2020年3月17日、各界の有識者やコミュニティーリーダー、SAP主要部門の責任者から構成される審査員によって選ばれた今年のSAP Innovation Awards の受賞取り組みが発表されました。年初1月3日のエントリー締め切り後、2ラウンドの審査を経て選ばれたのは20の取り組みでした。
オペレーションの安全性改善による危険な事故の減少やロジスティクスの最適化など、SAPのソリューションが石油・ガス業界に携わるお客様の企業価値向上をサポートいたします。
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記事総数:18
デジタルトランスフォーメーション – キーワードで辿るIntelligent Enterpriseへの道のり
作成者:森川 衡、投稿日:2019年10月28日
デジタルトランスフォーメーション。デジタル変革。DX。今やITを活用した取り組みは全てこれらの言葉に包括されてひとり歩きしていますが、具体的にそれが何を意味するのかを明確に説明している会社は少ないように思います。
SAPは2018年から「Intelligent Enterprise」という明確な定義を打ち出し、伝統的なERPの分野に新たな先端技術を組み合わせて、仕事の在り方を変えようとしています。今回のシリーズでは、Intelligent Enterpriseを実現するための段階的ステップを最新の取り組み事例でご紹介します。
・XデータとOデータが融合したExperience Economy
・SaaS/クラウドで実現する変化への対応
・「データ駆動型」を興すには
・デジタル技術が可能にするビジネスモデル創造
・広く社会に目を向けて
エンドレスハウザー社にみる、対競合差別化+顧客中心主義
作成者:古澤 昌宏、投稿日:2019年10月24日
製造業が競合他社に打ち勝つためには、何か差別化要因を生み出す必要があります。しかしながら、行き過ぎた差別化は結果的に利用側に別の苦労を生み出すことになりかねません。
本稿では、筆者が2007年から興味をもって観察し続けてきた計測器メーカー エンドレスハウザー社 (Endress+Hauser 以下 EH) を取り上げ、同社の苦心について共有したいと思います。
BASF − 調達・購買業務領域における「業界標準」の活用に向けて
作成者:竹川 直樹、投稿日:2018年9月21日
グローバル最大の化学企業であるBASFは、調達・購買業務領域においてどのようなデジタルトランスフォーメーションを進めているのでしょうか。クラウドベースの「業界標準」ソリューションの活用に向けた取り組みを、SAP Ariba Liveの講演等を参考に深掘りします。
航空機の遅延ゼロを目指して − シェル・エイビエーション社のデジタルトランスフォーメーション
作成者:竹川 直樹、投稿日:2018年6月21日
シェル・エイビエーション社は、その航空燃料補給サービスにおいて、どのようなデジタルトランスフォーメーションを推進しているのでしょうか。近年のテクノロジーの進化は、空港の駐機場といった「現場」も含め、多くのステークホルダーに便益をもたらすことを容易にしています。同社がどのように「デジタル化」の範囲を拡張し、競争優位性を向上させているのか、見ていきましょう。
「電子帳簿保存法(スキャン保存)」対応で大幅なコスト削減と業務標準化を実現
作成者:高橋 浩二、投稿日:2016年4月6日
SAP Solution Extensions (SolEx)の第1回目は、「電子帳簿保存法(スキャン保存)」対応で大幅なコスト削減と業務の標準化を実現した
武田薬品工業様の事例とソリューションのポイントをご紹介させて頂きます。
デジタライゼーション実現のための「SAP Solution Extensions」とは?
