クラウドに置いた情報はどれくらい安全なのか?

作成者:晋 順徳投稿日:2013年11月26日

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SAPジャパンの晋(ジン)です。今回は、読者の中にも気になる方が多いと思われる“データをクラウドに置いた際のセキュリティ面の安全性”について取り上げたいと思います。

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今日、テクノロジーは急速なペースで飛躍的に進化し続けています。個人・家庭向けのコンピューティングテクノロジーに関していえば、(今や色褪せた感のある)ノートPCが進化の最終形と考えられていた時期もありました。ところが、今では誰もが手にしている多彩なモバイルコンピューティングテクノロジーが続々と登場しました。情報を保存・共有する方法についても同様です。数年前は自宅でコンピューターを使う人のほとんどが、すべてのデータをハードディスクドライブに保存していました。今ではデータの大半がクラウドサーバーに保存されるようになりつつあります。

クラウドストレージは、さまざまなメリットと追加機能をもたらす画期的な最新テクノロジーですが、注意しなければならない側面もいくつかあります。特に問題となるのはデータのセキュリティです。

クラウドストレージとは何か?

従来方式のストレージでは、PCのハードディスクドライブにデータを直接保存します。クラウドストレージの場合、データはネットワーク越しに、離れた場所に保存されます。また、多くの場合、ユーザーデータ用のストレージリソースを提供する場所として、さまざまな種類のサーバーを同時に利用できます。つまり、個人のPCに保存する場合と異なり、すべてのデータが1つのリモートシステムに保存されることもあれば、さまざまな情報が複数のリモートシステムにまたがって保存されることもあります。そのため、ほぼ無限のストレージ容量が利用でき、ユーザーにとってはデータへのアクセス性が大きく向上します。

長所と短所

クラウドストレージがもたらす優れた拡張性アクセス性は、クラウドコンピューティング全般に共通する二大長所です。ユーザーは個人所有のPCにつきもののリソースの制約から解放されます。その結果、汎用性と実用性が高まり、手持ちのシステムで実行できることの幅が広がります。

情報アクセスの利便性が向上することもクラウドストレージの魅力です。クラウドに保存したデータには、基本的にいつでもどこからでもアクセスできます。アクセスの手段も、自宅のコンピューター、スマートフォン、タブレット、ゲーム機などから自由に選べます。TPOに応じてモバイルデバイスを使って、外出中でも簡単にアクセスできるのです。

とはいえ、データのセキュリティに関する懸念はまだ完全に払拭されたわけではありませんし、コストも、多くの場合は従来方式のデータストレージより低下するものの、予測が難しく変動しやすい傾向にあります。

クラウドストレージのデータに関する懸念

クラウドストレージでは当初から、アクセス制限の信頼性が懸念材料でした。クラウドにデータを保存する最大の長所の1つが、最大のリスク要因の1つにもなるということです。アクセス性のよさが、権限のない者が他人の個人情報やデータにアクセスできてしまう可能性も高めるのです。そのためクラウドストレージプロバイダーの間では、ファイアウォールと最先端の暗号化テクノロジーで守られる、安全性を大幅に高めたソリューションの提供が始まっています。

コンピューティングシステム間の情報交換が仮想的な性格を強めていることも、新たな懸念材料として浮上しています。コンピューティングにおける情報交換の在り方までもが変容する時代を迎え、こうした関係性の変化から生じる隙を突いて悪用するプログラムが登場するのではないかと心配されています。この記事の執筆時点では、まだ現実の問題ではなく、そうした可能性もありうるという段階ですが、開発者たちはすでに、この点がクラウドサービスの利用者にとって大きな問題とならないようにするための対策に取り組んでいます。

データの保護

クラウドストレージにはセキュリティリスクが確かに存在しますが、あらゆるコンピューターがハッキングやウイルスなどのセキュリティ問題に対して脆弱であることもまた事実です。しかし今では、セキュリティホールを除去してクラウドストレージセンター上の個人情報を保護する、さまざまなアンチウイルスソフトやその他の専用ツールが登場しており、クラウドストレージのメリットを最大限に享受しながら、個人情報やデータが安全・確実に保護されるという安心感も得られるようになっています。

クラウドは情報を保存・共有する最新の優れた方法であり、どこからでも、どんなデバイスからでも、従来よりも簡単にアクセスできます

が、弱点のない完璧なテクノロジーではありません。データのセキュリティに関しては多くの問題があります。しかし、アンチウイルスやその他の特殊な手法を活用することで、それらの問題を軽減し、保護された安全なクラウドストレージを実現することは可能になっています。

出典:How Safe Is Your Information in the Cloud? 投稿者 parkerh

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