SAPPHIRE NOW 2012 ORLANDOに参加して


株式会社アイ・ティ・アール
リサーチ統括ディレクター/シニアアナリスト
生熊 清司

既に、様々なメディアが報じているようにSAP社にとって最大のイベントである「SAPPHIRE NOW and the ASUG Annual Conference」が、今年も5月14日~16日までの3日間、米国フロリダ州オーランドにて開催されました。実は、2005年の東京や2007年の宮崎など国内で開催されたSAPPHIREには参加していましたが、海外で行われるSAPPHIREへの参加は今回が初めてでした。

これまで、私がSAP社に対して抱いていたイメージは、社名の由来「Systems, Applications, and Products in Data Processing」のとおり、ERP製品を中心としたアプリケーション製品のベンダーであり、これは2003年にSAP NetWeaverを発表し、2008年にBusinessObjectsを買収し、2009年にSybase社を買収しても、そのイメージは変わりませんでした。SAPにとって買収製品やパートナーとのエコシステムなどの資源は全てERP製品を強化するためのものであるという見方です。