すべてのユーザーがシステムを使いこなせる世界とは

作成者:西館 義幸 投稿日:2022年8月4日

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DXのほとんどが失敗している

昨今、人材領域のおいてもデジタル化の波が押し寄せています。しかし、現実に目を向けてみるとデジタル化の多くで成功からは程遠い結果となっています。

DXという切り口ですが、2020年10月に、ボストン コンサルティング グループが「DXの70%が失敗する」というリサーチ結果を公表しました。

「デジタル活用」の重要性が声高に叫ばれ、 数々の企業が取り組みを推進するなか、なぜ失敗してしまうのでしょうか。

本稿では、デジタル化の取り組みを成功させるためのポイントを解説します。

デジタル活用の失敗要因とは?

企業でデジタル活用を成功させるためには、下記のような段階を踏む必要があります。

取り組みに着手する中で、特に時間と労力がかかるのが最初のデジタル化の段階で「現場の対応力」を改善し定着させることです。実は失敗する企業の多くが「デジタル化」におけるフェーズで効果を発揮できていないケースなのです。

では、なぜ現場の対応力が不足するのでしょうか。これには、大きく分けて以下の2つの原因が考えられます1

1テックタッチ株式会社ホームページより

「デジタル・アダプション」という概念

デジタル・アダプションとは、導入したシステムが定着している状態を示します。デジタル・アダプションが進むことで、社内の誰もがシステムをスムーズに扱えるようになるため、システム導入時の狙いや業務効率化を実現するためのシステム定着を支えます。その「デジタル・アダプション」を推進するツールとして、「デジタル・アダプション・プラットフォーム(DAP)」があります。

昨今、DAP市場は、成長を続けており、ITR社の調査・予測2によると、その規模は2020年度に前年度比の4倍、2025年度の市場規模は2020年度の10倍になるようです。

また、DAPは、導入済みシステムの既存機能に影響を与えることなく設定可能であり、プログラミング不要のため、新しいシステムの導入効果を高めたいお客様のほか、SaaSベンダーによるUI/UXの改善を目的とした導入も見込まれている点が、市場規模の拡大につながっているとのことです2

2ITR社調査結果より

デジタル・アダプションを推進するテックタッチの利用シーン

テックタッチ株式会社は、システム定着を実現できる「テックタッチ」を提供しており、同社によると「テックタッチ」を通じて、現場のオペレーション改善にも大きく貢献しているといいます。

例えば、システム操作時間が従来から33.5%減った、入力ミスが50%減ったという効果やシステム利用に関する問い合わせ率が38.3%減ったなど、システム本来の価値が発揮できるための改善を実現しています。人事領域では、研修登録など定型化された情報を自動入力、人材検索を進める際に条件入力のコツをガイドするといった事例や結婚申請→手当申請→住所変更のようなよくある身上変更手続きのフロー化を支援しています。加えて、人事制度を活かすためのシステム運用をめざすことができ、人事組織の変革も期待できます。

また、人事領域以外の仕組みでも利用できるため、すべてのユーザーがあらゆるシステムを使いこなせる世界を着実に実現します。

テックタッチとの協業を発表

2022年5月9日、「テックタッチ」がSAP Store に掲載されました3。Webシステム画面上でナビゲーションを作成・表示する「テックタッチ」は業務システムの利用時に迷うポイントに対してツールチップや操作に応じてリアルタイムナビゲーションを設定することができます。

これにより、誰でも迷いやミスなくシステム操作が可能になり、素早くデジタルな環境になじめるようになります。また、システムの活用状況の分析機能も有しており、操作上の問題点の分析し、活用の定着を促すための改善施策に取り組むことができます。システムの高度な利用と定着の促進により、企業のDX推進に貢献しています。

3テックタッチ株式会社プレスリリースより

人事マネジメント施策・システム・個の成長をつなぐ最新テクノロジー

以上のように、システムの利用定着化を支援するツールが発展してきており、テックタッチは有力な選択肢となります。

この度、SAP、テックタッチ、デロイト トーマツ コンサルティングは、3社共催で、8月30日(火)にオンラインセミナーを開催します。

昨今、新しい人材マネジメント施策やシステムを導入したが、現場への定着が進まないというお声やピンポイントソリューションを採用したものの、制約があり、想定していた育成施策を体系的に実現できずにいるというお話しを、お客様からよく伺います。

そこで、本セミナーでは、人事マネジメント施策・システム・個の成長をつなぐ最新テクノロジーとは?をテーマに、自律的なキャリア形成とシステム利活用を底上げする新しい方法をご紹介いたします。ぜひ、この機会に以下のURLから参加登録頂けましたら幸いです。

オンラインセミナー詳細

・日時:2022年8月30日(火)13:00-14:00

・タイトル:人事マネジメント施策・システム・個の成長をつなぐ最新テクノロジー

こちらのイベントは終了しました。オンデマンド視聴も可能となっております。下記リンクからご覧ください。

Webinar オンデマンド動画リンク

・イベントのアジェンダ:

13:00-13:10 SAP SuccessFactors ~自律的なキャリア形成を実現するタレントマネジメントソリューション~

従業員の自律的な成長を促すには、キャリア開発計画や学習提案、1on1によるフィードバックと評価、報酬計画等の一連の人事施策がスムーズに連動するエクスペリエンスが重要です。SAP SuccessFactorsはこのように統合されたトータルなタレントマネジメントソリューションをご提供します。

SAPジャパン株式会社​ 人事人財ソリューションアドバイザリー本部​ シニアソリューションエキスパート 鈴木 葉子

13:10-13:25 人事システムの価値を最大化し個の成長とキャリア形成を促進〜「テックタッチ×SAP SuccessFactors」の運用実例・効果を解説〜

デジタルツールを用いた人事マネジメントにおいて重要なのは、施策とシステムがうまく連動することです。従業員の経験やスキルの効率的な入力、またキャリア目標や目標評価をはじめとする入力情報の粒度など、運用整備がとても重要となります。​
しかし、企業の人事施策の意図を十分理解しないまま従業員が業務を進めるケースは少なくありません。本セッションでは、システム定着を実現するテクノロジーである「テックタッチ」を解説。​
SAP SuccessFactorsにおける活用実例とともに、システムを通じて個の成長につなげるための手法をご紹介します。

テックタッチ株式会社​​ Vice President, Sales 西野 創志

13:25-13:40 マニュアルレスなシステム利用の重要性​​

人事部門だけでなく、全社員が使うHRシステムの稼働時に多くのお客様でマニュアル作成対応をしていますが、実際にどれだけの社員がマニュアルを見ているのでしょうか。マニュアルレスで使えるシステムの重要性と事例について紹介します。

​デロイト トーマツ コンサルティング合同会社​​​​ 執行役員 Partner​ 全 大忠​​​

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