日本でも耳にすることが増えてきたユニコーン企業。非上場ながらも市場評価額が10億ドルを超える企業年数10年以内の企業のことですが、特にアメリカや中国では非常に多くのユニコーン企業が活躍しています。経済産業省のデータによると2018年時点でアメリカには172社のユニコーン企業が存在する一方、日本では1社のみということで国際的に見劣りしていると記されています。ただし日本政府は2023年までにユニコーン企業を20社創出することを目標にしており、昨今の活況な日本企業のスタートアップの動きや、大企業の新規事業を出島で実施するケースが増えている状況からすると、これから急加速に成長するユニコーン企業が出てくるのではないかと期待が高まります。
本稿では、最新テクノロジーを武器にグローバル規模で急速に成長するスタートアップ企業の事例を取り上げ、そこからの学びやアフターCOVID-19での取り組み方にも触れたいと思います。
最新の記事
記事総数:116
はじめてのSAP Data Warehouse Cloud ~ Free Trial 環境でSAP Data Warehouse Cloud を体験してみよう !!
作成者:椛田 后一、投稿日:2020年6月2日
SAP Data Warehouse Cloud が日本のデータセンターでサービス提供を開始したことは、先日、お伝えした通りですが、「まずはどんなものか触ってみたい !!」と思われた方も多いかと思います。
そのような皆様には、まずはFree Trial の環境を使って体験していただきたいと思います。
サブスクリプションエコノミーを支える課金処理:インドの急成長通信会社ジオの取り組み
作成者:久松 正和、投稿日:2019年10月24日
最近、”サブスク”という言葉がよく聞かれるようになりました。もちろん皆さんご存知の”サブスクリプション”の略称です。ちょっと堅くまとめると、「長期の契約を元にした月額などの定期課金を軸としたビジネスモデルのひとつ」でしょうか。 この最近流行のサブスクですが、実は2000年頃からビジネスモデルについて考える潮流が始まり、さまざまなビジネスがサブスク化しています。過去に当ブログシリーズでもご紹介してきました。ここで、サブスクリプションを含む課金決済処理を武器にしている企業として、インドのリライアンス・インダストリーズ(RIL)が立ち上げたジオ(Reliance Jio Infocomm)という携帯通信会社を紹介します。
デジタルコアの確立によるスマートシティの実現ーデジタル化ランキング最下層からの脱却ストーリー
作成者:横山 浩実、投稿日:2019年10月24日
複雑化するITの課題を抱え、DX(デジタルトランスフォーメーション)により業務そのものを改革し利用者により良いサービスを提供することを目指すのは、大企業だけではありません。本ブログでは、2014年のデジタル電子政府(州)ランキングで評価がC+、下位25%だったイリノイ州が、その後の4年間でどのようにデジタルコアを確立し急速にDXを進め、2018年のデジタル電子政府(州)ランキングでは評価がB+、上位25%にまで登りあがったのか、その脱却ストーリーを紹介します。
San Francisco 49ers:顧客体験の向上に向けたリアルタイムなスタジアムオペレーションの見える化
作成者:佐宗 龍、投稿日:2019年6月20日
近年「顧客体験 / Customer Experience (CX)」という言葉が注目されています。Levi’s Stadiumではデジタルを活用した様々な顧客(観客・ファン)体験を提供しています。主要な取り組みとしては、当時としてはかなり最先端の取り組みであったスマートフォン向けのスタジアムアプリケーションがあります。スタジアムアプリケーションを通じたデジタルチケットはもちろんのこと、入場ゲートから自分の席までの経路案内、トイレの混雑状況の見える化、さらには座席から飲食の注文ができたり、追加料金を払うことで自分の座席まで運んで来てくれるサービスも提供しています。
ファストファッションの終焉:ミスガイデッド どのようにファッショントレンドを味方につけているのか?
