務系を2名採用しました。2014年度も1名内定しています。海外の大学からは、毎年1~2名を採用しています」

一方、外国人採用・育成の課題として、新卒としての入社時は日本人と同じ育成プランで問題はないものの、キャリアを重ねていくにつれて、その後は日本人とは異なる昇給、昇進モデルを考慮していく必要があると、松崎氏は指摘します。