今回は、2017年度の連結売上高14兆円、二輪車販売1,123万台世界首位、四輪車販売368万台世界8位の本田技研工業を親会社に持つ、ホンダオーストラリア社を取り上げます。世界6極体制のアジア・大洋州の販売会社の一社として1969年に創業し、今年2月に創業50周年を迎えました。
製品開発からロジスティクス、マーケティング、アフターサービスまで一連のフローの改善に向けて、SAPのソリューションが自動車業界に携わるお客様の企業価値向上をサポートいたします。
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記事総数:47
Faurecia社の”たられば”ライフサイクル収益企画 – 工場も品番もまだ決まってないけど市場は待っている
作成者:森田康之、投稿日:2019年3月22日
Faurecia社は日本では一般にフォルシアと表記されるフランスの自動車部品メーカーです。売上高は17,525 百万€(2兆2千億円), 営業利益率 7.3% (1,274 百万€ (1,600億円))で、11万人の従業員、37か国320カ所の拠点,、35の研究開発施設を構える自動車シート・内装品のトップメーカーのひとつです。実際の事業構成は、シート43% (FAS)、内装品31% (FIS)、クリーンモビリティ(排気系とEV/FCV部品) 26% (FCM)であり、日本のOEM向け規模は大きくなく、VW、FORD、PSA向けで約半分を占めています。ここ数年の主要戦略は1)スマート・ライフ・オンボード(具体的製品ではcockpit of the future)、2)サスティナブル・モビリティ(燃料電池関連や軽量化)の二つです。CASEと直截的に言うのではなく、さりげなくそのコア技術を担うリーダー的サプライヤを目指す、と言っているようです。
「Segment of One ものづくり」と「製造アイランド」
作成者:古澤 昌宏、投稿日:2019年3月22日
「組立ライン」から「製造アイランド」への変革を目指すアウディ まずはこのブログを通読してみてください。 ドイツ語だから読めないよ、というのは今は昔。ChromeなどのWebブラウザに搭載されている自動翻訳機能のおかげで、 ...
ダイムラーとSAP — ソフトウェアベンダではなく協業・協創するビジネスパートナーとして
作成者:森田康之、投稿日:2018年12月6日
Daimler Daimler社はBMWと並んで、新聞紙上では「独高級車メーカーの」という冠のつく自動車メーカーです。2017年の売上高は約21.4兆円(1,634億ユーロ)、営業利益約1.9兆円(147億ユーロ), 営 ...
ボッシュ社(Bosch) – SAPソリューションを核にしたテンプレート
作成者:森田康之、投稿日:2018年9月20日
Bosch Corporationは世界最大の自動車部品メーカーです(2017年時点)。売上高は約10兆円(781億ユーロ)、うち自動車事業は60%強の5兆9千億円です。ちなみに自動車部品のトップ5はBosch, Den ...
多様な考え方こそがイノベーションの源泉となる。
日産自動車のダイバーシティ戦略
作成者:SAP編集部、投稿日:2018年6月25日
グローバル化した世界で企業が成長を続けていくには、さまざまな価値観、文化を取り入れてビジネスに活かすため、ダイバーシティの推進が不可欠です。SAPでも各国でダイバーシティ促進に取り組んでおり、SAPジャパンにおいても活動 ...
