SAPは2020年2月にSAP S/4HANAとSAP Business Suite 7のメンテナンス方針の更新の発表を行いました。それに引続きSAPでは下記関連製品のメンテナンス・製品方針についても2020年4月付けで更新を行いました。
1)SAP S/4HANAへの安全な移行のためSAP NetWeaver 7.5のメンテナンス方針のSAP Business Suite 7への同期化 ⇒ SAP NetWeaver 7.5はメインストリームメンテナンスを2027年末まで、延長保守を2030年末までとします
2)SAP BW/4HANAの製品拡張方針をSAP S/4HANAシリーズに同期させます

Posted by 木下 史朗
木下史朗 日系と英国系の大手製造業で営業・技術職などを経験。その後ITに興味を持ち2000年SAPジャパンにコンサルタントとして入社。製造業をメインにプリセールス、事業開発などを手掛ける。2011年よりSAPのグローバル組織に異動し、SAPサポートの認知度向上や、SAP S/4HANAへのロードマップ提案活動に従事中。最新の記事
記事総数:12
SAP S/4HANAマイグレーションの事前準備に SAP Readiness Check 2.0 for SAP S/4HANA Vol.4 サイジング・お勧めSAP Fiori・課題の気付き・その他
作成者:木下 史朗、投稿日:2020年1月21日
4回シリーズでお届けしたSAP Readiness Check 2.0 for SAP S/4HANA、最終回は、SAP Readiness Check for SAP S/4HANAのSAP HANAサイジング、推奨するSAP Fiori、ビジネスプロセス分析などのその他項目を解説します。
SAP S/4HANAマイグレーションの事前準備に SAP Readiness Check 2.0 for SAP S/4HANA Vol.3 アドオン(Custom Code)への影響度
作成者:木下 史朗、投稿日:2020年1月21日
次はお客様のアドオン(Custom Code)プログラムへの影響度分析の見方を解説します。
ちなみに日本ではアドオンと呼ばれるお客様システム独自のABAPプログラムは、日本以外ではCustom Codeと呼ばれたりCustomizationと呼ばれる事が多くあります。アドオンという言葉もありますが、SAP ERP6.0等の標準製品の上でパートナー社またはSAPが出している追加有償プログラムライブラリの事を日本以外ではアドオンと呼ぶ事が一般的です。(例:xx国yy法対応パッケージなど)今後Globalで共通のサービスを活用する時に意識しておいていただけますと好都合かも知れません。
SAP S/4HANAマイグレーションの事前準備に SAP Readiness Check 2.0 for SAP S/4HANA Vol.2 標準機能への影響度
作成者:木下 史朗、投稿日:2020年1月20日
SAP Readiness Check for SAP S/4HANAをリクエストして自動的に送られてくるダッシュボード画面について、まずはSAP標準機能への影響度をここで見てみましょう。
SAP S/4HANAマイグレーションの事前準備に SAP Readiness Check 2.0 for SAP S/4HANA Vol.1 イントロダクション
作成者:木下 史朗、投稿日:2020年1月20日
SAP Readiness Check 2.0 for SAP S/4HANAは、SAP S/4HANAへのマイグレーション準備のために、必要と考えられる技術情報を一通り提示してくれるサービスです。SAPサポート契約のあるユーザー様なら、どなたでも追加費用無しで受ける事ができるセルフサービスです。Globalでは非常に活発に使われるサービスですが、是非日本でももっと多くのお客様にお使いいただけるように4回シリーズで紹介したいと思います。
IDC調査レポートに見るSAP顧客のSAP S/4HANA移行動向
作成者:木下 史朗、投稿日:2019年8月16日
IT専門調査会社のIDC社がSAP顧客企業300社に行ったSAP S/4HANA関連の調査によると、SAP S/4HANAを複数ERP統合の機会にしたい顧客が43%、今のERPを継承したコンバージョンを選びたい顧客が33%、SAP S/4HANAを契機に全く新規にERPを入れ直したい顧客23%という結果がでました。SAP SEからのニュースにてこの結果をまとめ紹介した記事が出ていますので日本語の抄訳をご紹介したいと思います。是非、モダンERPとは?SAP顧客全体の方向性とは?を知るトレンド研究の参考にして頂きたいと思います。
SAP Fiori どう始まり、どこへ向かっているか?
作成者:木下 史朗、投稿日:2019年6月17日
SAP Fiori。まだまだ浸透はこれからなものの、私達SAP社内では、SAP Fioriは当たり前のUXになってきています。1人のエンドユーザーとしてSAP社内でSAP Fioriを使い、その威力を日増しに感じる事が多くなっています。以前は仕事上必要な社内情報を、複数の情報ソースから手当たり次第に取って時間を消費していたのが、今ではSAP Fiori画面に1つにまとまりつつあり、意思決定のために多くの示唆を与えてくれるようになっています。
お客様別SAP S/4HANA適合性診断BSR(Business Scenario Recommendation)日本語化のお知らせ
作成者:木下 史朗、投稿日:2018年7月30日
既存のSAP ERP6.0の使用状況から、SAP S/4HANAへの移行をした際に得られるメリットをお客様別に診断するBSR (Business Scenario Recommendation)は、SAP S/4HANAをリリースした3年前より、無料でサービス開始していますが、英語のみでのレポートのため、日本のお客様には少しハードルが高かったのが実情です。この度、日本のお客様向けに、このサービスを日本語化し、幅広く日本のお客様にご利用頂けるようになりましたので、BSRを初めて聞く皆さま含め、今一度このレポートのメリットを紹介します。また、着実にSAP S/4HANAのシナリオも増え、より内容も改善されていますので、過去にBSR診断を受けられたお客様もぜひ最新日本語版で再度お申込みをお勧めします。
知っているとうれしいSAPトラブルシューティングツール&SAPサポート情報
作成者:木下 史朗、投稿日:2018年4月27日
お客様から特に反響の大きいSAPサポートのトピックをいくつかご紹介してまいります。
お客様別SAP Fiori適合性診断サービス
作成者:木下 史朗、投稿日:2018年3月2日
今のSAP ERPの使用範囲で想定すると、SAP S/4HANAになった際にどのようなSAP Fioriが標準で用意されていて、どのような効果が期待できるか?という疑問にお答えするのがお客様別SAP Fiori適合性診断サービスです。
SAP S/4HANA移行計画支援ツール SAP Readiness Check for SAP S/4HANA
作成者:木下 史朗、投稿日:2017年10月25日
SAP Readiness Check for SAP S/4HANAは基本セルフサービスツールで、SAPサポート契約をお持ちのお客様は追加費用無しでお使いいただけます。
SAP Solution Managerクラウドサービスにはメリットが続々
作成者:木下 史朗、投稿日:2017年10月25日
システムが急に遅くなったり、突然死したりしないように定期健康診断の役割を果たすアーリーウオッチアラートを生成するSAP Solution ManagerのSaaS型のサービスについてご紹介します。

最近のコメント