クラウドソリューションAribaで実現できること


こんにちは。SAPジャパンの小池です。最近、クラウドビジネスの話を耳にすることが多くなりました。SAPもクラウド戦略でクラウドソリューションに注力しています。こちらではSAPのクラウド版調達ソリューションであるAribaについて書かせていただきたいと思います。

Aribaはオンプレミスと違い、サーバーを自社に置かず、すべての機能をサービスとして使用できるため、サーバー維持やメンテナンスを自社で受け持つことはありません。

クラウドにおけるメリットの一つとして、自社サーバーに不特定多数の外部サプライヤーをアクセスさせることなく、適切な取引先選定(交渉、契約行為)を行い、調達業務の支援を行うことが可能です。Aribaの特徴は、完全にクラウドベースのビジネスアプリケーションとネットワークから成り立っているところです。

以下にAribaのソリューション全体像をご紹介します。

photo1

図. Aribaソリューションの全体像

図の水色の部分(1.調達および2.契約)、これらは戦略的な調達業務をサポートします。主にサプライヤーとの交渉から契約締結までをサポートし、調達部門の方々は、相見積、オークションを行うことができます。また、災害などでそれまでのサプライヤーとの取引ができなくなったような場合にも、Discovery機能を駆使することにより取引できる可能性のあるサプライヤーを探し出し、オークション、相見積に参加させることにより新たなサプライヤー発掘を実現します。

図の右側Ariba Networkは、サプライヤー発掘のためのコミュニティです。ここにはグローバルで100万社以上のサプライヤーが登録されています。そこから、供給する商材の種類、供給可能な地域などを検索条件にして競わせるサプライヤーを選びます。

ここで、交渉により有利な取引が可能なサプライヤーを見つけた場合には・・・

図のオレンジ部分、カタログから購買、請求、支払いまでが、日常の購買業務をサポートするソリューションです。契約情報に基づいたカタログを作り、エンドユーザに使用させることにより、ボリュームディスカウントを意識せずとも日々の業務でコストダウンさせるサイクルを作り出すことができます。

Aribaソリューションには、契約の期限が切れる何日前からアラートを出す機能や、すでに取引のあるサプライヤと更なる交渉をするための見積ツールも含まれます。Aribaの分析ツールはとても見やすく、ホーム画面に自分の好きなレポートを表示することができ、カスタマイズがエンドユーザ個々人にていつでも可能です。

Aribaのクラウドを採用すると、企業の調達業務を完全にAribaに合わせられるため、必然的にオペレーションの標準化が行われます。その結果、データの収集が容易になり、日々の調達活動の分析も容易になるでしょう。そしてその分析結果から次なる戦略的な交渉を含んだ調達計画を立てることが可能になります。

今回は、Aribaのソリューション概要をお伝えしてきました。SAP Solution Explorerでは、Aribaも含めた購買・調達業務を包括的にカバーしたソリューション全体像をご紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

SAP Solution Explorer – Procurement