2017 Hannover Messeのハイライト
作成者:赤川 有美、投稿日:2017年6月2日
2017年4月24日から28日の5日間、6500社以上が出展し、延べ来場者数は22万5000人超というドイツのハノーバーにて開催されたハノーバーメッセ2017のSAPブース展示についてご紹介します。
最大、最後の好機到来
第4次産業革命と持続的成長に向けた成長戦略
作成者:SAP編集部、投稿日:2016年10月18日
「日本だけ取り残されている」という米倉氏の警鐘で始まった2016年のSAP Select基調講演。日産自動車の志賀副会長、そしてSAP内田会長から世界の動向、そして日本の挑戦が議論されました。
デジタル化社会に向けた協業が電力と自動車の新たな未来を描く
作成者:SAP編集部、投稿日:2016年9月16日
ユーティリティ分野におけるデジタルトランスフォーメーションの可能性を探るセッションが、7月29日のSAP SELECT内、公益事業向けトラックで行われました。東京電力と日産自動車のコラボレーションにより進められている電力事業のデジタル化とEV(電気自動車)の活用を取り上げた、「業界連携によるデジタル化社会~充電インフラの設備とデジタル化の未来」のパネルディスカッションをご紹介します。
ハノーバーメッセから見る「SAP S/4HANAで繋がるものづくり現場 “Live Business is Connected”」
作成者:赤川 有美、投稿日:2016年6月23日
SAP S/4HANAがものづくりそのもののプロセスをいかにダイナミックに支援できるのか、世界最大級の産業見本市であるハノーバーメッセ2016のSAPブースで展示されたコンテンツで紐解いていきます。
「電子帳簿保存法(スキャン保存)」対応で大幅なコスト削減と業務標準化を実現
作成者:高橋 浩二、投稿日:2016年4月6日
SAP Solution Extensions (SolEx)の第1回目は、「電子帳簿保存法(スキャン保存)」対応で大幅なコスト削減と業務の標準化を実現した
武田薬品工業様の事例とソリューションのポイントをご紹介させて頂きます。
デジタライゼーション実現のための「SAP Solution Extensions」とは?
作成者:高橋 浩二、投稿日:2016年4月4日
「SAP Solution Extensions (SolEx)」は、SAP Business Suiteのみならず、SAP S/4HANAやSAP HANA、SAP Ariba、SAP SuccessFactorsなど、SAP製品と予めデータや機能が連携されており、様々な顧客の課題やニーズに最もフィットし、効果が期待できるソリューションパートナーと共同開発し、SAPが製品サポートする”SAPソリューション”です。
自動車業界特有のビジネスプロセスでSAPソリューションの価値を高める勘所
作成者:SAP編集部、投稿日:2015年11月24日
グローバルビジネスの拡大で、ITの重要性がますます高まりつつある自動車関連業界。三菱自動車工業株式会社と日本発条株式会社の2社が、それぞれ調達システムとSAP ERPの導入事例について講演しました。
つながるクルマが新たな価値をもたらす時代が到来 自動車メーカーの課題はソフト化とサービス化
作成者:SAP編集部、投稿日:2015年9月29日
2015年8月5日に開催されたSAP Automotive Forum Nagoya 2015の特別講演にて、オートインサイト株式会社代表の鶴原吉郎氏が自動車産業の現状と未来について講演を行いました。
SAP S/4HANAが生み出す価値を6つのシナリオで解説
作成者:SAP編集部、投稿日:2015年8月14日
財務管理からロジスティック、マーケティングにいたるまで、企業のビジネス部門がどのようなシナリオで、SAP S/4HANAからメリットを得られるのかをまとめます。
3D エンタープライズを実現する製品群
作成者:高橋 善朗、投稿日:2015年5月20日
今回は、3D を業務で実現するためにどのようなソフトウェアが必要で、どのような処理を行えばよいのかについてご紹介します。
もしも渋滞ゼロを実現できたら――数字で見る渋滞ゼロのインパクトおよびSAPの貢献
作成者:五十嵐 剛、投稿日:2015年3月27日
本ブログでは、渋滞に関連するいくつかの数字を取り上げ、渋滞ゼロのインパクトを定量的な視点で捉えます。また、渋滞解消というテーマにおいてSAPがどのように貢献しているか、取り組み例とともにご紹介します。
産業界で起きているビジネスモデル変革のうねり――第1回:現場で起きているレベニューイノベーション
作成者:柳浦 健一郎、投稿日:2015年3月20日
