輝きをとりもどしつつある日本企業、EPMでもっと輝いてほしい


皆様、はじめまして、SAPジャパン 桜本です。11月に入り、初雪の便りとともに、上場企業の中間決算や業績見通しの発表もピークを迎えています。そして、新聞の一面には「最高益企業 危機後で最高」という見出しも踊っています。

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そこには、輸出企業のみならず、内需型の企業も多く名を連ねていて、単なる円安要因だけではないことがわかります。

しかも、この最高益は「単体」ではなく、「連結」です。

企業において、贅肉がそぎ落とされ低コスト体質が定着すると同時に、グループレベルでの経営管理が高度化した結果、業績を伴ってきたのでしょう。連結経営、グループ経営管理を成功に導く要因はたくさんありますが、今回は「グループ経営の高度化に向けたITトレンドの変化」についてお話しさせていただきます。

この10年来、私は会計や財務、経営管理というテーマで多くの企業とコミュニケーションしてきましたが、これまでのIT活用といえば、グループオペレーションの標準化、効率化、内部統制対応といった領域がほとんどでした。いわば、「守り」へのIT活用であり、その代表が販売、購買、会計、人事といった業務を統合し、業務のスピード、精度を上げ、省力化し、コストを下げるERPでした。

しかし、業務品質が秀でているだけでは、企業の持続的な成長は望めません。グループレベルで必要な情報を集約した上で、それを経営における意思決定に活かす必要があります。

一方、最近では、ITを「攻め」の道具として、新鮮かつ正確な情報による高精度の分析・予測、そして予見を実現するための意思決定とその実行に活用する企業も増えてきました。その代表格がエンタープライズ・パフォーマンス・マネージメント(EPM)すなわち企業パフォーマンス管理ソリューションです。

EPMソリューションは、ERPで蓄積された情報だけではなく、ERP以外の企業システム内にある情報、さらには企業の外にあるデータを必要なときに必要なユーザーに必要な情報として提供するほか、より良い意思決定に向けたシミュレーションや分析機能も備えています。地図情報とグラフをマッシュアップするような優れた表現力、直感的に操作しやすい画面デザイン、モバイル対応など、そのユーザビリティは毎日見たくなるほどです。また、「最新」の情報が届くスピードも、これまでの何週間、何日という単位から何時間、何分という世界になることもめずらしくありません。当然、ビジネスのスピードも別次元になります。

EPMのもうひとつの大きな価値は、財務連結、決算プロセス管理、注記情報やディスクローズ情報の管理、内部取引管理、管理会計や管理連結、予算や予測、戦略マネジメント、ABC/ABM、配賦計算による収益性・コスト分析・・・・・かつてはバラバラのシステムだった、これらの機能が単一のプラットフォームで統合されていることです。

以下の図は、SAPのEPMソリューションの概念図です。

グループ経営管理に必要な機能が統合されているのはもちろんのこと、その機能および性能も最新の動向とIT技術を日々取り込み、進化を続けています。

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詳細はSAP EPMソリューションのWebサイトをご覧ください。

12月6日にSAPジャパン本社(半蔵門)にて、弊社のEPMソリューションのひとつであるSAP Business Planning  and Consolidationを実際に活用し、急成長につなげている日米の2社をお招きし、そのご経験をお話しいただくセミナーを開催いたしました。

米国を中心に欧州・アジアで急成長するスポーツアパレルメーカー アンダーアーマー社からは、いかに経営に必要な情報を収集・管理し、業績を伸ばしてきたのか、その仕組みと取り組みを、紳士服を中心に多事業展開で成長を続けるAOKIホールディングス社からは、同社の成長戦略を支える管理会計システムについてご講演いただきました。

EPMの中でもまず取り組む企業が多い「予算、計画、業績管理」領域での導入事例です。今までITを「守り」の道具として認識していた方にも、その効果をご実感いただけたのではないかと考えております。

後日、こちらのSAPジャパンブログに当日のセッション内容をご紹介する予定です。

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