RISE with SAP ②中身(前半)SAP S/4HANAにスムーズに移行する

作成者:桃木 継之助投稿日:2021年4月20日

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3回に渡るブログでRISE with SAPを解説。今回は2回目です。(第1回:特徴。第2回本ブログ:SAP S/4HANA移行のサービス、第3回:Intelligent Enterpriseへの第一歩 4月22日公開)

 

Intelligent Enterprise*の第一歩は、基幹業務基盤のデジタル化です。

Intelligent Enterprise は、SAPが提唱するデジタル時代における企業のあり方。
企業が最新の技術を使いこなしつつ、より機敏にそして社内や社外との連携を高めることで、
収益性だけでなく有事の際の回復性や社会への貢献を高めるものである。

SAP ERPを利用する企業はスムーズにSAP S/4HANAに移行しデジタル基盤を整え、その先のIntelligent Enterpriseを目指していただきたいと考えています。

STEP

本ブログでは、RISE with SAPの中身を紹介する前半として、
RISE with SAPによって、いかにSAP S/4HANAにスムーズに移行していただけるか、
どのような中身となっているかについて解説していきます。

ここには主に4つのサービスが含まれます。

  1. Discovery Report
  2. Readiness Check
  3. Custom Code Analyzer
  4. Learning Hub

SAP ERPは設定変更で大きく挙動を変えて利用することができます。
また仕様が公開されているため、追加開発も容易です。(追加開発のことをアドオンと呼びます)
そのため一言でSAP ERPを使っていると言っても使い方は千差万別。各企業によって異なります。この千差万別のSAP ERPをSAP S/4HANAに移行するには、

  1. 現状のSAP ERPの利用を鑑みSAP S/4HANAになることのメリットを把握する
  2. 移行の際の差分や主要な検討点を洗い出す
  3. アドオンについて移行の影響を把握し対応策を検討する
  4. 新機能について学習し移行プロジェクトに備える

といった工程が、移行プロジェクトをスムーズに行うために重要となります。

RISE with SAPは、その4つのポイントにそれぞれ対応する4つのサービスを提供しているわけです。(1.現状把握のための1.Discovery Reportなど)

それでは4つのそれぞれのサービスについて解説していきます。

1. Discovery Report
(現状のSAP ERPの利用を鑑みSAP S/4HANAになることのメリットを把握)

DiscoveryReport

現在利用しているSAP ERPから業務プロセスの傾向(業務の流れ、滞り、偏り)を把握し、SAP S/4HANAにする際に利用できる新機能や、業務効率化の余地を分析します。
SAP ERPからデータをダウンロードしSAPに送ることでレポートをセルフサービスとして受け取ることができます。

ビジネスメリット

  • 業務改善機会の発見
  • S/4HANA化時に利用できる可能性の高い機能の把握
  • 業種別ベンチマークの把握
  • 利用可能性の高いFiori画面の把握

利用方法

 

2. Readiness Check
(移行の際の差分や主要な検討点を洗い出し)

SAP ERPを利用する企業がSAP S/4HANAに移行する際に考慮すべき点をセルフサービスとしてレポートを入手するサービスです。
SAPサービス及びパートナーサービスでのS/4HANA移行アセスメントの基礎情報として使用されます。

ReadinessCheck

ビジネスメリット

  • SAP S/4HANAへの移行に必要な最低限の技術情報を取得できる
  • SAP S/4HANAへの移行検討における必須ステップ

利用方法

  • セルフサービスでご利用いただけます。
  • 詳細はブログ、Note 29136172758146 参照ください

 

3. Custom Code Analyzer
(アドオンについて移行の影響を把握し対応策を検討)

SAP ERPを利用する企業がSAP S/4HANAに移行する際に影響を受けるアドオン (カスタムコード) に対して、修正対象のオブジェクトと修正方法を提示します。
SAPサービス及びパートナーサービスでのS/4HANA移行アセスメントの基礎情報として使用されます。

CustomCode

ビジネスメリット

  • SAP S/4HANAへの移行におけるアドオン(カスタムコード)修正の必要最低限の技術情報を取得できる
  • SAP S/4HANAへの移行検討における必須ステップ

利用方法

 

4. Learning Hub
(新機能について学習し移行プロジェクトへ準備)

24時間365日いつでもどこでもSAPソリューションをクラウドベースでセルフ型で学習できるプラットフォーム。日本語を含む10言語のコンテンツを約8,000を提供。
SAPの最新情報を自分のペースで学習を進めることができます。
資料を元に説明を受けるEラーニングだけでなく、双方向のディスカッションや、実際のシステムにアクセスすることで、より実践的な知識を習得できます。

LearningHub

ビジネスメリット

  • いつでもどこでも学習ができる
  • プロジェクトの品質向上
  • エンドユーザー教育の効率化

まとめ

今回の2回目のブログでは、Intelligent EnterpriseのコアとなるSAP S/4HANAへのスムーズな移行を支えるRISE with SAPについてご紹介をいたしました。
SAP ERPを利用する企業がSAP S/4HANAに移行する重要な4点 (①現状のSAP ERPの利用を鑑みSAP S/4HANAになることのメリットを把握する、②移行の際の差分や主要な検討点を洗い出す、③アドオンについて移行の影響を把握し対応策を検討する、④新機能について学習し移行プロジェクトに備える) に対するサービスを利用して、ぜひその先にあるIntelligent Enterpriseに進んでいただくことを願っています。

前回 第1回ブログ:特徴
次回 第3回ブログ:Intelligent Enterpriseへの第一歩(4月22日公開)

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