システム稼働後のITコストを最小化。運用コスト削減はクラウドERPで実現

ITコストのうち、実に7割以上がシステム稼働後に発生するといわれています。しかしクラウド化されたシステムであれば、この負担を大幅に削減可能です。また、コスト削減によって得られた資金をイノベーションへ投資することで、さらなる成長が期待できます。

リーマンショック以後、IT投資は順調に回復を続けています。事実、2016年にはリーマンショック後の最高値を記録。しかし、ITシステムは導入後の運用・保守にかかる費用が大きく、経営の足かせになるケースもあります。特に導入コスト、運用・保守費用が膨れ上がりがちな基幹システムならなおさらです。今回は、ITコストを最小化し、さらなる成長を目指すための仕組みとしてクラウドERPを紹介します。

導入後に発生するITコストが企業の足かせに

次々と登場してくる新たなテクノロジーを取り込み、ビジネスに活用していく努力は、現代の経営者に欠かすことのできない要素といえるでしょう。クラウドやビッグデータ、SNS、モバイルの活用が、企業の基盤と競争力を強化していくからです。しかし、ここで問題になるのがITシステム導入後の保守・運用費用です。 ITコストの7割を占めるともいわれるこのコストが足かせとなるのです。
その結果、急拡大するデータの有効活用、セキュリティーの強化など、売り上げに直結しにくい課題に対しての取り組みは後手にまわりがちだといえます。特に自社内で専用のハードウェア、ネットワーク環境を抱える「オンプレミス型」システムの場合、その維持費は膨大な額に達するでしょう。また、システム運用・保守に対する専用の人員確保が必要になります。
いくら導入費用が安く済んだとしても、経営の足かせになるようなIT投資では意味がありません。こういった企業が抱える悩みを解決する手段として、クラウドERPに注目が集まっているのです。

導入・運用・保守の負担を軽減するクラウドERP

ITシステムのなかでも、企業の屋台骨ともいえる基幹システムは企業活動の要です。この基幹システムは、1990年代以降、ERPによって支えられてきました。しかし、ERPの導入・運用・保守には膨大な費用がかかり、経営上の課題となることが多かったことも事実です。例えば、

  • ハードウェアの保守期限切れを理由にした大規模なリプレイス(入れ替え)
  • 5年前後のサイクルで必要となるインフラの全面的な見直し
  • プログラムの不具合対応
  • 法改正に対応するためのアップグレード及び機能改修

などがこれに該当します。
こういった企業の重荷になり得るIT資産を、すべてオンプレミスからクラウドへ移行することにより、大幅なコスト削減が実現できるのです。
まず、クラウドERPではサーバーやネットワーク機器といったハードウェアを自己調達・保有する必要がありません。
さらに、これらの保守契約費用、運用・管理の人件費、アップデートやリプレイスの費用も微々たるものです。 加えて、企業のIT基盤を外部に置くことで、有事(災害やサイバー攻撃など)の際に事業が継続不能になるリスクも軽減できます。

クラウドERPで圧縮したコストをほかのイノベーションに活用

導入後の運用・保守費用を削減できれば、企業の成長力強化に投資する余裕が生まれます。クラウドERPの導入によって最小化した運用・保守費用を、イノベーションに回すのです。
これにより、AIやIoTといった新しいテクノロジーをビジネスに組み込み、利益率やシェア拡大を狙う戦略が見えてきます。また、クラウドERPはこれら先進的なテクノロジーとの親和性が高く、司令塔的な役割を果たすことも見逃せません。

経営のベストプラクティスを結集したクラウドERP「SAP Business ByDesign」

SAPの中堅・中小企業向けクラウドERP「SAP Business ByDesign」は、クラウドERPの利点を結集した製品といえます。その土台となるのは、長年世界のトップを走り続けたSAP ERPの持つ経営のベストプラクティス。世界中のビジネスを支え続けてきたSAP ERPを、より軽量かつ柔軟に洗練したクラウドERPが「SAP Business ByDesign」なのです。中堅・中小企業の持つ強みを阻害することなく、短期間でビジネス環境をブラッシュアップする秘策が、「SAP Business ByDesign」には込められています。

中堅・中小企業の強みを知り尽くした「SAP Business ByDesign」は、陰になり日なたになり、そのビジネスを支え続けるでしょう。また、「SAP Business ByDesign」が提供するフレキシブルで即時性に富んだ環境は、企業の成長力強化にも貢献するはずです。