SAP 2021年入社新卒社員のプロジェクトへの取り組み

作成者:山本 隼也投稿日:2021年8月31日

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この記事は、2021年に新卒入社した新入社員が、初のプロジェクトとして製品を日本市場に導入するためのマーケティング施策を実施したので、新卒社員が初めての仕事を通じてなにを感じたのかを主題として書かれています。SAP新卒の新人研修の模様をお伝えすることで、人事関係者の方々に有益な情報提供ができていたら幸いです。

日本では未展開だった「SAP Litmos Training」のご提供にあたり、SAPジャパンの2021年度新卒社員が研修プログラムの一環として自分たちでマーケティング施策を考案し、コンテンツ制作に取り組みました。題して「SAP Litmosプロジェクト」です。

これだけを聞くと、
「新卒がいきなりプロジェクトを行うなんてすごい」
「SAPは外資系企業だから、こんな革新的な新卒研修を行っているんだ」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし一方で、
「入社2ヶ月の新卒社員にいきなりプロジェクトを敢行させるのは無謀だ。こつこつ座学で学習を積ませ、そのあとに実践に移らせるのが筋だ」
と否定的にとらえる方もいらっしゃるかもしれません。

筆者も今回プロジェクトを行った新卒の一人ですが、開始当初は不安でいっぱいでした。

しかしプロジェクトを終えた今振り返ってみると、大変なことも多かった反面、この1ヶ月を通して社会人として重要な要素や自分たちに足りないものを発見できました。
SAP Litmosプロジェクトに取り組んだこの期間は、自分たちにとって大いに有意義なものだったのではないかと思います。

日本企業の新卒研修においては、新卒社員は会社から用意されている座学講習を受動的にこなしていくといったケースが多い印象です。
もちろん座学で基礎をきちんと固めることは重要です。
しかしながら、自分で考えて行動し、そのなかで主体的な学びを得ることも同じように重要なのではないでしょうか。

以下、実際に今回のプロジェクトを通じて筆者が感じたことや、参画していた新卒メンバーへインタビューした内容についてご紹介させていただきます。

プロジェクト中、私たちは3つのチームに分かれて活動していました。1チーム3人程度の小さなグループでしたが、小規模なチームであっても、目標設定や役割分担を行い円滑にチーム運営をしていくのは非常に困難でした。
プロジェクトを推進していく中で、3点の気づきを得ました。

メンバーの熱意を保つことの難しさ

限られた期間・予算のなか手探りでプロジェクトに取り組んでいくと、思い通りに進まない場面も多くありました。そうした状況下でメンバー全員の熱意を保ち続けながらプロジェクトを推進することは容易ではありませんでした。おそらく実際の業務でもこのようなケースが多くあるのではないかと思います。

全員のモチベーションを保つため、
・大目標から小目標に落とし込み、短いスパンで着実に目標を達成していく
・それら目標を咀嚼し、自分ごと化して活動する
・お互いに助け合い、励まし合うような雰囲気作りを心がける

以上のような工夫をこらし、1ヶ月を通してメンバー全員が熱意を持ってプロジェクトに取り組むことができました。

チーム内でのコミュニケーションの大切さ

はじめは、お客様に製品の価値をお届けしよう、と合意して進んでいたプロジェクトですが、進めていくうちに、次第に「いかにして期間内に成果物を作り上げるか」ということばかりに気が向いていました。

プロジェクト開始当初の意識が薄れはじめていることに気づいた私たちは、メンバー同士や先輩社員との会話の機会を多く設けることにしました。
お互いの意見を確認しあうなかで、本プロジェクトは私たちの自己満足で終わらせてよいものではなく、常に「どうすればお客様に正しくSAP Litmosの価値をお伝えすることができるのか」を考え続けなければならないのだと改めて気付かされました。
一緒に仕事をするメンバー同士できちんとコミュニケーションを取りあいお互いにフィードバックしあうことの重要さを、このプロジェクトを通じて学ぶことができました。

③リモート下でのコミュニケーションの工夫

リモートワークでの会議は、オンサイトでの会議の効率の二分の一といわれています。それはオンライン会話システムの性質上、二者以上が同時に話すことができないことが原因です。また、この性質上、本題からそれてしまうような会話はしないようにと各人が意識しているので、オンサイトで会議をしていた時よりも微妙なニュアンスの汲み取りや、些細ではあるが実際は重要な認識合わせを十分に行えず、会議内容が収斂されないという課題がありました。

そこで私たちは、プロジェクトについてきちんと話し合う場のほかにカジュアルにコミュニケーションをとる機会を設けました。

一日に30分この時間を設けることで、従来のオンライン会議の中では、話し合いの円滑な進行のために確認することが憚られていた些細な疑問点や違和感を解消することができ、プロジェクトを効果的に進めることができたと考えています。

今回のプロジェクトを通じて、新卒社員各々がチームとして成果を上げることの難しさやコミュニケーションを取り合うことの大切さを、身にしみて感じられたと思います。

はじまる前は不安でいっぱいでしたが、振り返ってみると本当に貴重な経験をさせていただいた1ヶ月間でした。

自分たちで主体的に目標をたて、知恵を出し合い工夫しながらひとつのプロジェクトを進めるという経験は、これから社会人として仕事をしていく上での大きな財産になるであろうと確信しています。

 

 

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