「アクセンチュア・SAPイノベーションセンター」の グローバルネットワークから生まれる新たな知見

作成者:SAP編集部投稿日:2012年5月30日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

次世代ソリューションを予感させるSAP HANAのインパクト

インメモリー コンピューティング エンジンであるSAP HANA 1.0が、2010年11月にリリースされて以来、SAP HANAは6カ月に1度という頻度で機能を進化させ、その実用化が急ピッチで進められています。2011年6月にリリースされたSP2では、SAP ERPのデータ更新をリアルタイムにロードできる「SLT」と呼ばれる新機能が搭載され、さらに同年11月にリリースされたSP3では、主要DB製品すべてにおいて、このSLTがサポートされました。

こうしたSAP HANAの新機能を活用した先駆的な研究に注力してきたアクセンチュア株式会社は、2012年4月26日にSAPジャパンの新社屋内に「アクセンチュア・SAPイノベーションセンター」の設立を発表しました。同社のテクノロジー コンサルティング本部でSAPビジネスインテグレーション グループを統括する米澤創一氏はSAP HANAのインパクトについて、次のように語ります。

「圧倒的な処理スピードを実現するテクノロジーの側面のみならず、いわゆるビッグデータの処理を可能にする意味で、ビジネスの新たな変革をもたらすであろうという予感は当初から感じていました。とはいえ、リリース当初はまだ謎の存在で、実際にどれだけ使えるのか疑心暗鬼であったことも事実です。ところが、SAP HANA SP3の進化は目覚ましく、SLTによってSAP ERP以外の外部データとも容易な連携が可能になりました。このインパクトは大きかったですね。SAP HANAはそのパフォーマンスについて語られることが多いようですが、実は構造化データ/非構造化データを含めて、DBの構造的改革を可能にすることにこそ、その本質があるのだと確信しました」

従来の延長線上にはない「さらなる変革」を創出

「アクセンチュア・SAPイノベーションセンター」の目的は、企業が抱える課題に対して、最新のテクノロジーを駆使してまったく新しい解決策を見出していくことにあります。それは、いままでは技術的制約のもとで諦めてしまっていたこと、気付きすら得られなかったことの具現化も可能になります。

「アクセンチュアは、戦略コンサルティングからSI、アウトソーシングまで、あらゆるフェーズをカバーできるということを強みとしてきました。同時に世界150カ国以上でビジネスを展開し、その知見とノウハウを共有しています。それだけに業種・業態を問わずに、“グローバルサプライチェーンで起こり得ること”を、ほぼ掌握しつつあると自負していました。しかし、一方でインメモリーコンピューティングやモバイル、アナリティクスにおける技術革新が、いままでの延長線上になかった“さらなる変革”をもたらすことも確信しています。そのことを、より広く、そしてより深く追求していこうというのが、アクセンチュア・SAPイノベーションセンターに他なりません」(米澤氏)

「アクセンチュア・SAPイノベーションセンター」では、たとえばSAP HANAをデータベース基盤にSAP NetWeaver BWを稼働させる「BW on HANA」のプルーフ・オブ・コンセプトをサービスとして提供していこうとしています。「BW on HANA」はビッグデータを踏まえた超リアルタイムな情報活用を可能にしますが、いくら高速な環境が実現しても、何をどう分析すればビジネスを変革できるかは、最終的に人間の知見と発想によって導かれます。また、一口に最新テクノロジーといっても、実はそれらが有機的に組み合わさってこそ、真のソリューションにつながります。

「たとえば、モビリティにつながるキーワードとしては、リアルタイムがあげられます。そして、それを実現するためにはビッグデータ、パフォーマンスというキーワードに対応したインメモリーコンピューティングが必須となります。さらに情報を活用するためにはアナリティクスの技術革新が求められているのです。このように、最新テクノロジーや世の中のニーズを“つなぐ”というのも、アクセンチュア・SAPイノベーションセンターの重要な役割です。それだけに、同センターでは多様な技術分野のエキスパートや業種・業務に特化したビジネスコンサルタントを部門横断的に投入し、本当の意味でのエンドツーエンドのソリューションを追求していきます」(米澤氏)

独自のビジネスシナリオ「Day in the life」に基づく最新事例を発信

「アクセンチュア・SAP イノベーションセンター」は、すでに全世界9拠点(サンノゼ、シカゴ、ニューヨーク、ソフィア・アンティポリス、バンガロール、メルボルン、トロント、上海、北京)で活動をスタートさせています。東京のセンターもそのネットワークに加わり、グローバルでの最新動向をキャッチしながら、日本企業にマッチしたソリューションを創出していこうとしています。

具体的には、東京のセンターでは各国のセンターで開発されたソリューションを体感するデモ環境が用意されています。これらのデモは、「Day in the life」という独自のビジネスシナリオによって構成されています。つまり、ビジネスの瞬間を切り出したものではなく、組織における特定のポジションの人にスポットを当てて、1日に起こり得る一連のシナリオを提示しているのが特色です。

また、日本では電力業界をターゲットに、スマートシティを実現する上で必要不可欠なスマートメーターから収集されるデータ分析ソリューション(Smart Meter Analytics)のプロジェクトがスタートしています。この分野において日本は後発だといわれていますが、画期的な取り組みを展開し、この分野で世界をリードしていくことを視野に入れています。

「Day in the lifeシナリオはすでに9業種分がラインナップされており、グローバルでの最新事例を自社に重ね合わせながら確認できます。もちろん、日本発のシナリオやソリューションにも積極的に取り組んでいきます。そのためにも、多くの業界・企業の声に真摯に耳を傾けていきたいと考えています」(米澤氏)

「アクセンチュア・SAPイノベーションセンター」の詳細については、6/6(大阪)、 6/12(東京)で開催されるSAP Forumでも紹介が予定されています。当日のセッションでは、アクセンチュアが未来に向けて提唱するERP/LoBソリューションの知見と次世代ソリューションを融合した、新たなビジネスモデルのプレゼンテーションも行われます。「Day in the life」のビジネスシナリオを体感する絶好の機会ですので、是非ご参加ください。

●お問い合わせ先
チャットで質問する
Web問い合わせフォーム
電話: 0120-554-881(受付時間:平日 9:00~18:00)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

連記事

SAPからのご案内

着記事お知らせメール登録

ブログ記事の情報をメール配信しています。

以下にご指定のメールアドレスを入力し「登録する」ボタンをクリックすると、確認メールが送信されます。そのメールに記載されているURLをクリックすることで登録が確定されます。また、登録の解除も以下からお願いします。


メールアドレス