作成者:熊谷 安希子、投稿日:2019年3月22日
2009年イギリスのオンラインでスタートしたファストファッション ミスガイデッド。
ミレニアル世代を中心に多くのフォロワーを持ち、ソーシャルメディアやポップスターとのタイアップでトレンドの先端を走っています。
毎月リリースされる2,000以上ものスタイルのミレニアルのトレンドをいち早く正確に把握し急成長し、2016年、フィジカルストアの立ち上げや海外、新たなチャネルへの拡大のため、たった5か月という短期間で基幹システムを強化しました。特に、ミレニアルとのデジタルエンゲージメントを強化し、変化の激しいファッショントレンドに迅速に対応するためにサプライチェーン全体をデジタル化することに成功しています。
水資源の保護—清潔で安全な飲める水の普及に向けた取り組み
作成者:横山 浩実、投稿日:2018年9月20日
水道の蛇口をひねれば衛生的な水が出てくる。日本では当たり前の日常も、社会基盤が十分整備されていない発展途上国では大きな課題です。インドでは6300万人もの人々が飲用水を手に入れられない環境で暮らしています。特に地方におい ...
もうひとつの「ERP」 - ドローン・データ・IoTを使った野生動物の保護
作成者:横山 浩実、投稿日:2018年6月21日
実はSAPには、ビッグデータのリアルタイム性を生かしたもうひとつの「ERP」の話があります。本ブログでは、もう一つの「ERP」- ドローン・データ・IoTを使った野生動物の保護をご紹介します。
次世代サポート – ソーシャルメディア
作成者:西村 洋紀、投稿日:2018年1月12日
インシデントの解決を迅速化するために考案された次世代サポート。今回は次世代サポートの3つの主要領域の最後の1つであるパーソナライズされたコンテキストベースのサポートの中から「ソーシャルメディアの統合」について紹介します。
次世代サポート – エキスパートの予約(リアルタイムサポート)
作成者:西村 洋紀、投稿日:2018年1月5日
インシデントの解決を迅速化するために考案された次世代サポート。今回は次世代サポートの3つの主要領域の1つであるリアルタイムサポートの中から「エキスパートの予約」について紹介します。
次世代サポート – エキスパートチャット(リアルタイムサポート)
作成者:西村 洋紀、投稿日:2017年12月15日
インシデントの解決を迅速化するために考案された次世代サポート。今回は次世代サポートの3つの主要領域の1つであるリアルタイムサポートの中から「エキスパートチャット」について紹介します。
次世代サポート – セルフサービスおよびインシデント予防
作成者:西村 洋紀、投稿日:2017年12月7日
インシデントの解決を迅速化するために考案された次世代サポート。既にご利用の方からは多くのポジティブなフィードバックをいただいておりますが、この革新的な新製品サポートサービスをご存知ですか? 今回は次世代サポートの3つの主要領域の中から「セルフサービスおよびインシデント予防」について紹介します。
SAP Digital Boardroom 業界・業務別テンプレートの活用によりクイックスタート
作成者:黄 由貴、投稿日:2017年6月28日
経営会議などの場でリアルタイムにデータ分析が行えるアプリケーション、SAP Digital Boardroomの業界・業務別のテンプレートについてご紹介させていただきます。
成長企業がSAPのクラウドを選ぶ理由【松本山雅FC x Minoriソリューションズ】
作成者:斎藤 広一、投稿日:2017年1月11日
成長企業がSAPのクラウドでハッピーになられたご様子を短めのビデオとともにご紹介する『成長企業がSAPのクラウドを選ぶ理由』シリーズ、第五弾は松本山雅FC様とMinoriソリューションズ様です。Minoriソリューションズ様がSAPクラウドの優位性を活かして松本山雅FCサポーター向けのサービスとアプリを構築しました。
成長企業がSAPのクラウドを選ぶ理由【株式会社ユアソフト様】
作成者:斎藤 広一、投稿日:2016年11月25日
成長企業がSAPのクラウドでハッピーになられたご様子を短めのビデオとともにご紹介する『成長企業がSAPのクラウドを選ぶ理由』シリーズ、その第三弾は、SAP Hybris Cloud for Salesを導入された株式会社ユアソフト様です。
デジタル時代における意思決定スタイルの変革
作成者:栃本 成尚、投稿日:2016年10月27日
デジタル化の波は、企業内の様々な業務に影響を与え、目覚ましいスピードで変化を迫られています。今回のブログでは、デジタル時代の経営会議をサポートするSAPの新しいソリューションをご紹介したいと思います。
SAP S/4HANAをさわってみよう- SAP S/4HANAトライアル環境でCDS Viewを確認
