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イノベーションのためのリノベーション(ヴァンシ・エネルギー社)

We want to harness digitization to run our business without limits and to be “future ready.”

これは、フランスの総合建設会社で有名な「ヴァンシ(VINCI)グループ」でエネルギーインフラ事業を担う「ヴァンシ・エネルギー社:VINCI Energies」のCIOのコメントです。

同社は、2013年にグループ統一のERPを立ち上げた4年後に、SAP S/4HANAへの準備に着手しています。


ビル・建物の可能性を最大化するシーメンス ビルテクノロジー事業

今後の都市化の進行やエネルギー問題などを考えると、”ビル・建物の性能を向上させる”ことは非常に重要になっていきます。エネルギー問題に関しては、ビル・建物は所有するオーナーの意向に委ねられているため、工場や交通手段などと比べると企業側の自主努力による消費抑制が効きにくいとも言えます。また、多くのビル・建物オーナーは建物が消費するエネルギー量を認識していないため、ほとんどのビル・建物では必要以上に多くのエネルギーを消費しているとも言えるのです。

この問題を大きなビジネスチャンスとして捉えたのが、巨大コングロマリット企業でもあるシーメンスのビルテクノロジー事業(2018年にスマートインフラストラクチャーに統合)です。


ビジネス成長を加速させる「トゥルーベル」のIT戦略

多くの商社・卸企業は市場での競争優位を得るために事業を多角化しています。これは、企業の成長・進化に合わせて全社オペレーションの根幹を支えるIT基盤もスケールできないと、全体効率を維持し続けるのが難しいとも言えます。新たな市場への展開やその市場毎に新たな付加価値を提供すれば、さらにその煩雑性は増えます。つまり、ビジネスの成長に伴って IT基盤の”複雑性の増加”や”柔軟性が欠ける”状態が生み出されやすい業界と言えるかも知れません。同じ様な状況を持つ「Truebell Marketing and Trading LLC(以下、トゥルーベル )」が、SAP S /4HANA® Cloudで実現させたストーリーが今回ご紹介する内容です。



手頃な価格で多世帯型住宅を提供するカテラ社(Katerra Inc.:米)

SAPとの関わりが最初に公開されたのは2017/5に米国フロリダ州オーランドにて開催されたSAP最大の年次カンファレンス「SAPPHIRE NOW」でした。その後、2018/1にソフトバンク・ビジョン・ファンドから約900億もの投資を獲得し、時価総額が3200憶円(30億ドル)を超えたとの報道もあり、更に注目が集まっている企業でもあります。執筆のキッカケは、何となくIT化が難しいイメージを持つ建設業界において、テクノロジーを武器に急成長している同社の取組みに興味を持ったことからでした。





先進小売企業への道のり~多様化する消費者側の変化を乗り越えて――第1回:オムニチャネルコマース成功の条件

店舗と言うシングルチャネルで構築したモノがマルチチャネルになるだけでなく、それらのチャネルは有機的に連動しなければならないのです。ここでは、具体的に検討すべきポイントについてお話します。それは、以下の4点にまとめられます。


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