SAP HR Connect 2022~事業戦略を支える人事の挑戦~:SAPによる最新人事ソリューションで推進するダイバーシティ経営

作成者:SAP SuccessFactors編集部投稿日:2022年8月12日

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SAP HR Connect 2022~事業戦略を支える人事の挑戦~:SAPによる最新人事ソリューションで推進するダイバーシティ経営

 

2022年6月22日、「SAP HR Connect 2022~事業戦略を支える人事の挑戦~」がオンラインで開催されました。本稿では当日行われた4つのセッションのうち、SAPジャパン株式会社 人事・人財ソリューションアドバイザリー本部 シニアソリューションスペシャリスト 山口 真一がお送りした「最新人事ソリューションで推進するダイバーシティ経営」の内容をご紹介します。

 

SAP HR Connect 2022 オンデマンドサイトはこちらhttps://gateway.on24.com/wcc/eh/3847030/sap-hr-connect-2022

 

多様な人材活用によって企業価値を向上させる「ダイバーシティ経営」の必要性は広く議論されていますが、実際に取り組んでいる企業の間では、多くの課題に直面していると言われています。本セッションでは、ダイバーシティを推進していく中で、人事が直面する典型的な課題と、その課題解決に役立つ最新ITソリューションについてご紹介しました。

SAPジャパン株式会社

人事・人財ソリューションアドバイザリー本部

シニアソリューションスペシャリスト

山口 真一

 

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冒頭で山口は、企業がダイバーシティに取り組む本来の目的は「多様な人材が能力を発揮し、イノベーションを生み出して、企業価値を向上させる」ことだと提案しました。

 

■ダイバーシティ経営に取り組むプロセス

山口は、新たな価値を生み出すことをダイバーシティの本来の目的と考えたときに、実際の取り組みには長期にわたるプロセスになると述べました。そしてそのプロセスは着手段階、導入段階、定着段階の3つの段階に分けられると紹介しました(図①)。

<図①:ダイバーシティが成果に結びつくまでのプロセス>

 

■各段階の課題解決のために人事が取るべきアクション

そして山口は、各段階において直面する課題について、解決のために人事が取るべきアクションを段階ごとに解説しました(図②)。

<図②:人事が直面する課題と取るべきアクション>

 

■ITソリューションでできること

続いて山口は、これらのアクションの実行に、最新のITソリューションがいかに役立てられるかを紹介しました。

 

  • 着手段階

着手段階では、ITソリューションを用いて「自社データだけでなくベンチマークなどのビッグデータを活用する」ことと、「数学統計など科学的手法で非財務指標の業績への影響をシミュレーションする」ことで、ダイバーシティ推進に対して経営陣の支持が得られると紹介しました(図③)。

<図③:着手段階のITソリューションでできること>

 

ダイバーシティが業績に直結することを科学的に実証した事例として、SAPによる自社データの研究プロジェクトを紹介ました。この結果は、SAPでダイバーシティ&インクルージョンが文化として根付くことに、大きく貢献したと山口は述べました。

 

そして現在ではより短期間で、このような分析を可能にするサービスを利用することができるとし、サステナブル・ラボ社のテラストというサービスを紹介しました。

 

さらにSAPのビジネスインテリジェンス ツールであるSAP Analytics Cloudに、ある会社の人事・財務データのほか、テラストのベンチマークデータをインポートした画面も示されました(図④)。

<図④:SAP Analytics Cloud画面>

 

このソリューションを使えば、同業他社データの収集や、データサイエンティストを自社で採用するといったステップを飛び越えて、ダイバーシティ推進による業績の改善効果を、実際のデータを使って科学的に説明することが可能となると山口は解説しました。

 

  • 導入段階

次に山口は、導入段階においては「システムから提起されるインサイトも参考にする」ことと、「従業員ライフサイクルの感情をデータ化して課題を抽出する」ことによって、ダイバーシティが進まない原因を解明できると紹介しました(図⑤)。

<図⑤:導入段階のITソリューションでできること>

 

デモンストレーションでは、SAPのシステムから提示される「どこに課題がありそうか」というヒントから詳細に分析することで、課題がリアルに見えてくることを解説しました。

 

また、エクスペリエンス・マネジメントツールのQualtricsで従業員ライフサイクルを通じて感情データを取ることで、従業員が、例えば退職というアクションに至る、本当の理由を理解できることも紹介しました(図⑥)。

<図⑥:Qualtricsダッシュボード画面>

 

  • 定着段階

そして山口は、「プロジェクトの目的に合わせたアジャイルな組織を編成する」こと、と「外部人材を活用することで深層のダイバーシティを取り入れる」ことで、多様性をイノベーションにつなげることができることを紹介しました(図⑦)。

<図⑦:定着段階のITソリューションでできること>

 

まず、異なる経験を持った人材を組み合わせてプロジェクトチームを編成する例として、事業プランの社内コンテストを取り上げました。

SAP SuccessFactorsのOpportunity Marketplaceという機能を用いて、プロジェクトメンバーを社内で公募することができ、スキルマッチングにより最適な人材をチームに加えることができると紹介しました。

 

また、社内では見つけられない希少な人材は、SAP Fieldglassで社外から調達できることも紹介され、外部人材の活用プロセス全体を、効率化することができると山口は述べました。

 

次に、まもなくリリース予定の新機能、ダイナミックチームが紹介され、期間限定のプロジェクトチームの管理が可能となる点を述べました(図⑧)。

<図⑧:ダイナミックチーム>

 

そしてSAP Work Zoneを使うと、従業員が必要な情報をさまざまなシステムから集約し、利用しやすくすることができる点も紹介されました。

 

山口はまとめとして「手作業では難しい分析やチーム編成も、ITソリューションを活用することで、実行しやすくなると感じていただけたのではないでしょうか」と述べました。

 

■SAPの人事ソリューション

そして山口は、本セッションで紹介されたSAPの人事ソリューションについて改めて紹介しました。

 

SAP SuccessFactorsは、世界で最も実績のある、クラウド人事ソリューションである点、そして人事給与から人材育成、要員計画、そして従業員エンゲージメントを高める機能も提供できる、世界で唯一のソリューションである点を特長として紹介しました(図⑨)。

<図⑨:SAP SuccessFactors HXM Suite>

 

■最後に

最後に山口は「これからもSAPは進化し続けるSAP SuccessFactorsにより、多様な人材、全ての働く人が活躍する社会を実現するために、製品とサービスの改善を続けて参ります。」と締めました。

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