銀行が顧客志向に生まれ変わるために


Person using cash machine銀行業務のうち、消費者との小口取引業務がGooglewalletやPaypalなどのノンバンク系金融取引業者によって、取って代わられようとしています。金額として、プリペイドカードが1,670億ドル(2014年予測)、Paypalが44億ドル(2011年)、英Tesco社の金融事業が5億1,400万ユーロ(2011年)などと言われています。決して小さな金額ではないうえに、この金額は確実に増加しています。

ノンバンク系金融取引業者が重視するのは顧客志向です。銀行は従来から、安全確実な取引処理とリスク抑制を重視しています。したがって、銀行内の仕組みもITもそういった思想でできあがっているうえ、とても保守的にならざるを得ません。ですから、顧客志向を重視するような体制に切り替えることは、たいへん大きな変革となります。

しかし、顧客志向に変わらない限り冒頭に述べた状況に対抗することが不可能なのは自明です。では、どうやって乗り越えればいいのでしょうか。