お使いのビジネスネットワークはスマートですか?


Executives shaking hands across the tableビジネスネットワークについては、数多くの間違った思い込みが多く、なかでも、EDI接続とアウトソーシング型のスキャニングソリューションは同じだと信じ込んでいる企業が多いようです。これらは同じではないと指摘するのは、Ariba社のネットワーク戦略担当バイスプレジデントであるジェームズ・マーランド(James Marland)氏です。ビジネスネットワークの重要性を積極的に発信している同氏は、こうした誤解を正したいと考えており、2014年4月8~10日にローマで開催されたAriba LIVE Romeでは、今日の企業におけるビジネスネットワークの役割を論じるセッションに登壇しました。

同氏によると、取引上の理由からビジネスネットワークを使い始める企業もありますが、実際には、取引活動そのものよりも、ネットワーク環境から得られる高度な情報にこそ大きな価値があるとのこと。ビジネスネットワークは、企業の情報資産の形成にも役立つのです。

Ardent Partners社の調査によると、請求書の75%近くは現在も紙で処理されています。マーランド氏が指摘するように、紙の請求書をベースとした情報活用には限界があります。ビジネスネットワークは、サプライヤー側のシステムからM2Mで請求書を直接送ることを可能にするため、今まで以上に多くの情報をリアルタイムでやりとりすることができるようになります。

ビジネットワークによる企業間コラボレーションの普及を後押しするビジネストレンドについて、マーランド氏にお話を伺いました。

Q.  ビジネスネットワークについて、企業が誤解しているのはどのような点にあるのでしょうか?

最大の誤解は、「ビジネスネットワークの導入は大きな変革であり、そうしたことに取り組む時間はない」というものです。ビジネスネットワークを大げさに考える必要はなく、現在の環境がオンプレミス(自社運用)、クラウド、ハイブリッドかどうかも気にする必要がありません。ネットワーク上でつながるのは簡単ですし、既存のソフトウェアをリプレースする必要もありません。

もう1つのよくある誤解は、「どのビジネスネットワークも同じように構築されている」というものです。ビジネスネットワークにはその目的に応じてさまざまな特長があるので、まず利用したいと思うビジネスネットワークの機能を理解することが重要です。たとえば、複数の国に拡張できないビジネスネットワークは、グローバル展開を考えている企業にとって、ビジネスの成長に応じたネットワークの拡張は見込めません。

情報活用やデータ分析のために、どのような機能が利用できるのか考慮することも重要です。入手できる情報やインサイト、あらゆる角度からの統合的分析の可否など、ビジネスネットワークを検討するうえで非常に重要なポイントです。

Q.  ビジネスネットワークに最も大きな影響を及ぼしているトレンドは何だとお考えですか?

今後ビジネスネットワークによるコラボレーションを牽引していくのは、ミレニアル世代です。この世代には今までにない独特の習慣や仕事のスタイルがあり、コラボレーションに向いているといえます。企業による情報へのアクセス・共有・伝達における変革の担い手となるのはこの世代でしょう。この世代が中心となって、ビジネスの知識管理や情報活用のもととなる貴重な情報を大量に生成・収集していくことになるでしょう。

Q.  ローマで開催されたAriba LIVEで取り上げるべきポイントについて教えてください。

重要なポイントは、今、多くの企業がビジネスネットワークから得ることのできる情報価値を理解し始めているということです。「取引先顧客からの受注額が増えた」、「請求処理が軽減され、その分顧客との取引関係の改善に充てることができた」、「ネットワーク上でRFP(提案依頼)案件を獲得して、新たな販路を開拓できた」など、ビジネスネットワークに参加することで得た価値について、さまざまなサプライヤーが成功事例を発表しました。

出典:How Smart is your Business Network? 投稿者 Debra Curtis-Magley

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