PDCAのつもりがPDPDに… 効果検証サイクルを回す2つのコツ

事業成長の基礎ともいえるPDCA。この言葉自体はご存知かと思いますが、実際にしっかりとこのサイクルを回せているでしょうか? やりっぱなしになってはいませんか? C(効果検証)の地点でつまずくことも多いかもしれません。ここでは、PDCAサイクルを回す2つのコツをお伝えします。

事業成長の基礎ともいえるPDCA。4文字の示す意味を知っている人でも、実際にしっかりとこのサイクルを回せているでしょうか? PDCAサイクルのうち、多くの人がつまずく地点はC(効果検証)かもしれません。「施策を計画(P)して実施(D)したものの、効果検証(C)するためのデータが取れていない、もしくはデータを取っただけで行動(A)に進んでいない」という可能性が考えられます。PDCAサイクルを回す2つのコツをお伝えします。

数値化できる目標を定めることが第一歩

PDCAのCのプロセスをしっかりと実践するためには、施策の目標を数値化(定量目標)することが必須です。もちろん、ビジネス上の目標には、数値化が難しい定性的なものもあるでしょう。しかし、定量目標に比べて定性目標は達成度合いが測りにくいほか、長期的な観察が求められます。まずは、定量目標をもとにした施策を実施することで、目標を達成できたかどうか、PDCAがきちんと行われているかどうかを客観的に判断します。

道筋をわかりやすくあらわそう

数値だけを追ってしまうと、「なぜそうなったのか?」が見えてこないことも。数値の集計だけではなく、そこにいたる道筋も意識することが必要です。そのためには以下の2段階のアクションが必要になります。

  • 定量的な目標を設定する。
  • 目標達成にいたる道筋を、数値だけではなく、時系列やセグメント化されたデータで観察する。

定量的な目標であっても単なる数値の羅列を眺めているだけでは、見えるものも見えなくなってしまいます。昨今のマーケティング戦略立案者に求められているのは、「データの見える化」。数値をわかりやすく可視化することで、担当者のみならず他部門や経営陣とも、データをもとにした意思疎通が図りやすくなるのです。

次の一手として、データの可視化について見ていきましょう。

数値と道筋はチャートやグラフで可視化する

効果検証をする際には、Excelの表やグラフを見ながら良かった点、悪かった点を判断することが多いでしょう。Excelはビジネスマンにとって優秀な相棒ですが、それだけでは見えてこないものもあります。

そこでおすすめするのが、「SAP Analytics Cloud」です。「SAP Analytics Cloud」には、「データの分析・可視化を行うBI(ビジネスインテリジェンス)機能」、「予算・計画管理を行うPlanning機能」、「予測・相関分析を行うPredictive機能」の3つが備わっています。

BI機能を活用すると、ユーザーの手元にあるCSV・Excelデータのほか、基幹システム上のデータやデータベースまで、あらゆる情報を取り込んで、わずか数ステップで見栄えのよいグラフを作成することができます。グラフのほか、位置情報を持ったデータであれば、地図上にマッピングも可能です。Excelのグラフ機能よりも多角的にデータの可視化が行えます。

「SAP Analytics Cloud」によるデータ可視化の強みは、Predictive機能にあります。Excel上で将来的な予測分析を行う場合、まずロジックを考え、過去データから積み上げたグラフ上に将来予測を描画しなくてはなりません。非常に困難を伴う作業になるでしょう。その点、「SAP Analytics Cloud」のPredictive機能を使えば、クリックひとつでチャート上に未来予測が描き出されます。

数値化できる目標を定めることが第一歩

PDCAのC(効果検証)が適切にできれば、あとはその検証結果をもとに次の打ち手であるA(行動)を企画し、実行することができます。仮説無きA(行動)にならないよう、Cは特に念入りに、かつわかりやすくする必要があるのです。上記2つのポイントを意識して、ビジネスの基本となるPDCAサイクルを回していきましょう。

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