知らないと乗り遅れる、クラウドコンピューティングの6つのメリット


皆さま、はじめまして。SAPジャパンでクラウド領域のマーケティングを担当している晋(ジン)と申します。このブログでは、クラウドの基礎、世の中で起こっている変化についてご紹介しながら、お客様の視点に立ったより適切なクラウド環境や最新情報をお届けしていきたいと思います。今回は、クラウドコンピューティングの代表的なメリットを6つに要約して解説します。

クラウドコンピューティングの6つのメリット

Tokyo cityscape

クラウドコンピューティング、SaaS─。好きか嫌いかは別として、テクノロジーやビジネスの世界では、これらのキーワードを耳にしない日はありません。クラウドコンピューティングの可能性を考えればそれもそのはずです。

実際、CIOの役割は変化しており、それを考慮すれば、クラウドの活用を無視することはほぼ不可能な状況になりつつあります。今日の企業におけるCIOの担当範囲は、もはやITの管理だけにとどまりません。戦略的な優位性を確立する取り組みの中でコスト削減とイノベーションを推進することを通じて、ビジネスの成長をサポートする責任も担うようになっています。

イノベーションを推進しながら同時にコストも削減するというのは、大きなプレッシャーのかかる仕事ですが、それを解決するのがクラウドです。クラウドソリューションを導入すれば、総所有コストを削減し、コスト構造を固定型から変動型に切り替え、重要なITリソースを解放して戦略的な取り組みやイノベーションに投入することができます。

従来のオンプレミス(自社運用)型のソフトウェアアプリケーションと異なり、クラウドアプリケーションはリモートサーバー上で運用・管理され、お客様企業のニーズに合わせたカスタマイズも可能な単一のコードベースに基づいて構築されます。また、ソフトウェアの保守、運用、帯域幅に関する責任を、お客様ではなくクラウドプロバイダーが負う点も異なります。最後に、クラウドアプリケーションは標準的なWebブラウザーでアクセスする方式が一般的であり、この点による拡張性と俊敏性をお客様にもたらします。

クラウドコンピューティングがもたらす重要なメリットを6つに要約すると以下のようになります。

1. 想定外の事態への対応スピードが向上

クラウド方式の導入展開では、容量や配置の計画はお客様の手を離れ、クラウドベンダーの責任となります。つまり、たとえビジネスで想定外の変化が生じたとしても、業務環境の運用面はクラウドベンダーが対応しますから、お客様はビジネス面での迅速な対応に集中できます。

2. 最新の大規模なアップデートも容易に実施

ソフトウェアのアップデートやリニューアルについても、年に数回、お客様にはコストを発生させずにクラウドベンダーが行ってくれます。これにより、常に最新のユーザーインターフェースが利用でき、新たなビジネスニーズへの対応も維持できます。

3. 導入と定着が迅速かつシンプル

すでに触れたように、ユーザーは標準のWebブラウザーを使って、いつでもどこからでもクラウドアプリケーションにアクセスできます。eBayやYahooで見られるようなWebスタイルのユーザーインターフェースが利用できるため、全社規模で幅広く導入することができ、大がかりなトレーニングは必要ありません。

4. 情報セキュリティの強化

クラウドに懐疑的な人々の多くが懸念しているのは、企業データを社内ファイアウォールの外側に置くとデータのセキュリティが犠牲になるのではないか、という点です。しかしSuccessFactorsによれば、クラウドソリューションを使用すると、実際にはセキュリティが強化されます。なぜなら、クラウドプロバイダーは定期的にセキュリティ監査を行うだけでなく、ISOの厳格なセキュリティ基準を遵守する義務も負っているからです。つまり、機密データが入ったノートPCの置き忘れや、内部の裏切り者によるハッキングの脅威を心配する必要はもうなくなります。

5. 導入期間が数年から数カ月に短縮

クラウドソリューションではオンプレミス型アプリケーションに比べ、導入効果を実現するまでの期間が大幅に短縮されます。オンプレミス型ソリューションの導入には2~3年かかるのに対し、クラウドソリューションでは「本稼動開始」まで2~3四半期というのが一般的です。しかも、導入期間が短縮されるだけでなく、ロールアウト(展開)に必要なITリソースも圧倒的に少なくなります。

6. サブスクリプション方式のコストモデルにより、導入リスクが軽減

クラウドサービスは利用時精算制のサブスクリプション方式というコスト構造を取るため、初期投資が少なくて済み、総コストも通常はオンプレミス型より大幅に削減できます。また、お客様が満足できない場合には、別のクラウドソリューションに切り替えるのも簡単です。つまり、ビジネスリスクはお客様企業ではなく、クラウドベンダーが追うことになります。

SuccessFactorsのユーザー企業の言葉を借りると、「以前のようなソフトウェアには二度と戻れない」のです。

このように、戦略的な俊敏性の強化、導入期間の短縮、リスクやコストの軽減といったクラウドコンピューティングのメリットには、大きな説得力があります。それを知ってもなおクラウドソリューションの導入に踏み切れずにいる企業は、大きなビジネスチャンスを逃す道を自ら選択していると言っても過言ではないでしょう。

出典:6 Benefits of Cloud Computing — If You Haven’t Considered It, You’re Way Behind 投稿者 Lindsey LaManna

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