ビジネスモデル変革がいま確かなうねりとなっている背景について、産業界のビジネスにおける課題とともに明らかにし、それに対して取り組んでいくべきポイントについてお話します。
自動車部品サプライヤーに求められる新たな成長戦略――第3回:海外自動車メーカーの作法に素早く対応
作成者:山﨑 秀一、投稿日:2015年3月5日
最終回では、部品サプライヤーのさらなる成長を後押しするうえで鍵となる、海外自動車メーカーの作法に素早く対応する方法について、事例を交えながらお話していきたいと思います。
自動車部品サプライヤーに求められる新たな成長戦略――第2回:組織を横断した「品質情報コックピット」の確立
作成者:山﨑 秀一、投稿日:2015年2月27日
厳しい監査対応を迫られている部品サプライヤーにおいて、品質情報の統合管理は不可欠です。品質情報の統合管理を支えるソリューションSAP QIMは、組織横断型の「品質情報コックピット」です。
自動車部品サプライヤーに求められる新たな成長戦略――第1回:監査対応基盤はグローバルビジネスの新たなライセンス
作成者:山﨑 秀一、投稿日:2015年2月20日
日本の自動車部品業界の過渡期において、海外の自動車メーカーから求められる監査対応の仕組み、業界の新たなスタンダードを確立できていなければ、未来の成長の見通しは立てにくくなります。
マス・カスタマイゼーション(一品大量生産)をIoTで実現したハーレー・ダビッドソン
作成者:村田 聡一郎、投稿日:2015年2月9日
ハーレー社のように、工場のカイゼンの手段としてのデジタル化・見える化が先にあり、それをさらにショップフロア内でも、また工場間にも拡大してさらなる効率化を追求する動きがインダストリー4.0である。
SAPがご提供するMESの特徴とは
作成者:小野山 忍、投稿日:2014年11月26日
今回は、SAPがご提供するManufacturing Execution System:製造実行システム(以下、MES)であるSAP Manufacturing Execution(以下、SAP ME)の概要と特徴についてご紹介していきたいと思います。
自動車業界で急速に進むSAPのグローバル展開事例を、三菱自動車工業、日産自動車、日本発条が公開
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年10月10日
自動車部会のセッションでは、自動車産業のユーザーの間で最も関心の高いテーマの1つであるSAPシステムのグローバル展開について、三菱自動車工業、日産自動車、日本発条の3社から各社に取り組みについての紹介が行われました。今回はその模様をレポートします。
“車”という概念を180度変革する未来のコネクテッドカー~トヨタIT開発センターの取り組み~
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年10月7日
7月29日に開催されたSAP Auto Forum NagoyaにおけるトヨタIT開発センター 研究部取締役 遠藤徳和氏の講演は、これまでの概念を180度変革する車の未来を予感させる各種のトピックが盛り込まれたものでした。今回はこの特別講演をレポートしてみたいと思います。
グローバルテンプレートを活用して、欧州の自動車市場における競争力を高めるトヨタ紡織のイノベーション
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年10月6日
今回は7月29日に開催されたSAP Auto Forum Nagoyaにおけるトヨタ紡織株式会社 IT推進部 システム企画室 室長の福山幸紀氏による講演内容から、欧州の自動車メーカーからの新規受注を機に、コアシステムをSAP中心に切り替えたプロジェクトの概要と成功要因をレポートしてみたいと思います。
自動車産業の未来に向けた変革を支えるテクノロジーと、2020年に向けた日本の自動車業界の課題
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年10月3日
内燃機関からHV、EVへの移行、安全機能の高度化、テレマティクスによるドライバーの利便性向上など、今まさに変革の過渡期にある自動車産業の未来にフォーカスして開催されたSAP Auto Forum Nagoya。その基調講演の模様を、ゲストスピーカーとして登壇したオートインサイト株式会社代表である鶴原吉郎氏による講演と合わせてお伝えしたいと思います。
経営のアクセル・ブレーキの踏み替え(意思決定)を行うSAP Sales and Operations Planning powered by SAP HANAとは
作成者:辻 英雄、投稿日:2014年7月16日
