急速なグローバル化の進展で求められる日本型人事制度からの脱却


こんにちは、SAPジャパンの鎌田です。5月24日に東京・霞ヶ関のイイノホール&カンファレンスセンターで開催された「SAPグローバル人材フォーラム2013 第4回 グローバルリーダー育成の取り組み~人事部のあり方と可能性」でのセッションをご紹介していく本連載。最終回は、一橋大学大学院 商学研究科 教授 守島基博氏をモデレーターに迎え、事例講演のゲスト2名およびSAP ジャパンが参加して行われたパネルディスカッション「グローバルリーダー育成における人事部のあり方と可能性について」です。

前回まではこちら
キッコーマンのグローバル人材育成にみる老舗メーカーのDNA(前編)
キッコーマンのグローバル人材育成にみる老舗メーカーのDNA(後編)
国籍や性別等で区別しない、公正な実力主義を重視するJTグループの人財マネージメント

人事はこれからの企業経営における新たな戦略課題

617062.TIF冒頭、フォーラム全体の総括として守島氏は、「グローバル人材マネージメントとは、単純に言ってグローバルスケールでタレントマネージメントを行うこと」だと言及。そこでは、一人ひとりの人材が極限までその能力をビジネスの成長や戦略に合わせて活用できる環境作りと能力育成が求められると語った。

「しかし、その具体的な施策は企業の戦略タイプやビジネスモデルによって異なります。そこでまず自社のグローバル化がどのタイプであり、それに必要な施策は何かを見極めることが大変重要になってきます」