SAP HR Connect Autumn 2021:SAPセッション ~組織のレジリエンスを高めるHXMソリューション~

作成者:SAP SuccessFactors編集部投稿日:2021年12月20日

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2021年11月25日、オンラインで開催された「SAP HR Connect Autumn 2021」の後半は、SAP ジャパン株式会社 人事・人財ソリューションアドバイザリー本部 シニアソリューションスペシャリスト 鈴木 葉子によるセッションをお送りしました。

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パンデミックや自然災害など急激な環境変化により、企業の事業継続に向けた取り組みについて、よりドラスティックな変化に対応できる柔軟性が求められるようになりました。本セッションでは「組織のレジリエンスを高めるHXMソリューション」と題して、これからの組織・人材マネジメントに求められる施策と、それを支えるソリューションの活用方法を、SAP SuccessFactorsのデモンストレーションを交えてご紹介しました。

SAP ジャパン株式会社
人事・人財ソリューションアドバイザリー本部
シニアソリューションスペシャリスト
鈴木 葉子


冒頭、鈴木は「現代を取り巻く環境変化」について紹介。パンデミックや自然災害など急激な環境変化に対する社会の対応として「アフターコロナで加速している社会全体のデジタル化により、今後はデジタルトランスフォーメーションが必要不可欠」と、社会全体におけるデジタル化の重要性を述べました。

■経営が人事に求めることへの人材マネジメントの取り組み

続けて鈴木は、経営が人事に求めることとして、以下3つの人材マネジメントの取り組みを紹介(図➀)。

<図➀:経営が求める人材マネジメントの取り組み>

マネージャー・従業員・人事部の3名をモデルとして、SAP SuccessFactorsを活用したデモンストレーションを交え、人材マネジメントの取り組みを、上記3つのポイントに沿ってご紹介しました。

迅速な人材配置と組織マネジメント

最初の取り組みは、オポチュニティマーケットプレイスを活用した、マネージャーによる社内プロジェクトの作成や従業員によるプロジェクト応募、人事部門による要員計画および異動案作成です。
マネージャーがSAP SuccessFactorsへログインすると、ホームページにクイックアクションメニュー、タスクリスト、休暇情報ファイル、組織の最新情報など、パーソナライズされたメニューが表示されます(図➁)。従業員が多くのメニューに戸惑うことなく、システムを活用できるのがメリットです。

<図➁:SAP SuccessFactorsホームページ>

オポチュニティマーケットプレイスを活用した社内プロジェクトへの人材募集では、アサインメントの作成や必要な能力要件の登録によって効率的に人材候補を絞りこみ、選定することができます(図③)。

<図③:オポチュニティマーケットプレイスによるアサインメント作成>

また、要員数の変更による人件費の変動や、特定従業員の異動や昇格に基づく費用シミュレーションも可能。より精緻な予算に基づいた組織・異動案の作成が可能となります。

鈴木は「組織改正や人事異動に関して、必要に応じていくつものバージョンを持つことができ、最適な組織案や異動案を検討することができます。」と、組織・異動シミュレーションの人材配置に関する機能性を解説しました。
さらに、要員計画や人件費計画値と、実際の要員数や人件費を比較しながらモニタリングできる分析ダッシュボードも備えており、計画とのギャップをエリア別や特定職種別に確認できます(図④)。このダッシュボードに表示されている計画と実績を比較しながら現状を把握することで、事業ニーズに即した迅速な要員配置も可能です。

<図④:要員配置や人件費が確認できる分析ダッシュボード>

 

デジタル人材の育成と獲得を実現するSAPソリューション

<図⑤: AIによるおすすめ研修内容の表示>

2つ目の取り組みとして、他部署への異動などで新しい役割を任された際、必要なスキルを習得するべくオポチュニティマーケットプレイスからおすすめ研修を探す場面を紹介。オポチュニティマーケットプレイスのトップ画面では、新しいスキルを学ぶためのAIによるおすすめ研修が確認できます(図⑤)。
図⑤の右上にある「さらに詳しく確認」をクリックすると、学習ポータルへジャンプし、AIによりおすすめされた研修を、さらに詳細に確認できます(図⑥)。また社内研修のみならず、おすすめの社外研修も表示され、豊富なコンテンツの中から、自分に必要な研修を探すことも可能です。

<図⑥:学習ポータルに掲載されたおすすめ研修>

学習ポータルにある「学習割り当て」には、必須研修として自動割り当てされたコースや、上司から割り当てられた研修が表示されます。自分の役割に求められる能力要件や、自分が興味関心のあるキーワードから最適な研修を受けることができ、新しいチャレンジへ意欲的に取り組めるシステムが整備されています。

<図⑦:テンプレートを用いた社外向け採用サイト>

また、社外から転職を希望する人材向けの「社外向け採用サイト」も、SAPのテンプレートを活用して作成可能(図⑦)。テンプレートを活用することで特別な専門知識がなくても簡単にサイトが作成できるため、経営や事業ニーズに応じて迅速に人材の外部募集を実行できるのがメリットです。

迅速なデータ把握と分析によるインサイト

3つ目の取り組みは、外部(ISO30414・米国証券取引委員会など)からの人的資本の情報開示要求に対するデータの迅速な開示や、データ活用による高度なビジネス判断を求められた際に要求に応えるための、ダッシュボード分析です。
SAP SuccessFactorsのレポートには外部要件のテンプレートが用意されており、管理されている人事情報から確認・分析が可能です。今回の講演では「要員分析テンプレート」について紹介しました(図⑧)。

<図⑧:要員分析テンプレート>

こちらのテンプレートでは、全体および男女の従業員数、パートタイム・外国人従業員の比率、平均年齢・平均勤続年数、管理職・上級管理職における女性比率など、ダイバーシティに関わるKPIが集約されています。
このようなテンプレートを活用することで、SAP SuccessFactors で管理されている人事情報から、情報公開に必要なデータを容易に取得し、確認・分析が可能となります。
ISO30414などのレポートは、人事情報だけではなく会計システムやエンゲージメントサーベイなどの外部情報も集約する必要があるため、かなりの時間を要します。そこで、外部データを含めた集約・分析をスムーズに行ってくれるのが「SAPアナリティクスクラウド」です(図⑨)。
AIを活用したSAPアナリティクスクラウドでは、外部データと人事データを合わせて分析できるだけでなく、AIによるインサイトによって、深い情報の理解が可能になります。

<図⑨:AIを活用したアナリティクスクラウド>

このようなダッシュボードにより、情報分析の専門知識のない人でも状況が正確に把握でき、データを活用した経営に役立つ提言を可能としています。

■最後に

鈴木はまとめとして、SAP HXMソリューションの概要を「人事給与から人材育成、要員分析、そして従業員エンゲージメントを測り高める機能もご提供できる、世界で唯一の人事ソリューションです。」と紹介(図⑩)。SAP SuccessFactorsについて「年2回の機能追加やパートナーソリューションと連携しており、人事部や従業員の皆様が最高のパフォーマンスを発揮できるエクスペリエンスを提供しております。」と、その価値を述べました。

<図⑩:SAP HXMソリューション概要>

そして「進化し続けるSAP SuccessFactorsにより、組織のレジリエンスを高め、変化に柔軟に対応可能なHuman eXperience Managementソリューションを提供してまいります。」と結びました。

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