どうしてSAPの内部監査はアドバイザーになれたのか?~SAPグループ内部監査システム刷新事例~


Businessmen and Businesswomen In a Meetingこんにちは、SAPジャパンの中野です。前回のブログでは、SAPが自社で利用しているデータウェアハウス、CRM、そしてERPもインメモリーデータベースであるSAP HANAにマイグレーションし、どのような業務効果をあげたのか、書かせていただきました(前回の記事。そして今年、2014年2月に、さらに内部監査システムがSAP HANA上に構築されたSAP Fraud ManagementおよびSAP Audit Managementというアプリケーションで本稼働しました。

SAPグループはグローバル化及び企業規模を拡大するにあたって、内部監査業務について、あるべき姿を追い求めながら試行錯誤してきました。不正は取引の停止、反則金の支払いなどによる経済的なダメージはもちろんのこと、エンロン事件からもわかるとおり、企業ブランド・信用を奈落の底に落とし、市場から一発退場を宣告されることもあるからです。

この新システムを導入するプロジェクトを構想した1年半前のことを「複雑で能率の悪い監査プロセスとそのシステムは、どの監査部員に聞いても『限界』と答える状況にあった」とSAP本社所属の内部監査担当、アレキサンダー・ロッドは言います。

今回のブログ記事では、SAPは「なぜ内部監査システムを見直す必要があったのか?」、「なぜ、導入済の他社製パッケージを止め、SAP Fraud Managementを導入しなおしたのか?」について、業務ユーザーとしてプロジェクトに参画したSAPの内部監査業務に従事する二人へのインタビューを通して、ご紹介したいと思います。