お客様のDXの第一歩に向けて、300社以上のSAP S/4HANA移行アセスメント実績による、精度の高い移行支援を実現

株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は、20年以上にわたりSAP ERP導入を支援し、300社以上の移行アセスメントで培った知見・ノウハウを活用した、SAP認定のパッケージソリューション「SAP S/4HANA移行トータル支援サービス」を開発しました。コンバージョンの可否を検証する事前検証(プリコンバージョン)から、移行設計、リハーサル、本番機コンバージョン、コンバージョン後のテストまでをトータルでサポートし、移行計画策定や移行におけるコスト最適化に悩みを抱える企業の「SAP S/4HANA®」への移行を、最短6ヶ月間で確実に完了させます。さらに、受注生産型製造業やメディア・コンテンツ業への多数の実績から、専門性の高い業界特有の業務を支えるシステム構築を支援します。

「SAP S/4HANAがもたらすビジネス変革」を妨げる課題とは

SAP S/4HANAは、従来のエンタープライズリソースプランニング(以下、ERP)の機能に加え、ML(マシーンラーニング・機械学習)を使用したデータ活用を可能とします。また、予測データ分析・RPA・AI技術を使用することで、SAP S/4HANAの業務プロセスにおいて、人が手作業で行わなければならないラストワンマイルの複雑な入力業務の自動化も実現。従来のERPとは一線を画し、企業にデジタル化を通じたビジネス変革をもたらします。SAP S/4HANAを活用することで、数々の経営課題解決や業務の効率化、コスト削減などが可能になります。

現在、SAP ERP Central Component (以下、ECC)を使っている企業にとっては、SAP S/4HANAへの移行を検討するべき状況に立たされています。それは、SAP S/4HANAによってもたらされるビジネス変革を享受し、企業の業務効率化や迅速な経営判断、経営課題の解決を実現することはもちろんですが、ECC6.0のメインストリームサポートの終了期限が迫っているからです。

しかし、ECC6.0からの移行には多くの企業が抱える課題があります。例えば、「現用機能はコンバージョン可能なのか」といった課題や、「すべてのアドオンを移行するには工数がかかりすぎるが、不要なアドオンの仕分けもできない」、「最適なコストでの移行計画がわからない」といったものです。これらの課題によりSAP S/4HANAへの移行を躊躇する企業は少なくありません。

また、コストの最適化も大きな課題の一つとなっています。コンバージョンの工数が把握できないと、SAP S/4HANA移行にかかるコストの算出は困難です。確実なコンバージョンを行うには、適切なコンバージョンステップに基づいた移行計画を策定する必要があるため、一定の知見やスキルが求められます。
こうした課題により、企業はますますSAP S/4HANA移行に、二の足を踏むことになってしまうのです。

ISIDは、こうした企業の課題を解決するため、事前検証からコンバージョン後のテストまでをトータルでサポートするSAP認定パートナーパッケージソリューション(QPPS)「SAP S/4HANA移行トータル支援サービス」を開発しました。

最短6ヶ月でSAP S/4HANAへのコンバージョンを支援

SAPのパートナー企業であるISIDは、20年以上のSAP ERP導入経験を活かし、SAP ERPに関するさまざまな独自ソリューションを開発してきました。これらのソリューションの提供を通じて、企業の業務の高度化やSAP ERPの投資価値最大化に貢献しています。
SAP S/4HANA移行トータル支援サービスは、ISIDがあらゆる業種・業界の企業の“SAP S/4HANAへの移行に関する課題を解消する”ために開発したサービスです。
さらにISID は、多品種少量生産、マス・カスタマイゼーションへの転換を進めている受注生産型製造業を中心とした製造業や、コンテンツ別損益管理・ロイヤリティ計算等を実装したいメディア・コンテンツ業界など、いわゆるERPの導入が難しいと言われる業界において多くの実績、対応できるソリューションを有しています。専門性の高い業界特有の業務を支えるシステム構築を、顧客以上に業務を知りつくしたスペシャリストがサポートします。

