SAP IQのクラウドサービスが開始されました

作成者:伊藤 沢投稿日:2021年8月3日

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ペタバイト規模のデータ処理とデータローディング速度で2つのギネス記録を持つ高速Extremely Large Analytics DBのSAP IQのクラウドサービスは、SAP HANAデータベースのクラウドサービスとして2020年より提供開始しているSAP HANA Cloud内のサービスとして提供されています。

SAP IQのクラウドサービスは、IQからData Lakeに名称が変わっているため、わかりにくいかもしれません。

2021年3月末より新たに可能になったSAP IQのクラウドサービスとしてのData Lakeと、すでに存在していたSAP HANAデータベースの拡張としてのData Lakeの違いは、先に開始されていたサービスが、SAP HANAデータベースを経由してのアクセスに限られていたのに対し、SAP HANAデータベースを経由せずに単独のSAP IQとしての利用も可能になったことです。

これまでのSAP HANA Cloud, Data Lake

単独利用可能になったSAP HANA Cloud, Data Lake

このSAP IQのクラウドサービスであるData Lakeは、SAP IQのMultiplex構成を裏で採用しているため、クラウドでも並列性、パフォーマンス、スケーラビリティー、可用性を実現します。

IQ multiplex

オンプレミスSAP IQのMultiplex構成

SAP HANA Cloudの利用料金は、総Capacity Unit数で決まります。単独利用可能になったSAP HANA Cloud, Data LakeサービスもCapacity Unitの単価は同じです。ただし、Capacity Unitへの換算レートはそれぞれのサービス毎に異なります。

総Capacity Unit数を算出するためのSAP HANA Cloud Capacity Unit Estimatorは公開されていますので、利用するハイパースケーラーおよび利用するサービスを選択して、算出に必要なvCPU数などの項目を入力することで、お客様自身でも必要な総Capacity Unit数を算出することができます。

SAP HANA Cloudのプロビジョニング、インスタンス作成では、SAP HANA Cloud Capacity Unit Estimator同様、サービスがプルダウンで表示されますので、Data Lakeを利用する場合は、Data Lakeを選択し、vCPU数などの必要項目を設定してインスタンスを作成します。下は、SAP HANA Cloud, Data Lakeのプロビジョニングインスタンス作成画面です。

SAP HANA Cloud, Data Lakeプロビジョニング

SAP HANA Cloud, Data Lakeのプロビジョニング画面

オンプレミスIQと同様に使用する場合は、この次の「Step 4」の「Data Lake IQ Advanced Settings」で「Configure to be maximally compatible with SAP IQ」を選択します。
プロビジョニングについてはYoutubeで公開されているデモ(英語)もご参照ください。

単独利用可能になったSAP IQのクラウド版としてのSAP HANA Cloud, Data Lakeについては、すでにマニュアルや、YouTubeビデオなどかなりのマテリアルが用意されていますので、詳細についてはこれらマテリアルでまずはご確認ください。

ラーニングマテリアル

YouTubeビデオ

オンラインマニュアル

 

 

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