作成者:山澤 雅史、投稿日:2016年9月1日
前回の記事でSAP S/4HANAをお試しいただける環境までご説明しました。今回はQuery Browserなどのツールを使用してSAP S/4HANAの重要な構成要素であるCDS Viewをご紹介。
SAP S/4HANA を可視化・分析できるアナリティクスソリューション
作成者:栃本 成尚、投稿日:2016年4月28日
SAPのアナリティクスソリューションは、SAP S/4HANAと密接に連携し、情報活用の目的や、利用シーンに応じたソリューションをご提供できます。今回は3つのソリューションの概要をご紹介します。
情報活用サービス「BIクラウド」での協業を通じて、富士通とSAPが描くBI市場の未来
作成者:SAP編集部、投稿日:2016年3月17日
SAP は世界で1万社を超える企業とパートナー契約を結んでおり、その中で多くのパートナー企業の皆様はSAP の OEMプログラムを活用して、それぞれの得意分野で独自のソリューションを展開しています。今回は、日本国内のSAPパートナーの中でもひときわ大きな実績を誇る富士通株式会社がSAP BusinessObjectsをベースに提供するSaaS型情報活用サービス「BIクラウド」をご紹介します。
業種特化型ソリューションの価値を高めるSAP Business One
作成者:中村 龍太郎、投稿日:2015年10月21日
米国のビール製造会社が自社ノウハウをSaaSで展開!?「自社ソリューション/ノウハウをどうすれば海外展開が可能&儲かるビジネスにできるのか」をご紹介します。
3倍の物流処理をIoTで実現するハンブルグ港湾局(HPA) –ソリューション画面のご紹介-
作成者:羽石 哲也、投稿日:2015年10月19日
ハンブルク港湾局はコンテナ船、トラック、交通情報など多様なデータプロセスの高速化をSAP HANA Cloud Platformで実現。今回は、物流オペレーター向けアプリケーション画面を解説します。
SAP S/4HANAが生み出す価値を6つのシナリオで解説
作成者:SAP編集部、投稿日:2015年8月14日
財務管理からロジスティック、マーケティングにいたるまで、企業のビジネス部門がどのようなシナリオで、SAP S/4HANAからメリットを得られるのかをまとめます。
SAP Simple Finance 2.0におけるイノベーション――第3回:SAP Integrated Business Planning for Financeによる統合財務計画
作成者:箭野 みゆき、投稿日:2015年8月4日
第3回では新しい統合財務計画機能を提供するSAP Integrated Business Planning for Financeについて、ご紹介します。
SAP Simple Finance 2.0におけるイノベーションーー第2回:新しく生まれ変わった資金管理
作成者:箭野 みゆき、投稿日:2015年7月1日
第2回では、SAP Simple Financeの中で、グループ資金管理機能を担うSAP Cash Management powered by SAP HANAについてご紹介したいと思います。
SAP Simple Finance 2.0におけるイノベーションーー第1回:財務会計/管理会計機能における4つのイノベーション
作成者:箭野 みゆき、投稿日:2015年6月22日
第1回では、SAP Simple Finance 2.0を構成するSAP Accounting powered by SAP HANAにもたらされた4つのイノベーションをご紹介します。
経理・財務部門の変革を実現する「瞬間的洞察力」を得るには
作成者:高橋 正樹、投稿日:2015年5月26日
日本CFO協会の主催により開催されたCFO Executive Forum。第2回は、SAP SE ステファン・カールからSAP Simple Financeとお客様事例をお伝えしました。
SAP HANAは速さの追求からエンタープライズ・プラットフォームとしての魅力の追求へ
作成者:谷川 耕一 氏、投稿日:2015年5月25日
SAP Labs LLCのVenkata Giduthuri氏は、SAP Tech JAMのセッションで「SAP HANAの最新機能とロードマップ」について解説した。
SAP HANAは単なるデータベースではない、アーキテクチャから見直したオープンプラットフォームだ
作成者:谷川 耕一 氏、投稿日:2015年5月21日
2015年5月20日、SAPジャパンは技術者向けカンファレンス「SAP Tech JAM」を開催した。日本でこれだけ大規模にSAP HANAプラットフォームの技術者向けイベントを開催したのは初の試みだ。
業務プロセスを「作る」でなく「選ぶ」――SAP ERPが選ばれる理由とは?
