DX実現に向けたデザインシンキングから導入までを支援するSAP専業のスペシャリスト集団により、SAP S/4HANA移行を最短4ヶ月で実現
AIや機械学習、高度な分析などの最新技術が組み込まれた、ERPシステム「SAP S/4HANA®」は、業務の効率化や省力化、データに基づいた戦略判断のためのツールを備え、企業のDX促進をサポートします。クレスコ・イー・ソリューション株式会社(以下、クレスコ・イー・ソリューション)では、デザインシンキングによるお客様のビジョン策定の支援から、SAP S/4HANAへの移行やERP適用を含めたSAPソリューションの導入、運用保守まで包括的な支援が可能です。さらに、SAP ERPからSAP S/4HANAへの移行を最短4ヶ月で実現できる、SAP認定パートナーパッケージソリューション「SAP S/4HANA®移行支援サービス MOA」を提供しています。

目次
柔軟性と俊敏性を備えた次世代ERP導入への課題
DXの実現に向けて、製造業や情報通信業、商社、卸売業、ファイナンスなど、さまざまな業界のベストプラクティスを利用できる次世代のERPである SAP S/4HANAをご利用したいお客様にとって、従来のSAP製品であるSAP ERPとは設計が大きく異なる点や、費用対効果を検討する時間を要する点は大きな課題となっています。また、SAP ERPのサポート期限も迫っているため、短期間かつ低コストでのSAP S/4HANAへの移行を実現したいという想いを抱く企業は多いのです。特に中堅中小企業の場合は、移行のための情報収集に人員を充てる余裕がなく、さらに現行システムを導入したメンバーの異動や離職もあり、自社でのSAP S/4HANAへの移行に踏み切れないといった課題を抱えています。SAP S/4HANAへの移行に踏み切れない企業に向けて、クレスコ・イー・ソリューションが提供しているのが、SAP認定パートナーソリューション(QPPS)のSAP S/4HANA移行支援サービス MOA(以下、MOA)です。移行に関してのアセスメント(事前検証)、マイグレーション(環境移行)、オプティマイゼーション(最適化)を一気通貫で支援します。
最短4ヶ月での短期移行を実現するSAP S/4HANA移行支援サービス MOA
クレスコ・イー・ソリューションが提供するMOAは、SAP ERPからSAP S/4HANAへ短期間での移行を可能とするサービスです。製造業、情報通信業、商社、卸売業を中心に、事前検証であるアセスメントから、環境移行を行うマイグレーション、そして最適化を行うオプティマイゼーションまで一気通貫でサポートします。一般的には6ヶ月はかかるとされるSAP S/4HANAへの移行を最短4ヶ月で実現し、30%以上の期間短縮が可能になります。アセスメントフェーズでは、専用ツール使用により最短1ヶ月での標準・アドオン機能の移行作業の洗い出しを実現します。SAP S/4HANAへ移行した場合のアプリケーションの動作の影響を調査したうえで、カスタムコードの修正箇所などの標準機能を含めた現行機の設定状況から移行適合度を考慮して課題を洗い出し、その解消方法とともに工数を見積ります。SAP ERP専用影響分析・テスト管理ツールを使ったソリューションを組み合わせると、プログラムの利用頻度による対応優先度指標を示すなど、より詳細な分析結果を提示できます。
マイグレーションフェーズでは、移行計画を策定し、必要な作業を実施して環境移行を行います。スケジュールなど具体的な計画を立案し、Unicodeへのコンバージョンやアプリ固有のシステム変更対応、システムのアップグレードやデータベース移行などを実施します。先行事例の知見を活かし、リスクを抑えた移行を実現します。

オプティマイゼーションフェーズでは、SAP S/4HANA環境をより活用するためのプログラムやユーザーインターフェースのチューニングを行い、移行結果や修正した機能の検証を実施します。ここでも先行事例の知見を活かした最適化を支援します。
アセスメント、マイグレーション、オプティマイゼーションの参考価格は合計で7,500万円(オブジェクト数:1,000、アドオン数:200、対象モジュール:会計/ロジ/人事の場合)で、アセスメントフェーズだけを切り出して500万円で提供することも可能です。さらにオプションとして、移行後も業務効率やコスト軽減をサポートするリモート運用保守サービス(AMS)も提供するなど、企業のニーズにあわせたサービスメニューを用意しています。