現在のS&OPは、その需給のバランスを取る際に、数量ベースだけでなく金額ベースで需給バランスを調整し、調整結果の判断を現場レベルだけではなく、管理者や経営層の判断で承認するといったプロセスに進化しています。
しなやかな需要対応が競争力を高める――SAP HANAが実現する高速MRP
作成者:冨田 賢、投稿日:2014年7月10日
このブログでは、サプライチェーン管理における先進事例や、最新の実証結果をもとに、MRPの革新が競争力の源泉になりえることを具体的に示していきたいと思います。
自動車・組み立て製造業のイノベーション最前線――第4回:Industrie 4.0(第4次産業革命)で生まれ変わる組み立て製造業
作成者:山﨑 秀一、投稿日:2014年7月3日
最終回は、「Industrie 4.0(第4次産業革命)で生まれ変わる組み立て製造業」というテーマでお届けし、組み立て製造業の未来について皆さまと一緒に考えていきたいと思います。
化学産業の安全で安心なオペレーションのために――第1回:どうしてますか?化学物質管理
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年7月2日
石油やガス、その他の天然資源を原料として抽出・合成される化学物質は世界中で20万種類以上存在します。単純な構造をした汎用品から、複雑な構造をした新規化学物質までさまざまです。
自動車・組み立て製造業のイノベーション最前線――第3回:グローバル人材育成・部品の現地調達を短期でどう実現するか
作成者:山﨑 秀一、投稿日:2014年6月19日
人事や調達について、日本国内は先進的な仕組みができていても、海外はまだ、という企業様に向けて、SAPでは早期にキャッチアップしていただける仕組みを用意しています。100万社規模のサプライヤーネットワークをつなげて活用できるクラウドサービスの威力は大きく、今後の日本の自動車メーカー様、部品メーカー様の現地化の強力な後ろ盾になっていけることに間違いはありません。
自動車・組み立て製造業のイノベーション最前線――第2回:品質/ワランティ面でのコスト競争力を目指して
作成者:山﨑 秀一、投稿日:2014年6月12日
いま、世界中の自動車メーカーにとって、リコール対応やワランティは、収益を圧迫する要因として、切実な課題となっています。ここに、リコールについてのショッキングなデータがあります。
自動車・組み立て製造業のイノベーション最前線――第1回:M2M/テレマティクスで事業構造が変わる
作成者:山﨑 秀一、投稿日:2014年6月6日
昨年(2013年)10月にITS国際会議が東京で開催されましたが、その際にSAPも出展を行い、車両メーカーや部品メーカーの方にSAPのM2M(Machine to Machine)への取り組みについてご認識いただくことができました。
ERPとMESの役割の違い
作成者:小野山 忍、投稿日:2014年4月22日
こんにちは。SAPジャパンの小野山です。わたしはSAPジャパンで主に組立製造業を中心に提案活動をしております。Manufacturing Execution System:製造実行システム(以下:MES)と言われる製造現 ...
M2M/IoTがもたらすビッグデータ活用の実際 ~お客様と共に生み出した先進事例から学ぶ~
作成者:大本 修嗣、投稿日:2014年4月2日
本連載では、2014年3月5日に日経ものづくり・日経テクノロジーオンライン・日経BPイノベーションICT研究所の主催により開催された、「Factory 2014」と題したフォーラムの内容を紹介しています。最終回は私、SA ...
Industrie 4.0 -次世代ものづくり環境のための確かな道すじ
作成者:大本 修嗣、投稿日:2014年4月1日
本連載では、2014年3月5日、日経ものづくり・日経テクノロジーオンライン・日経BPイノベーションICT研究所の主催により開催された、「Factory 2014」と題したフォーラムの内容を紹介しています。第2回は、Sie ...
製造現場の実行管理、工場の可視化を実現するMES
作成者:朝井 由記、投稿日:2014年4月1日
唯一生き残るのは、変化できる者である 「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である」。これは何も生物学的な示唆に富むだけでなく、IT業界という変化の激しい業界 ...
拡がる3Dの業務活用の可能性
作成者:高橋 善朗、投稿日:2014年4月1日
こんにちは。SAPジャパンの高橋です。近年の3Dプリンターの普及もあり、3Dを使った製品情報の取り扱いはますます一般的で、身近なものになりつつあります。主として組立製造業で使われている3D CADも、無料のものから非常に ...
