複雑なモバイル導入を「モビリティキャンバス」という概念で整理する


Businessman using PDA on trainLTE、無線LANなどの高速無線ネットワークインフラが充実し、デバイスもスマホやタブレットが当たり前となった今日、もはやモバイルなしで過ごすことなどもうできないという方が多いでしょう。一個人としてはいつでもどこでも1日24時間、仕事も遊びもできてしまいます。しかしながら、企業体(=エンタープライズ)という枠組みになるとどうもそうは行かないのが実情です。理論的には、サプライヤー、パートナー、顧客と緊密に連携することにより、効率、生産性、意思決定スピード、顧客満足度を向上させられるはずなのですが、現実は、エンタープライズスケールでこれらの活動をきちんとしたレベルでサポートしようとすると、かなり大掛かりな投資やメンテナンスが必要となり、一筋縄にはいかないようです。なぜなら、モバイル技術の進歩が急速であること、デバイスの種類が多種多様であることから、中長期にわたるモビリティインフラのあり方を描くことが難しいからです。コスト管理と技術革新リスクを吸収しながらモビリティのメリットを享受するためには、強固かつ効果的で体系的なアプローチが必要なのです。