企業の課題に寄り添い、SAPソリューションを「もっと身近に、使いやすく」する
MOAを提供するクレスコ・イー・ソリューションは、1998年の設立からSAPソリューション専業ベンダーとして、20年以上、さまざまな業界の企業ニーズに柔軟に対応してきました。社員の8割以上がSAP認定コンサルタントで構成され、確かなスキルを持つコンサルタントが、中堅・成長段階の企業の問題に寄り添いながら、これまでに蓄積した実績やノウハウを余すところなく提供しています。また、SAPパートナーによるグローバルコミュニティ「United VARs*」にも正式加盟しており、グローバル多拠点のパートナーと連携したERP導入の支援も可能で、企業のグローバルビジネスを強力にサポートします。クレスコ・イー・ソリューションは、お客様の幅広い業務に対応した複数のSAPソリューション導入を可能にするノウハウと実績を有しており、SAPソリューションを「もっと身近に、使いやすく」する適切な提案と導入支援で、お客様の課題解決を導いてきました。中堅・成長企業に適したクラウドERPソリューションの「SAP Business ByDesign」、人財の新たな可能性を発掘し育成するタレントマネジメントの「SAP SuccessFactors」、世界標準の出張・経費管理クラウドサービス「SAP Concur」の導入に加え、SAP ERPシステムを外部システムと連携・データを取得する、自社開発したSAP ERP連携アダプタ製品の「ConnectPlus Series」は、延べ100社以上のお客様が利用しています。さらに、クラウドアナリティクス製品である「SAP Analytics Cloud」を最短5日間で導入できる「Smatics(Smart Analytics)」サービスも提供しています。
SAPソリューションの提供に加え、企業とともにビジネス戦略の画を描くイノベーションの支援も展開しています。専門部門「ヒューマン・セントリック・デザインセンター」をシリコンバレーと日本に設置し、デザインシンキングという手法を用いながら、企業と共にビジネス改善のための潜在的な課題・ニーズの見える化に取り組んでいます。
デザインシンキングを活用して、SAP S/4HANA移行に向けた構想策定を支援するグランドデザインサービスの提供も開始しています。

*:United VARsは、世界各国のSAPパートナーによるグローバルコミュニティのこと。約50社のSAPパートナーが加盟しており、全世界の90ヵ国以上で活動している、SAPグローバルにも正式に認められた非営利団体。
製造業・商社におけるアセスメント事例
アセスメントでは、現行環境の設定状況から課題分析と解決策を提案しており、修正箇所の特定や工数など、納得感の高い報告を提示しています。ここでは、製造業と商社のアセスメント事例を紹介します。製造業A社(売上高300億円規模)の事例
アセスメントにより移行方式を検討するための準備ができたことで、次期基幹システムの方針が決定し、予算計画や中期経営計画推進に役立てました。- 目的
次期基幹システムの選定、SAP S/4HANA移行時のコストや期間を予算計画に利用したい。 - 成果
移行方式検討のための準備ができたことで、次期基幹システムの方針が決まり、予算計画や中期経営計画推進に役立った。 - アセスメントサービス実施期間
4週間
商社B社(売上高700億円規模)の事例
アセスメント結果をまとめたレポートや提案を、移行計画の意思決定に役立てました。- 目的
ハードウェア更改に伴うSAP S/4HANA移行検討にあたり、移行による影響とマイグレーション実施期間を把握したい。 - 成果
移行計画の意思決定に役立った。 - アセスメントサービス実施期間
3週間
しかし、ERPの移行プロジェクトを進行するうちに「移行」が目的となってしまいがちで、移行後の運用計画が立てられない企業も多くあります。クレスコ・イー・ソリューションはSAP S/4HANAへの移行はもちろんのこと、その後の運用や保守まで支援し、SAPソリューションが「もっと身近に、使いやすく」なるようなサポートを目指していきます。
SAP Analytics Cloudを5日間で導入するSmatics(Smart Analytics)
BI、拡張分析、予測分析、プランニング機能が統合されたクラウド環境を提供するSAP Analytics Cloud は、予算データの一元管理や、機械学習によるデータ分析で洞察に基づくアクションの提案をしてくれる予測分析機能が一体となったソリューションです。Smatics(Smart Analytics)は、経営から現場までの意識決定をサポートするSAP Analytics Cloudを、クラウドの柔軟性という特性を活かし、導入まで1週間(5日間)、最小コストでの運用を可能とするパッケージです。>>クレスコ・イー・ソリューション株式会社について詳しく知りたい方はこちら