SAP Aribaのサプライヤー登録状況の再点検をしてみませんか?

作成者:安部 裕一投稿日:2021年10月15日

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私たちはSAP Ariba導入後のお客様のツールの定着・展開・活用促進を支援する活動をしております。日々の顧客支援活動から、皆さまにご参考いただけそうなことを発信していきたいと思います。

今回のテーマはサプライヤー登録支援の新しいプログラム「BNAP」(ビーナップ)のご紹介です。

SAP Ariba NetworkがSAP Business Networkに生まれ変りました

BNAPの話の前に、SAP Business Networkの説明をします。SAP Aribaの調達購買ソリューションの最大の強みの一つはSAP Business Networkの存在だと言われています。以前はSAP Ariba Networkと呼ばれていましたので、こちらの呼び方に慣れていらっしゃる方も多いかと思います。しかし、この世界最大級のビジネスネットワークはSAP Aribaだけでなく、当社の様々なクラウドアプリケーションのB2Bビジネストランザクションのプラットフォームとして再定義され、SAP Business Networkと改名しました。


サプライヤーイネーブルメント

SAP Aribaのソリューションを採用すると、世界中のサプライヤーが登録しているSAP Business Networkを利用することができ、見積取得、契約、発注、納品通知、請求書などのやりとりを電子化する準備が整います。しかし、デフォルトですべてのネットワーク上のサプライヤーと取引ができるようにはしていません。というのも、殆どの企業はご自身の調達購買戦略に基づいて、優先サプライヤーとの特別な取引契約を結ばれているからです。したがって、サプライヤーとの紐づけ作業はバイヤー企業様のサプライヤー戦略を反映させたものになります。

SAP Ariba調達購買ソリューションをご契約いただいたお客様は取引を開始するまでの間の準備期間に、サプライヤーイネーブルメント(Supplier Enablement)という作業を通じて、バイヤー企業様の優先サプライヤーをSAP Aribaに紐づけます。企業によっては数千社のお取引先がありますので、Wave 1、Wave 2、Wave 3のように優先順位を付けてサプライヤー登録作業を進めていきます。

その際は、SAPジャパンのサプライヤーイネーブルメントチームのエキスパートがサプライヤーの紐づけを強力にお手伝いします。

優先度を決めるには様々な視点がありますが、主に取引件数、金額、重要度、カタログ提供元サプライヤーか否か、重要商材、契約などの条件を考慮しながらサプライヤーイネーブルメントエキスパートがお客様の決定をサポートさせていただきます。

新しい支援プログラム「BNAP」の登場

サプライヤー導入計画・利用状況確認を支援するBNAP(Business Network Adoption Plan)という新しいサービスがリリースされました。

このサービスの最大の特徴は、従来のサプライヤーイネーブルメント支援活動に加えて、サプライヤー登録後もSAP Business Networkの利用状況をトラッキングして電子取引の進捗状況をご報告させていただくサービスを付加した事です。バイヤー企業様に設定いただいた目標設定(KPI)を一緒に確認させていただき必要に応じて目標に近づく為のご相談に乗らせていただくサービスとなります。

このサービスは、新規ご契約のお客様だけではなく、既にSAP Ariba Buying and Invoicingソリューションをお使いのお客様も無料でご利用いただけます。

購買の支出データをご提供いただき、それを弊社のツールで処理してサプライヤーの属性クラス分け、SAP Business Networkに既にアカウントが存在するかなどのデータを付加したうえで、BNAPの分析ツールに取り込んで、お客様のビジネスプラン、展開プラン、優先度などのパラメーターを入れて、最大で6四半期分までのサプライヤーイネーブルメントプランの提案をする事ができます。

勿論、パラメーターは結果を見ながら調整をして、納得がいくプランを作成することができます。

BNAPツールによって貴社のサプライヤーについて以下の情報が見えるようになります。

  • 既にSAP Business Networkに登録済みのサプライヤーか
  • 推奨アカウントタイプのご提示
  • カタログが提供できるサプライヤーか
  • サプライヤーが自社の受注システムとSAP Business Networkを統合する技術を持っているか
  • そのサプライヤーが提供している商材に最も適した購買プロセスの提案
  • どのWaveでSAP Business Network上で紐づけるのが最適か

推奨されたWave Planに基づいて、今後3年間に以下の4つのKPIがどのように推移するかシミュレーションをする事ができます。

  • 発注件数
  • 発注金額
  • 請求書件数
  • 請求金額

これらのプランとKPIはサプライヤーイネーブルメント活動を通じて計画と現実の乖離が無いかトラッキングし、必要に応じて是正活動をするための指標になります。

このBNAPサービスは新規のお客様にはツールとプロセスの立ち上げの為にお使いいただけますし、既にSAP Aribaをお使いのお客様はサプライヤー戦略のブラッシュアップの為にも定期的にお使いいただく事を推奨いたします。

  • SAP Aribaを国内・海外子会社へ展開する際の新規サプライヤー登録プラン作成に
  • 既存サプライヤーへの発注プロセスの最適化の為に
  • サプライヤータイプ(スタンダード、エンタープライズ)の推奨を確認

私達は、SAP Aribaを使って最大の価値を引き出していただくための支援をさせていただいています。BNAPに興味をお持ちのお客様は、担当のCEE(カスタマー・エンゲージメント・エグゼクティブ)までお問い合わせください。

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