作成者:高橋 浩二、投稿日:2016年4月4日
「SAP Solution Extensions (SolEx)」は、SAP Business Suiteのみならず、SAP S/4HANAやSAP HANA、SAP Ariba、SAP SuccessFactorsなど、SAP製品と予めデータや機能が連携されており、様々な顧客の課題やニーズに最もフィットし、効果が期待できるソリューションパートナーと共同開発し、SAPが製品サポートする”SAPソリューション”です。
ドイツの地域電力会社“シュタットベルケ”が示す電力業界の未来――第2回:大手シュタットベルケMVV Energyが掲げる再生可能エネルギーへの転換
作成者:松尾 康男、投稿日:2015年8月13日
ドイツの地域電力会社シュタットベルケのビジネスの最新状況をご紹介する連載。第2回は、MVV Energy社を取り上げ、その成功のポイントと現在の取り組みについて掘り下げてみたいと思います。
ドイツの地域電力会社“シュタットベルケ”が示す電力業界の未来――第1回:大手電力会社を凌ぐシュタットベルケの地域密着型サービス
作成者:松尾 康男、投稿日:2015年7月10日
日本よりも一足早く電力小売りの全面自由化に踏み切ったドイツには、シュタットベルケと呼ばれる地域電力会社が存在します。本連載では、シュタットベルケのビジネスの最新状況をご紹介させていただきます。
膨大な修理記録とセンサーデータで予測メンテナンスの高度化に挑むヴェレロ・エナジー
作成者:瀧口 範子 氏、投稿日:2015年5月14日
石油の精製や販売を行うグローバル企業であるヴェレロ・エナジーは、SAPとの共同開発プロジェクトで、予測メンテナンスのプロトタイプシステムを試作した。
電力・ガスシステム改革で激変する日本のエネルギー市場――第1回:これから何が起こるのか?~海外事例から読み解く
作成者:川島 浩史、投稿日:2015年2月3日
日本の公益業界が市場自由化などに向けて今、取り組むべき課題と、その解決の方向について考えていきたいと思います。第1回は、「これから何が起こるのか?~海外事例から読み解く」というテーマでお伝えします。
フィリップス66の最新事例に学ぶ――エンタープライズモバイルに本当に必要な3つのステップ
作成者:井口 和弘、投稿日:2014年8月7日
フィリップス66は、世界的な総合石油エネルギー会社であるコノコフィリップスから2012年に独立し、石油精製・販売を手がける企業です。独立当時、同社では業務プロセスの中にいかにしてモバイルを導入し、業務効率を向上させるかが大きな課題でした。
化学産業の安全で安心なオペレーションのために――第2回:化学プラントの安全操業を実現する
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年7月23日
なかなか事故を根絶できないのは何が原因なのでしょうか。一つの手がかりとして、最近の日本における化学業界の事故調査報告書や、識者の見解を参照すると、事故の主な原因や背景として以下が挙げられています。
化学産業の安全で安心なオペレーションのために――第1回:どうしてますか?化学物質管理
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年7月2日
石油やガス、その他の天然資源を原料として抽出・合成される化学物質は世界中で20万種類以上存在します。単純な構造をした汎用品から、複雑な構造をした新規化学物質までさまざまです。
全社員の技術と経験を一元的に見える化、エキスパートの養成に注力するベクテル
作成者:村田 聡一郎、投稿日:2014年4月22日
ベクテル Bechtel は、エンジニアリングおよび建設業界における世界最大手のひとつである。従業員53,000人、年間売上高は379億ドル(約3.8兆円)。 本社サンフランシスコの他、東京を含む世界50か国にオフィスが ...
S&OPで「金額ベースのサプライチェーン最適化」をはかるデュポン
作成者:村田 聡一郎、投稿日:2013年12月3日
S&OPという言葉をご存じだろうか。もともとは「Sales and Operations Planning」の略語だったが、現在ではそれ自体がひとつの単語として通用している。 製造業にお勤めの方であれば、「製販( ...
海外企業のシステム開発現場に学ぶ“日本人気質”に似た「品質へのこだわり」
作成者:大岩 康志、投稿日:2013年8月1日
こんにちは、SAPジャパンの大岩です。前回は「システム運用の負荷を減らして新たな投資を行うために」をテーマに、監視ツールで重大障害を90%、障害復旧時間を25%削減した金融機関の事例などをご紹介しました。今回は前回に引き ...
HDDベースの既存DWHの限界を、インメモリーDBで一気に打破したスルグトネフチェガス
作成者:村田 聡一郎、投稿日:2012年8月8日
スルグトネフチェガス Surgutneftgas は、ロシア屈指の石油・ガス生産会社である。ロシアの石油会社による国内生産量の13%、ガスは25%を占めている。 西シベリアのスルグート市で1993年に創設され、従業員は1 ...