SAP S/4HANA移行トータル支援サービスとは

SAP S/4HANAへのコンバージョンに必要な各環境の構築をサポートするサービスです。SAP ERPに深い知見と豊富なノウハウを持つISIDが最適なスケジュールを策定することで、確実にコンバージョンを進めることができます。移行にかかる期間は最短6ヶ月、費用は4,000万円~です。
本番機のプリコンバージョンから移行設計、開発/検証機構築、アドオン修正・単体テスト、移行リハーサル、本番機コンバージョンまでの全ての工程を一気通貫でサポートします。
企業がSAP S/4HANAに求める機能(アドオンの要否、マスターの整備等)や、移行に伴う課題(大容量データ移行のダウンタイム計測・予測)など、さまざまな要望に対して適切なアプローチ・コストを算出します。これは、日本企業約300社に対するアセスメント実績のあるISID*だからこそ実現できる強みです。特に、移行に必須となる作業範囲の特定や、コストの見積もりなどを、事前の検証を通していかに正確に行うかをお悩みのお客様には、高い評価を受けています。

また、このサービスの特長は、本番機へプリコンバージョンを実行できる点です。既存環境を調査し、前提条件となる実機チェックを行ったうえで、コンバージョンの可否を検証。その後、本番機をコンバージョンすることで、SAP S/4HANA移行の精度や確度を高めることができます。

*:ISIDは2009年以来、アセスメント(影響度分析)ツール「Panaya」の日本国内No.1の販売代理店であり、数多くの企業に対してアセスメントサービスや技術サポートをしてきた実績を持ちます。

ISID:SAP S/4HANA移行トータル支援サービスのご説明動画(別ウィンドウで開きます)

コンバージョンの付加価値を高めるオプションサービス

ISIDは、コンバージョンの付加価値を高める各種オプションサービスも提供しています。
その一つが、「SAP ERP活用ITロードマップ策定支援サービス」です。ISIDの経験豊富なコンサルタントが、企業の社内システムを調査・検討し、移行計画に関するロードマップを策定します。
このオプションサービスを利用することで、企業は自社内のシステムを把握でき、さらにSAP S/4HANA移行に必要な事前作業やリソースなどを明確化できます。これにより、適切なコンバージョンステップに基づいた移行計画が実現します。

そのほか、リアルタイム分析用のFioriを実装するなど、アプリケーションのカスタマイズやアドオンに対応する「Fiori機能追加サービス」、既存のアドオンプログラムの全改修を行う「アドオン改修サービス」、事業計画や予算編成などを一つのシステム上で統合化する「BPC導入サービス」、旧本番機のデータをSQL Serverに退避し、いつでも閲覧可能にする「SAP ERPデータ退避サービス」など、多様なオプションサービスを提供しています。

大和ハウス工業株式会社における事例:アセスメントをわずか2ヶ月間で完了。SAP S/4HANAへの移行に向けて確実な一歩へ

日本屈指の住宅総合メーカーである大和ハウス工業は、SAP S/4HANAへの以降に向けて発足させたアセスメントプロジェクトにおいて、アセスメントツール「Panaya」とISIDが提供するSAP S/4HANAアセスメントサービスを提供。精度の高い事前検証を短期間で実現しました。

詳細はこちら

社会やビジネスにとって先行きの予測が難しいVUCA時代に突入したとされる昨今。企業にとって、業務効率化やコスト削減を通じた競争力向上は至上命題とも言えます。そして、その実現のためには、自社のデジタル環境を刷新し、新たな価値を生み出す体制を構築する必要があります。それを実現するための第一歩となる取り組みが、SAP S/4HANAへの移行なのです。

SAP S/4HANA移行トータル支援サービスは、移行の必要性は理解していながらも、「第一歩」を踏み出すことができないでいる企業のスムーズかつ確実なコンバージョンを実現し、SAP S/4HANAを活用したデジタル変革をサポートしていきます。

>>株式会社電通国際情報サービスについて詳しく知りたい方はこちら

関連タグ