パートナー製品とともに実現するHuman eXperience Management :【第1回】 スキル管理「SKILL NOTE」とAI-OCR 「DX Suite」

作成者:舩場 智代投稿日:2021年11月17日

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皆様こんにちは。
本稿では、SAPが提供するHuman eXperience Management(HXM)を構成するパートナー企業との製品連携についてご紹介致します。

SAPは、人事ソリューションであるSAP SuccessFactorsを中核に据え、人事給与、タレントマネジメント、各種分析ソリューションの提供を行うことで、エンドユーザー様のエクスペリエンス向上に日々努めております。ソリューションとしてのカバー範囲の広さ、また段階的な導入が可能であるという特徴が評価され、世界で7,000社、日本国内でも400社を超えるお客様にご利用をいただいております。

一方で、ITテクノロジーや人事のトレンドは日進月歩で進化しており、SAP SuccessFactorsだけでなく複数のHRテクノロジー製品を組み合わせて人事業務を行われるケースも増えてまいりました。

そのため、SAPは各アプリケーションを提供されている企業との製品間連携を強化し、それぞれのアプリケーションとの連携を実現、企業人事の皆様がより利便性の高い人事サービスを迅速に構築いただけるよう取り組みを進めています。

現在、グローバルで提供されているSAP SuccessFactors連携アプリケーションは200を超えており、2020年から2021年の1年間で50以上の製品連携が行われるなどスピード感を持って協業を進めております。

その中で、日本のお客様にもご利用の幅を広げていただけるよう、日本で高い実績を持つソリューションとの連携強化を行っております。
2020年には製造業や建設工事業で求められる高度なスキル・資格管理を実現するSKILL NOTEとの連携を発表、2021年にはAI-OCR技術により高精度に書類をデータ化することができるAI inside 社のDX Suite との連携を発表いたしました。本稿では、これら2つのソリューションを紹介します。

 

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<SAP SuccessFactorsとSKILL NOTEで実現する個人のスキル情報の活用>

多くの日本企業において、従業員一人一人の能力を最大限に活かす組織づくりが重要な経営課題となっています。

このような人事施策を実現するための一歩として、組織内の個々人のスキル情報を可視化し、常に最新の状態を把握するための仕組みや環境の構築を目指されていることと思います。

しかしながら、複数の事業を展開し、多拠点・多部門を抱える組織において、各現場のスキルをすべて把握し、全社的な人事施策を運用するための基盤を構築するには、現場に求められるスキルレベルと、本社や経営者が求めるスキルレベルに乖離があることから、高いハードルがあります。

SKILL NOTEは、現場が保有する各種資格・スキル情報を法令順守、ISO、顧客監査要求に対応しうるスキル・資格管理ソリューションを提供しています。製品の品質を担保するための技能者や技術者の必要な力量を、量・質ともに把握し、現場での中長期的な人材育成計画と適切な配置・配属に必要なデータを提示します。

また、本社レベルで把握したいスキルレベルへのデータの自動読み替えを行い、SAP SuccessFactorsに連携させることができます。SAP SuccessFactorsに格納された各種個人の属性情報、評価情報や、経歴情報、研修履歴などあらゆるデータと掛け合わせて個人のスキル情報を可視化することで、全体的な施策のPDCAをより高速に回すことができるようになります。

(スキルマップ一覧)

 

(スキルマップに紐づく育成計画の詳細の画面)

現場でのスキル・資格管理に強みを持つSKILL NOTEと、タレントマネジメントの情報・プロセスを統合的に持つSAP SuccessFactorsを組み合わせることにより、一人一人 の情報をつぶさにキャッチし、現場との整合性を持った形でスキル・資格情報の活用が可能となります。

 

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<AI-OCR で実現するさらなる業務効率化~AI inside の「DX Suite」~>

人事業務のデジタル化があらゆる場面で進む一方で、入社関連書類、各種行政関連手続きなど、紙での運用が必要となるケースや、一人1台のPCの配布が難しい事業所における書類による人事業務へのニーズはまだまだ存在します。

AI inside 社が提供するDX Suite は、手書き・活字書類を自動でテキストデータ化するサービスです。従来のOCRとは異なり、独自の文字認識AIを搭載したDX Suite は、癖のある手書き文字や枠からはみ出した文字も読み取ることができ、訂正印が押されている文字は読み飛ばすことも可能です。

AIが自動で画像補正を行うため、FAXによる歪んだ書類や、角度を誤ってスキャンした書類、スマートフォンで撮った写真も高精度に読み取ることができます。

DX Suite によって読み取られたデータは、AI inside 社が開発した連携コネクタを通じ、SAP SuccessFactorsに自動連携されるため、人事担当者がこれまで手作業で入力せざるを得なかった作業についても自動化・効率化を実現いただけるようになります。また、データ連携の自動化により人的ミスを削減し、業務品質の向上にも寄与します。

 

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SAPは今後も、Human eXperience Managementをより快適なものに、より便利な形でお客様にお届けできるように、パートナー企業との協業を進めてまいります。

本稿ではSKILLNOTEおよびDX Suite との連携についてお伝えいたしましたが、今後もパートナー製品との連携について皆様にご紹介できればと思います。引き続き何卒宜しくお願い致します。

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