データベース管理者不要!SAP Sybase SQL Anywhereが「自己管理型高性能RDBMS」と呼ばれるゆえんとは?


こんにちは、SAPブログ編集部です。今回のブログでは「自己管理型高性能RDBMS」というテーマで、SAP Sybase SQL Anywhereについてご紹介させていただこうと思います。

モバイル用途だけには留まらない汎用データベース「SAP Sybase SQL Anywhere」

274905_l_srgb_s_glSAP Sybase SQL Anywhere」というデータベース製品については、お客様から「モバイル向けのデータベースですよね?」と聞かれるケースが少なくありません。たしかに、SAPが掲げる5つの重点施策の1つであるデータベース&テクノロジーの中でも、ほかの製品とのすみ分けという意味合いから“モバイル向け”と言われることが多いのは事実です。もちろん、SAP Sybase SQL Anywhereはモバイル用途で大きな力を発揮しますが、それ以外の用途でも十分活用することができます。たとえば、数千〜数万ユーザーを対象とした大規模なシステムにおいても、実際に使用されている多くの実績があります。

最大の差別化要素は“データベース管理者不要”

それでは、通常のエンタープライズ向けデータベースとSAP Sybase SQL Anywhereの違いはどこにあるのでしょうか。この点について、まず“データベースとユーザーの“距離感”を挙げたいと思います。

一般のエンタープライズデータベースの多くは、データセンターの中やクラウド上に配備され、ユーザーはネットワークを介してこれらのデータベースを利用します。一方、SAP Sybase SQL Anywhereの場合、よりユーザーの身近な場所でサービスを提供します。たとえば、買い物で立ち寄ったスーパーのPOSレジの中、宅配便の配達員が手にした情報端末の中、さらに処方箋を扱う町の薬局で使われるパソコンの中でもSAP Sybase SQL Anywhereが稼動しています。

そして、実際に導入して運用する上での、一般的なデータベースとSAP Sybase SQL Anywhereの最大の違いは、“データベース管理者の有無”だと思います。SAP Sybase SQL Anywhereの場合、データベース管理者がいない環境でも、安定して稼動し、高いパフォーマンスを実現することができます。上記の例にあるPOSレジや、屋外で使われる情報端末などを考えると、一般的なデータベース管理で行われるスピーディな障害対応などが困難であることは明らかです。このため、SAP Sybase SQL Anywhereには管理者不要で安定的な稼動を実現するための多くの機能が備わっています。SAP Sybase SQL Anywhereが「高性能自己管理型RDBMS」と呼ばれるゆえんは、ここにあるのです。

自律的に稼動し続けるための幅広い障害対策機能

以下でSAP Sybase SQL Anywhereの主要コンポーネントとその概要を見てみましょう。

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SAP Sybase SQL Anywhereが「自己管理型」と呼ばれるゆえんは、データベース管理者を必要とせず、自律的に稼動し続けるたの機能として、自動リカバリー機能 、自動チューニング、管理タスクの自動化、自動拡張、自動キャッシュサイズ調整、データベースミラーリング機能など幅広い機能が用意されている点にあります。沢山の機能を有していますが、ファイル構造は非常にシンプルで1つのDBファイルを管理/運用するだけです。DBファイルをコピーすることでバックアップやデータベース環境の複製、異なるOS間でもDBファイルをコピーするだけで移行可能です。仮に機器が壊れてしまった現場で、再度データベースをインストールする場合も、インストール作業は数分で完了するため、あとはDBファイルをコピーしてあげれば回復できます。障害前のトランザクションログにアクセス可能であれば、障害直前の状態まで復旧できます。

このように、 SAP Sybase SQL Anywhereでは、通常システムやデータベース管理者を悩ます作業を最小限に抑え、その負荷を劇的に軽減することができるのです。

エンタープライズ機能への対応

SAP Sybase SQL Anywhereは、単一の製品ですがいろいろなOSに対応し大規模システムからモバイル用途まで幅広い範囲をカバーしています。エンタープライズレベルで要求されるような大量データ・高トラフィックを処理するための「パラレル・クエリ」(クエリ間並列処理)や大量データからの集計処理などに最適な「マテリアライズド・ビュー」、レポート作成やデータ参照など多数の要求に対する負荷を軽減する「読み込み専用スケールアウト」、データベースファイルをメモリー上に展開することにより高速なI/Oに対応する「インメモリー・モード」、パフォーマンスなど稼動環境の状況を収集し問題解決のヒントを提供する「アプリケーション・プロファイリング」などの機能も用意してあります。

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SAP Sybase SQL Anywhere のカバー範囲

 業務を問わず幅広い利用シーンが示す有用性

最後に、SAP Sybase SQL Anywhereの利用シーンをご紹介します。以下に示すように、その軽量性、使いやすさ、管理のしやすさ、パッケージに含まれるデータベース間同期技術のMobile Linkなど、他社に類を見ない優れた特長により、非常に幅広い分野で利用されています。

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なお、SAP Sybase SQL Anywhereの最新版である「SAP Sybase SQL Anywhere 12」は、試用版をダウンロードすることがでます。以下のリンクよりダウンロードして使ってみてください。

SQL Anywhere  Developer Editionの試用版ダウンロードはこちら

※サイトは英語表記ですが、SQL Anywhere 製品及びドキュメント類は日本語化されています。

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