地方企業の救世主?ERPによる情報可視化で“勝てる”企業に生まれ変わる

現代のビジネスにおいて、さまざまな情報を巧みに活用することは企業の浮沈にかかわります。特に首都圏や大都市圏と地方の情報格差は激しさを増す一方で、これを是正することが勝てる企業に生まれ変わるためのヒントになります。まずは外部環境・内部環境の一元化、可視化から始めましょう。

ヒト・モノ・カネに加え、企業の第4の資産として定着しつつある「情報」。実は4つの資産のうち、環境によって最も大きく左右されやすいのが「情報」といえます。特に首都圏と地方の情報格差は依然として大きく、情報の取り扱い方が企業の命運を分けることもあるのです。では地方の中堅・中小企業が成長し、勝ち続けるためにどういった情報戦略が必要なのでしょうか。

「内部環境」と「外部環境」の整理

企業規模や立地に関わらず、「情報」という観点で今後の成長戦略を描いていくためには「内部環境」と「外部環境」の整理から始める必要があるでしょう。例えば、マーケティングの定番ともいえるSWOT分析でいうところの「強み」「弱み」「機会」「脅威」がこれに該当します。自社の強みと弱みを把握し、今後どういったビジネスチャンス(機会)が考えられるか、市場やライバル企業の動向がどういった脅威をもたらすかなどを整理していくわけです。 それでは、この整理に必要な情報とは何でしょうか。内部環境、外部環境の整理には財務、人材(人事情報)、生産力、流通チャネル、営業力など、部門ごとに詳細な情報が必要となるのです。これはいわば、会社が保持している情報すべてといっても過言ではありません。必要となる情報量が膨大で、広い業務範囲に影響が及ぶことから、日ごろから情報を蓄積・整理しておく必要があります。

正確かつ効率的に情報を可視化する

必要な情報を集めた後、次はそれらを経営戦略に生かせるよう、可視化する必要があります。このとき、人の手による作業だけでは十分な可視化は難しいといえるでしょう。現代のビジネス環境をとりまく情報量は年々肥大化しており、社内の情報を可視化するだけでも相当な労力が必要になるからです。また、情報の可視化に手間取っている間にも、日々新しい情報が蓄積されていきます。ヒトやモノ、カネの出入りは企業活動の根幹ですから、これを止めることはできません。日々増え続ける情報を巻き取りつつ、既存の情報を可視化していく作業は、想像以上の負担を企業に強いるでしょう。また、可視化すること自体に躍起になってしまっては、本来の目的を見失いかねません。情報の可視化はあくまでも手段であって目的ではないからです。大切なのは、企業が自らの状況を正確に把握することです。したがって、可視化の作業にリソースを割かれてしまっては、本末転倒になり兼ねないのです。

地方企業こそ、情報力で勝負できる

ITの進歩により、地方企業でも首都圏の企業でもアクセスできる情報源に大きな差はなくなってきています。情報の「量」よりも、情報の扱い方が勝負を分けるといっても過言ではありません。 情報の可視化で自社の状況を把握し、「勝てる企業」に生まれ変わる。この目的を達成するためには、情報の蓄積と可視化を半自動化し、いつでも閲覧できるよう整理しておく必要があります。ここで役立つのがERPです。ERPは、日常業務のなかで蓄積され続ける情報を整理・可視化し、そこから導き出される経営戦略を実行し、その結果を検証して企業体力を強化していくために欠かすことのできないツールです。情報の蓄積⇒整理⇒可視化⇒実行⇒検証という一連の過程を、スムーズかつ効率的に回し続けるためのカギになり得ます。ERPでは財務、人事、販売、在庫、取引先や仕入れ先情報など、部門ごとに正確なデータを蓄積し続け、なおかつそれらが相互に連携するような仕組みになっているからです。ERPが稼働し続けるなかで蓄積された情報を整理すれば、企業力強化のヒントになる有効な可視化が可能になるといえるでしょう。 中堅・中小企業の経営者は、多額のIT投資を敬遠する場合もあります。それもそのはず、IT投資は導入コストが大きくなりがちで、なおかつ運用コストも必要になってきます。しかしSAPのクラウドERP「SAP Business ByDesign」は、スムーズかつローコストな導入・運用が可能です。また、SAP Business ByDesignを活用すれば、立地による弊害を大幅に補うだけの情報を蓄積・可視化し、企業の資源として生かすことができます。なぜなら、SAP Business ByDesign は、世界中から支持され続けてきたSAP ERPの機能を継承しており、企業にとって最も重要なヒト・モノ・カネを一元的に管理する機能を備えているからです。

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