作成者:SAP編集部、投稿日:2015年5月8日
業務プロセスを「作る」のではなく「選ぶ」のコンセプトで柔軟な運用が可能なSAP ERPが少ないコストでも導入できることを解説し、SAP ERPが選ばれる理由をまとめます。
SAP S/4HANAとIoTで実現するアナリティクスの世界
作成者:安池 俊博、投稿日:2015年5月7日
シンプル化したITランドスケープやビジネスプロセスの中で活用されるアナリティクスソリューションに注目して、技術者を取り巻く環境変化について、具体的に考えてみたいと思います。
「データドリブン」な経営によって見えるのは、次の新しいビジネスモデル
作成者:瀧口 範子 氏、投稿日:2015年5月6日
初日のキーノートセッションに登壇した同社ビル・マクダーモットCEOの講演では、「シンプル」「シームレス」「データドリブン」という3つのことばがずっと底流を流れていたようだ。
次世代の保険事業者たる資格とは?――Achmea社の変革を成功に導いた「外部の差別化と内部の標準化」戦略
作成者:SAP編集部、投稿日:2015年4月16日
EXECUTIVE FORUM「保険業を取り巻く環境変化と次世代保険会社の成長戦略」から、激変する保険市場においてSAPシステムを早くから導入したAchmea社の先進的な取り組みをご紹介します。
IoTを牽引するイスラエル発スタートアップ企業――第2回:飲料の正確な注入と販売促進の最適化を図るWeissBeerger
作成者:山本 康史、投稿日:2015年4月10日
今回ご紹介するスタートアップ企業は、ビアパブなどにある樽とタップ(注ぎ口)の間にあるチューブに流量計を接続し、取得したデータをクラウドで処理してさまざまなサービスを展開するWeissBeergerです。
SAPとGEA社がIoT技術を活用して メーカー各社の業務効率向上を支援
作成者:SAP編集部、投稿日:2015年4月1日
SAPはGEA社と連携して、生産設備のコンディションのモニタリングと予防保全に取り組むIndustrie 4.0のプロジェクトについて発表しました。
IoT活用で渋滞解消と処理能力アップを狙うハンブルグ港湾局
作成者:村田 聡一郎、投稿日:2015年3月13日
都市人口が39億人を超えたとされ、世界中で社会問題となっている交通渋滞。この課題を「ハンブルグ港」に集散する「コンテナトラック」に着目して、具体的な解決を図ろうとするハンブルグ港湾局の取り組みを解説。
オムニチャネルでファッション業界を躍進するブルックス ブラザーズ
作成者:土屋 貴広、投稿日:2015年3月4日
ファッション業界のパイオニアとして知られるブルックス ブラザーズは業界でも熱いトレンド「オムニチャネル」に本格的に取り組むなど、競争力を維持するために革新的なIT活用を実践しています。
SAP HANAへの移行がもたらす劇的なコスト変革! 従来型DBとの比較モデルで37%のTCO削減効果を実現
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年12月24日
超高速なデータ処理能力で、大量のトランザクション処理や業務分析、予見分析、テキスト分析などの高度な機能を提供する分散型インメモリー データプラットフォームとして知られるSAP HANA。Forresterの調査結果が示す「SAP HANAによる複雑さの解消=シンプリフィケーション」がもたらすTCO変革についてご紹介します。
会計業務をグローバルにシンプル化する~次世代会計基盤SAP Simple Finance
作成者:SAP編集部、投稿日:2014年12月10日
10月7日に開催されたSAP All Cloud Connectから、今回は弊社の中野浩志による「会計業務をグローバルにシンプル化する~次世代会計基盤SAP Simple Finance」の内容についてレポートしたいと思います。
金融勢力図を塗り替える抜本改革とソリューション――第2回:機械学習が生み出す驚異のマーケティング
作成者:岡田 和也、投稿日:2014年11月4日
金融業界におけるマーケティングは今や、ビッグデータを活用した高度なデータマイニング抜きでは語れないものに変貌しており、イベントドリブン、アクションドリブンで運用されはじめています。
金融勢力図を塗り替える抜本改革とソリューション――第1回:商品中心主義から顧客中心主義へ~基幹系(勘定系)システム大幅刷新の新事実
作成者:鈴木 裕子、投稿日:2014年10月28日
基幹系システムあるいは関連周辺システムを刷新することにより得られるベネフィットは、大きく「お客様個々人のニーズにあったサービス提供による顧客満足度向上」「市場動向などの変化への迅速な対応による収益向上」と「効率性やTCO削減によるコスト削減」の3点に集約できます。